こんにちは。フードコディネーターの梶山葉月です。
春を感じる代名詞と言えば「筍(たけのこ)」。
掘りたてはトウモロコシのような香りと甘みがありほくほくです。
毎年4月の初めから2週間ほどが、伊豆の実家の筍のシーズンです。
3月後半のこと。待ちきれずに父に連絡をして筍を送ってもらいました。収穫は手のひらサイズの筍4本。
父が山にいくと、ところどころ土を掘ったあとがあり筍の皮だけが残っていたそう。
イノシシが筍のおいしさを知っていてまだ顔を出す前の筍だけを食べてしまうそうです。
土から出た大きな筍は食べないで残したまま。
「あいつら(イノシシ)は頭いいんだよな、まったく!!」父は嘆くように言っていました。イノシシも人間と同じで、おいしいものを知っているのだなぁと思いました。