[{"data":1,"prerenderedAt":305},["ShallowReactive",2],{"post:\u002Fcolumn\u002Fitoakira\u002F13657":3,"sidebar":158,"main-footer:\u002Fcolumn\u002Fitoakira\u002F13657:column:itoakira::":219},{"id":4,"title":5,"body":6,"categories":140,"category":142,"columnist":141,"credit":143,"date":144,"description":30,"extension":145,"image":146,"items":143,"meta":147,"navigation":148,"path":149,"recommend":143,"relations":143,"seo":150,"showDate":151,"stem":152,"tags":153,"wpId":156,"writer":143,"__hash__":157},"posts\u002Fcolumn\u002Fitoakira\u002F13657.md","東京都新橋「末げん」たつた揚げ定食",{"type":7,"value":8,"toc":137},"minimark",[9,16,20,34,41,44,47,50,56,62,65,68,76,82,88,94,100,103,109,115,124,131,134],[10,11],"div",{"className":12,"style":14,"ariaHidden":15},[13],"spacer","height:32px","true",[17,18,19],"p",{},"文豪や政治家が愛した鳥鍋の店で、食堂感覚でランチできる幸せ",[21,22,26],"figure",{"className":23},[24,25],"wp-image","text-center",[27,28],"img",{"src":29,"alt":30,"loading":31,"width":32,"height":33},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002F98bb2a1a74621e0f94cc663fb058666b.jpg","","lazy",620,420,[17,35,36,37,40],{},"ぼくは平成のスタートともに、生まれ故郷の大阪を離れ東京に出てきた。",[38,39],"br",{},"\n単純にいってしまえば、当時勤めていた会社の異動である。",[17,42,43],{},"まだ今のような執筆活動はしていなかったものの、大阪時代から当然食いしん坊で呑み助。東京に異動となって暮らし始めたら、さてどこから攻めようか、大阪時代からワクワク。かなりの精度で行きたい店リストはできあがっていた。",[17,45,46],{},"過去も今も、飲食と同じぐらい好きな読書の影響で、小説家が通った店にはさらに興味があった。東京は、文豪が好んだ店の数も大阪の比ではない。しかし、太宰治の写真が残っている銀座の某バーなど、高いうえに決してカッコよくもなく、まるで観光名所化して、昔の面影を見出すことが叶わなかった経験も数多くあった。",[17,48,49],{},"中でもぼくは三島由紀夫の大ファン。そのほとんどを読破している。ゆえ、三島が自殺する一週間ぐらい前に訪れたらしき新宿の「どん底」に、まずは行ってみた。30年前も今も、デカダンスな煌きを残しつつ常連で混み合っているこの店は、酎ハイの元祖といわれるどん底カクテル、通称「どんカク」で悪酔いしながらも、かなりの頻度で通った時期もあった。",[21,51,53],{"className":52},[24,25],[27,54],{"src":55,"alt":30,"loading":31,"width":32,"height":33},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002Fe41c8e3018011362ad47899e8d70861c.jpg",[17,57,58,59,61],{},"さらに踏み込んでミシマを感じる店は、新橋の「末げん」だ。",[38,60],{},"\nここは、三島が割腹自殺をする前日、つまり昭和45年11月24日の夜に実際に訪れた。「末げん」は料亭と呼ばれるハイクラスのカテゴリで鳥鍋が有名。新橋駅の真ん前にあり交通も至便で、三島由紀夫に限らず、著名な作家・政治家も多く利用していた。一説によれば、三島は奥様と結婚前にこの店の個室で初めてキスをしたとも伝えられている。",[17,63,64],{},"しかし、東京に異動したばかりのぼくには、そんな鳥鍋をいただく財力も接待相手もない。ところが「末げん」には、元々お車の運転手さんへのまかないとして提供していたメニューがいくつかあり、それをランチタイムに提供していたのである（といっても、当時のぼくには頻繁に行けるランチ価格ではなかったが）。",[17,66,67],{},"その後、時代の趨勢か、黒塀は取っ払われそこにビルが建った。