第13回 発酵食材 味噌

こんにちは、インナービューティープランナー/管理栄養士の前田美樹です。

今回は、大阪の堺市にある「麹屋雨風」さんの味噌をご紹介します。
味噌はどんな風に作られるかご存知でしょうか。以前こちらの「みそ作り教室」に参加したことがあります。その時の写真がこちらです。

厳選された国産大豆を蒸し、手で潰すところからスタート。
ペースト状になるまで力を入れながら潰していきます。そのあと、米麹と塩を擦り合わせたものを加え、混ぜ合わせていきます。
空気を抜きながらボール状にまとめ、容器に隙間ができないように詰めていき、重石をして仕込み完了です。
丁寧な指導のもと、楽しんで体験できました。

★おすすめ発酵調味料★
「味噌」

本来の味噌作りは、大豆と麹と塩をじっくり発酵させることで出来上がります。この時間をかけて発酵する過程で、もともと大豆にはなかった栄養素(必須アミノ酸やビタミンB群など)が生まれ、健康効果が増すだけでなく、さらに旨味が深まっていきます。

ですが市販で売られている味噌の多くは、店頭に並べていても品質が変わらないようにアルコールや熱処理で、“発酵”が止められています。有益な菌も殺菌して店頭に並んでいるケースも沢山あるそうです。
発酵食品が体に良いと言われる理由、それは目には見えない微生物の力によるものです。免疫力を上げてくれたり、腸内環境を整えて肌をきれいにしてくれたり様々です。その見えないけれど偉大な力を、日頃のお食事で借りて体のうちから磨いていきましょう。

★活用レシピ★
『ねぎ味噌の焼きおにぎり』

<材料>(作りやすい分量)
玄米ごはん・・・お茶碗2杯分

A 万能ねぎ(みじん切り)・・・2本
味噌・・・80g
醤油・・・小さじ2
みりん・・・小さじ2

白いりごま・・・適量

<作り方>
1. ボウルにAを入れ、よく混ぜ合わせる。
2. 玄米ごはんでおにぎりを3個作り、スプーンで1をすくってぞれぞれ片面に塗る。
3. アルミホイルを敷いた上に並べ、トースターや魚焼きグリルでねぎ味噌がこんがりするまで焼く。
4. 器に盛りつけ、白いりごまを振る。

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