発酵調味料22 純粕酢

こんにちは。インナービューティープランナーの今井瑛子です。
私は、「日本一暑い町」で有名な岐阜県多治見市で生まれ育ちました。
多治見市は、日本のほぼ真ん中に位置し、陶器やタイルなど美濃焼の産地として発展しています。
また、「陶器の町」として有名な多治見市ですが、モザイクタイルの生産量が全国一です。
最近では、「モザイクタイルミュージアム」ができ、タイルアートの作品をはじめ展示品やその歴史がわかるタイル専門の博物館が有名です。

“You are what you eat.”「あなたはあなたの食べたものでできている」
社会人になり、自分でお弁当を作りはじめ、「食」について考える中で出会った、心に残る言葉です。
今食べているものは未来の自分を作るということを、それまでの私は考えたこともありませんでした。
しかし、この言葉に出会い「食」に対する考えが180度変わりました。
「食べること」は生きていくために必要です。「食」について、どう捉えて楽しんでいくかで、より豊かな人生を歩めるのではないかと感じます。
忙しい毎日で台所に立つことは、大変だと感じますが、身体を想う食事はやはり「自炊」が必要です。
レトルトや冷凍食品やコンビニ、いつでもどこでも手軽に食べられるこの時代ですが、手料理こそが何よりのごちそうです。
料理を好きだと思う人が一人でも増えて欲しいなと思います。

★おすすめの発酵調味料★
「純粕酢」
夏は、暑いというだけでストレスが溜まり、夜はぐっすり寝ることが出来ない・・・ということが多く、疲労が蓄積されやすいです。そんな夏に取り入れ欲しい発酵調味料が「純粕酢」。
酢には疲労の原因である「乳酸」を取り除いてくれる「クエン酸」を含みます。また、殺菌効果があるので傷みやすいお弁当のおかずにも活用できます。
そこで今回は、この熱い夏の季節に最適な、ぱぱっと作れ、疲労回復にも役立つレシピをご紹介します。

★活用レシピ★
「モロヘイヤと切り干し大根の梅酢冷奴のせ」

<材料> 4人分
切干大根・・・20g
お豆腐(四等分に切る)・・・1丁(350g)
しめじ・・・30g
モロヘイヤ(1cm幅に切る)・・・40g
酒・・・大さじ2
塩・・・ひとつまみ

A
梅肉・・・小さじ1/2
純粕酢・・・大さじ1/2
甘酒・・・小さじ1
オリーブオイル・・・小さじ1
ごま・・・適量

<作り方>
①切り干し大根は水でさっと洗いほぐし、豆腐はキッチンペーパーに包み水気をとる。しめじは根元を切り落とし小房に分ける。
②鍋に酒、しめじ、モロヘイヤ、塩の順に入れ、モロヘイヤが青々とするまで弱火で蒸し煮する。
③ボウルに②とAをいれて混ぜ合わせる。
④お皿に豆腐をのせ、上に③を盛る。最後にお好みの量でごまをふりかけて完成。

★おすすめの純粕酢★
三井酢店「純粕酢」
http://www.321su.co.jp/shopbrand/001/003/X/

酒粕を原料にしたお酢です。コクと旨みがあり、とても美味しいです。塩分などを控えめでも素材を引き立たせてくれるので炒め物にもおすすめです。

★器★
使用したのは「美濃焼」。“これ”と一つに縛る特徴がなく、様々なスタイルを持っています。よく美濃市で作られていると思われがちですが、多治見、土岐、瑞浪等の東農地方の焼き物です。今回は、夏で冷奴ということで「涼しさ」を感じられる水色のお皿を選びました。

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