「末げん」はもちろんその場に残り、ビルの中とは思えないほどの風情で、格式高い新橋の料亭として、現在も営みを続けている。",[21,69,71],{"className":70},[24,25],[27,72],{"src":73,"alt":30,"loading":31,"width":74,"height":75},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002F530d0f39f82ab1770460a600a171a113.jpg",465,350,[21,77,79],{"className":78},[24,25],[27,80],{"src":81,"alt":30,"loading":31,"width":74,"height":75},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002Fe0be9635d5d18aacf794f0b7eb3269d7.jpg",[17,83,84,85,87],{},"食堂取材というテーマなので、もちろんぼくが今回おじゃましたのもランチタイム。三種類の鳥料理定食が秀逸だ。もっとも著名なメニューは、鳥類のミンチを使った親子丼。ドライバーさんに提供していた歴史を感じる一品。他に、たつた揚げと称する鳥のミンチカツ、そして唐揚げ。",[38,86],{},"\n伝統的な江戸前風甘辛い親子丼もいいが、ぼくは「たつた揚げ定食」が好み。このミンチカツのバランスのよさ、鳥肉と思えないジューシーさはここでしか味わえない。",[21,89,91],{"className":90},[24,25],[27,92],{"src":93,"alt":30,"loading":31,"width":74,"height":75},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002Fd322c892910e23b1765738acaea7712a.jpg",[21,95,97],{"className":96},[24,25],[27,98],{"src":99,"alt":30,"loading":31,"width":74,"height":75},"\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002F37f70282966060822bfbdc0ceb0c7785.jpg",[17,101,102],{},"三島由紀夫が前夜に来訪した当時の女将さんは今でもご健在である。お女将さん個人としては、三島来訪と喧伝されることも、三島の行為が猟奇的や狂気として当時は騒がれたことも、辛すぎてしばらく口を閉ざしておられたと静かに話される。",[17,104,105,106,108],{},"多くの小説家は、精神的な病や作品を書き続けることができなくなって命を絶つケースが多い。しかし三島の場合は、遺作が最高作なのは後々の読者が評価するところで、これからいくらでも傑作が書ける人であった。そして、最高傑作「豊穣の海」の最終稿を書き終えきちんと送ってから、初めて行動に及んだ。",[38,107],{},"\n芸術家として純粋な意志を貫き通した、日本を憂う人間としての一面を、女将さんは一番肌で感じておられたことだろう。",[17,110,111,112,114],{},"ぼくがこんな話を女将さんに力説したら、ほんのりと涙ぐまれ、分ってくださる方にうちの店に来ていただけて嬉しい、と言われた。",[38,113],{},"\n観光名所などではない。歴史的文化財的にも稀有な名店だ。",[17,116,117,118,120,121,123],{},"没後かなり経ってから、師匠であった川端康成と三島由紀夫との往復書簡集が上梓された。そして、川端に対し送った最後の手紙の一節がこうだった。",[38,119],{},"\n「時間の一滴々々が葡萄酒のやうに尊く感じられ、空間的事物には、ほとんど何の興味もなくなりました。」",[38,122],{},"\n葡萄酒をこよなく愛する一人として、ここまで象徴的にワインを言い表した言葉は他に見つからない。三島の一文は、いつまでも深くぼくの脳裏に刻まれることとなった。",[17,125,127],{"style":126},"text-align: left;",[128,129,130],"strong",{},"SHOP INFORMATION",[17,132,133],{"style":126},"▶　店名　末げん\n▶　住所　東京都港区新橋2-15-7 Ｓプラザ弥生ビル１Ｆ\n▶　営業時間\n11:30～13:30\n17:00～22:00",[17,135,136],{"style":126},"▶　定休日　日・祝定休、土曜日不定休\n▶　TEL　03-3591-6214",{"title":30,"searchDepth":138,"depth":138,"links":139},2,[],[141,142],"itoakira","column",null,"2018-03-29T13:00:34","md","\u002Fimg\u002F2018\u002F03\u002F265035fb1725a8a1267b200deabceb91.jpg",{},true,"\u002Fcolumn\u002Fitoakira\u002F13657",{"title":5,"description":30},false,"column\u002Fitoakira\u002F13657",[154,155],"東京","連載",13657,"GT4wK7J5v7IceJTuo8mecG0Zre7hNsAVOXOtXE