みなさま、こんにちは。インナービューティープランナーの田辺真穂です。
自然豊かな岐阜県の八百津町という小さな町で、腸を整えるおうちごはんやおやつをお伝えする、「町の小さなお料理教室 -minamoto-」を不定期で開催しています。
発酵食品 岐阜県 浅野やの「おかず味噌」
今回は、岐阜県美濃加茂市にある、『浅野や』さんの「おかず味噌」をご紹介します。
初代は麹屋として開業された浅野やさん。昭和後期に入り、「手作りのお味噌を食べたい」というお客様のニーズに応えて、麹屋のノウハウを生かした味噌作りに取り組み、少しずつ味噌屋に変わっていったそうです。現在は、さまざまな無添加の天然醸造手造り味噌を販売されています。
今回ご紹介するおかず味噌は、金山寺みそ、おしょう味噌と呼ばれるおかずにして食べるお味噌です。
原材料は、裸麦、米、大豆、塩、醤油ととってもシンプルで、麦麹・米糀・いり豆を熟成させてから、醤油で味付けをしています。味付けに使用する醤油は、浅野やさんで作られている、三年ものの手絞り生醤油。原材料にもこだわりが詰まった、おいしいおかず味噌です。
炊きたてのお米にのせて食べるだけでも、とってもおいしいのですが、今日は、たっぷりの野菜と高野豆腐をプラスして、さらに栄養をプラスした、簡単なレシピをご紹介します。
「おかず味噌」を活用した『たっぷり野菜の高野豆腐そぼろ』
<材料> 2名分
高野豆腐・・・1枚
ごぼう(みじん切り)・・・50g
にんじん(みじん切り)・・・30g
えのき(みじん切り)・・・50g
おかず味噌・・・100g
米油・・・小さじ1
みりん・・・大さじ1
<作り方>
① 高野豆腐をぬるま湯で戻して、よく水を切り、フードプロセッサーでミンチ状にする。
② フライパンに米油を入れて、弱~中火で熱し、高野豆腐、ごぼう、にんじん、えのき、みりんを加えて、全体に火が通るまでよく炒める。
③ 火を止めて、おかず味噌を加えてよく混ぜ合わせ、器に盛る。
おかず味噌の発酵の力に、たっぷりの食物繊維をプラスして、栄養満点! 腸を整えてくれる一品です。
お肉の代わりに、栄養満点の高野豆腐を使用することで、ヘルシーなそぼろに仕上げました。おにぎりの具にしたり、卵と一緒にそぼろ丼にしたり、ごはんのお供にピッタリです。
【おすすめのおかず味噌】
『おかず味噌』/天然醸造手作り味噌 浅野や
http://asanoya-miso.com/product/
創業は昭和23年。初代が麹屋として開業。昭和50年代頃から、麹屋のノウハウを生かした味噌作りに取り組んでいます。現在は、「安くて、安全で、おいしい」を追求した無添加の天然醸造手作り味噌のほか、生米麹、甘酒、塩麹なども販売。
【器】
ドイツ生まれのガラスの保存容器「WECK」を使用しました。保存容器としてはもちろん、器としても使えます。常備菜もお料理もおしゃれに見せてくれる、お気に入りの一品です。