みなさんこんにちは。
吾妻聖子です。
毎月1つのお取り寄せジャンルから、気になるものをピックアップしている
この連載。最終回は「大人の栗羊羹」です!
今年で創業400年という、京都の老舗中の老舗!亀屋清永さんが作ったもの。
1617年から伝統をまもりつつ、常に新しいものを追求し歩みを止めない、
そんな亀屋清永が作り出した、渾身の栗羊羹です。
11月のテーマ:栗のお菓子 ④大人の栗羊羹
見てください。ため息が出る程素敵なこのパッケージ。
洋酒の箱を思わせる、レトロでオシャレで品があるデザインです。
この箱をどうぞと頂いたら、誰でもテンションあがってしまいますよね。
栗羊羹といえば、羊羹の世界の最高級品というイメージがあります。
それをこんなセンスの良い箱でギフトにするなんて、すばらしいです。
では、あけてみます!
うわ~!!きれい!!
すごいです!昔話に出てくる玉手箱ばりに、箱の中身が輝いています。
「栗羊羹」ときいて、思い浮かべる姿とはかけ離れた、美しく輝く宝石のような
羊羹です。
まず1番上には金色に輝く大きな和栗が3つ、澄んだ琥珀の中で
輝いています。
そして、その下には、いわゆる小豆の羊羹が。
全体的に、下の羊羹にまで透明感とつやがあり、見た目にも楽しませてくれる
本当に美しい羊羹です!
では、いただきます!!
ん~~!!
口にふくんだだけで、ブランデーの香りが鼻に抜けていきます。
寒天のカシャカシャともいえる楽しい歯触りの中に、和栗の香りと甘み。
芳醇なブランデーの香りと、ねっとりとなめらかな小豆が混ざり合い
幸せな気持ちがむくむくふくれあがるお菓子です。
そして、こんなに何層にもなっているのに、この中の主役はやっぱり栗なんです。
栗の香りと甘みがダイレクトに伝わって来て、
他の要素がすべて、栗本来の味を邪魔しない、むしろ引き立てているんです!
これ、本当に美味でございます!
ブランデーのせいでしょうか?
食べると、和菓子にも洋菓子にも分類されない新しいジャンルを感じます。
まさに大人の栗羊羹!
しかもわたしすごいことに気づきました!
なんと一番下の羊羹も、よ~くみると色が2層に。合わせて3層にわかれているんです。
写真でわかりますか?スゴくきれい!
粋ですよね~
これはどんなグルメな人の目も舌も喜ばせる事と思います。
是非是非みなさまもこの美術品のような、絶品羊羹をお試しください。
そして、ここぞというときに、ギフトにしてみてはいかがでしょうか?