80IRc",{"rankingPosts":159,"keywords":204},[160,170,178,188,196],{"path":161,"title":162,"description":30,"date":163,"category":164,"columnist":165,"tags":166,"image":169},"\u002Fgourmet\u002F53823","人気NO.1の道の駅「川場田園プラザ」が発信するプレミアムなヨーグルトとチーズ","2024-11-29T13:23:03","gourmet","pd",[167,168,155],"群馬","社長インタビュー群馬","\u002Fimg\u002F2024\u002F11\u002F7574528300cd70bce6c28a6f094a7bc7.jpg",{"path":171,"title":172,"description":30,"date":173,"category":164,"columnist":165,"tags":174,"image":177},"\u002Fgourmet\u002F40178","京都土産で大人気「阿闍梨餅（あじゃりもち）」で有名なお店、満月。その名をとった看板菓子「満月」にも注目！","2024-03-11T16:26:59",[155,175,176],"京都","社長インタビュー京都","\u002Fimg\u002F2024\u002F03\u002Fd1551e4ec5c69d36af193b34f9d03a50-1.jpg",{"path":179,"title":180,"description":30,"date":181,"category":164,"columnist":143,"tags":182,"image":187},"\u002Fgourmet\u002F17040","人気上昇中！ １万円以下の“おひとりさま”おせち５選","2018-11-15T11:00:07",[154,175,183,184,185,186],"熊本","兵庫","福岡","5選","\u002Fimg\u002F2018\u002F11\u002F9ebaa337a4741988b6cee180c711985e.jpg",{"path":189,"title":190,"description":30,"date":191,"category":164,"columnist":165,"tags":192,"image":195},"\u002Fgourmet\u002F25822","南大阪独自の食文化「油かす」がおいしさの秘密「かすうどん」","2022-07-29T13:52:04",[155,193,194],"大阪","社長インタビュー大阪","\u002Fimg\u002F2022\u002F06\u002FIMG_5640_top.jpg",{"path":197,"title":198,"description":30,"date":199,"category":164,"columnist":165,"tags":200,"image":203},"\u002Fgourmet\u002F50639","「リアルにうまい！」横浜で創業130年、出川哲朗さんの実家・蔦金商店の「元気のりのり」","2024-10-17T13:35:43",[155,201,202],"神奈川","社長インタビュー神奈川","\u002Fimg\u002F2024\u002F09\u002F517dbba91b69ffca5384aadad8cc5f58.jpg",[205,206,175,207,154,208,185,209,210,211,183,201,212,213,214,215,216,217,218,167],"ギフト","北海道","羽田美智子","パン","沖縄","スイーツ","高知","鹿児島","手土産","和菓子","チョコ","ご当地","愛媛","海鮮",{"relationPosts":220,"randomPosts":221,"latestPosts":279,"recommendPosts":304},[],[222,229,236,244,252,258,266,273],{"path":223,"title":224,"description":30,"date":225,"category":164,"columnist":165,"tags":226,"image":228},"\u002Fgourmet\u002F68224","凍ったままフライパンへ！ふっくらおいしい「低温熟成無添加骨なし干物切身セット」","2026-04-08T13:52:47",[155,185,227],"社長インタビュー福岡","\u002Fimg\u002F2026\u002F03\u002F74cf2fff7ec8412b2b05fae6a48b5cc3.jpg",{"path":230,"title":231,"description":30,"date":232,"category":164,"columnist":165,"tags":233,"image":235},"\u002Fgourmet\u002F69808","生乳エイジングで濃厚なコクとすっきりした後味！北海道・町村農場のロングセラー「あじわい 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