こんにちは、前田美樹です。
インナービューティープランナー、管理栄養士として、腸を整えキレイを叶える“美腸栄養学”をもっと身近に感じてもらえるよう、日々の暮らしに取り入れられる形でお伝えしています。
大阪在住の私ですが、両親の出身が大分県佐伯市ということで、今回は佐伯市に拠点を置くお店「糀屋本店」の発酵調味料をみなさんにご紹介します。
こんにちは、前田美樹です。
インナービューティープランナー、管理栄養士として、腸を整えキレイを叶える“美腸栄養学”をもっと身近に感じてもらえるよう、日々の暮らしに取り入れられる形でお伝えしています。
大阪在住の私ですが、両親の出身が大分県佐伯市ということで、今回は佐伯市に拠点を置くお店「糀屋本店」の発酵調味料をみなさんにご紹介します。
みなさんは塩糀の黄金比をご存知でしょうか。
塩糀は、野菜・肉・魚などどんな素材にも活用できる万能調味料です。野菜には塩糀をもみ込むだけで即席浅漬けが出来上がり、肉や魚にはしばらく漬けてそのまま焼くだけで、肉質が柔らかく旨みが増します。
「どのくらいの量を使えば美味しく仕上がるの?」
その答えは素材の重さの約10%の量です。例えば200gのお肉には約20gの塩糀が適量です。この比率を覚えておくだけで、塩糀の活用の幅が広がりますね。
そんな“万能調味料”塩糀に生にんにくが粒ごと入った「にんにく塩糀漬」が今回の発酵調味料。黄金色になった塩糀に、にんにくの旨味がじんわり溢れ出ていて、食欲をそそる豊かな味わいです。トマトソースやペペロンチーノにもぴったり、蒸し野菜に和えるだけでおつまみづくりにもオススメです。
ご提案するのは、男性やお子さんにも気に入ってもらえるような一品の簡単レシピです。ぜひおうちごはんで作ってみてくださいね。
「にんにく塩糀」を活用したレシピ『豆苗と切干大根のナムル』
<材料> 2人分
玉葱(薄切り)・・・1/2個(100g)
切干大根(水で戻す)・・・20g
豆苗(根を落とす)・・・1/2パック(50g)
A
・にんにく塩糀漬・・・小さじ2
・豆板醤・・・小さじ1/8
オリーブオイル・・・小さじ2
<作り方>
① 鍋に水大さじ2(分量外)、玉葱、塩ひとつまみ(分量外)を入れ、蓋をしてしんなりするまで弱火で蒸し煮する。
② ①に切干大根、豆苗、Aを加えて、豆苗が青々とするまで再び蒸し煮する。
③ 火を止め、全体をさっと混ぜ、オリーブオイルを和える。
玉葱を弱火で蒸し煮することで、素材が持つ甘さが引き出され、その甘さがにんにく塩糀、豆板醤のパンチのある味をまろやかにまとめてくれます。にんにくに豊富に含まれるアリシンが豆苗に含まれるビタミンB1の吸収率を高め、疲労回復や滋養強壮の効果が期待できるレシピです。
【お取り寄せ情報】
『にんにく塩糀漬』/糀屋本店
http://www.saikikoujiya.com
創業三百余年、大分県佐伯市の手作り塩糀・糀の専門店。糀の材料の米は大分県産、大豆は九州産、塩は長崎産とこだわりの材料を、手ごね手もみの昔ながらの製法で作られています。
【器】
今回使用したのは、九州にゆかりのある作家さん、角田淳さんの器です。表情豊かな白が美しい作品で、お料理を優しく引き立ててくれます。