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お鍋をさっぱりといただくならキリリと酸っぱい「柚子ぽんず」vol.24

2023/12/25

こんにちは! 羽田美智子です。
2023年も残りあとわずかとなりました。
みなさまも、さぞ忙しく過ごされているのではないでしょうか。
お食事、きちんと召し上がれていますか?

せわしくて、食事の支度をする時間がない、あれこれ作る体力気力もないというときは、お鍋に限ります!(というのは、私だけ?)
お鍋なら、たくさんのお野菜もペロリといただけますし、魚介や肉などから旨みたっぷりのだしが出て、おいしさも栄養も満点。体も芯から温まりますよね。

今回ご紹介するのはお鍋のお供、「柚子ぽんず」です。
製造しているのは、香川県小豆島で100年以上続く老舗の「やまひら醤油」さん。
大豆と小麦、塩のみを使って、創業当時からの杉桶でていねいに醤油作りを続けている、私が大好きな醤油蔵です。

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原材料は、醤油(本醸造)、柚子果汁、醸造酢、砂糖、風味原料(かつお節、さば節、こんぶ)、
食塩(原材料の一部に大豆、小麦を含む)。

安心安全でおいしいやまひら醤油さんの醤油に、高知県産の柚子の果汁とだしをブレンドしたのが、「柚子ぽんず」。その特徴であり、私がとくに気に入っているのが、キリリとした酸っぱさなんです。

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やまひら醤油をお訪ねして、4代目の山口和久さんにお話を伺ったときの写真です。
”天然の味”にこだわって材料を吟味し、手間を惜しまずに醤油作りに励まれていました。

多くのぽんずは、やや甘めに仕上がったものが多いように思います。もちろん、それもおいしくて好きなのですが、素材(お鍋の具)そのものをもう少し味わいたいな、と感じることがあるんですね。
その点、この「柚子ぽんず」は、醤油とだしの旨みはありながら柚子本来の酸っぱさがきいています。だからキレがあって、湯豆腐やお鍋をさっぱりいただきたいときに、最高なんです。

当連載の第3回目で「『ねじめびわ茶』で豚のしゃぶしゃぶをすると後味さっぱりで、いくらでも食べられます」とお話ししましたが、その際に「柚子ぽんず」を使うと、本当にさっぱり、すっきり食べられます。今の時期なら、ぶりしゃぶや鶏の水炊きもいいですね。

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餃子や焼売など点心との相性もバッチリ。

お鍋のほかにも、餃子や焼売、天ぷらや焼肉をいただくときのタレとしても向いていますし、ごま油などと合わせてドレッシングにしても、柚子の香りが引き立ちます。

私も、最初は「酸っぱい!」とびっくりしたのですが、余計なものが入っていないので味に飽きることなく、逆にクセになって(笑)、今では「柚子ぽんず」を手放せません。
お鍋で体を温め、柚子でビタミンCを補給できているせいでしょうか、ここ何年も冬に風邪を引いたことがないんですよ。

年末年始、家族やお友達とお鍋を囲む楽しい食卓に、ぜひ「柚子ぽんず」をどうぞ!

<撮影/高村瑞穂 取材協力/鈴木裕子>

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