こんにちは。
インナービューティープランナーの三和文子です。
豊かな大地と四季が織りなす自然に溢れた青森県。そこで作られている発酵食品をご紹介しており、今回で3回目の担当となります。
発酵調味料25 シードル
青森県は、今まさにりんごの収穫の頃。真っ赤に実ったりんごがあちらこちらに広がっています。
そこで今回は、りんご生産量日本一を誇る青森県弘前市にあります、弘前シードル工房kimoriさんの「kimori(キモリ)シードル」をご紹介します。
りんご畑の中にある、真っ白な三角屋根。そちらが弘前シードル工房kimoriさんの工房です。
撮影のためお邪魔したところ、工房を運営する代表・高橋哲史さんとお会いでき、いろいろなお話を伺うことができました。
kimoriシードルは、りんごを収穫して果汁を絞り、醸造タンクの中へ。そして酵母の力(弘前大学白神酵母)でゆっくりと発酵。二次発酵させることで発酵時に自然に発生する炭酸をそのまま溶け込ませてkimoriシードルは完成。人工的な炭酸を充填せず自然な製法で作られています。
そして、kimoriシードルの最大の特徴は「濁りのあるシードル」。果実感を損なわないよう、ろ過をせずに作られており、りんごの自然な味わいをまるごと感じることができます。
優しさに包み込まれていくような美味しさ、まさに感動の一杯です。
シードルは発酵食品ととても相性が良く、ブルーチーズのような癖のあるおつまみの他にも、漬物や糠漬け、飯(い)ずしなどと一緒にいただくととても美味しいのだそうです。
発酵食品は、腸内でそのまま善玉菌となってくれる美腸には欠かせないもの。いろいろな発酵食品とkimoriシードルで、お酒をたしなむひとときにも内側からキレイになる意識が高まりそうです。
★おすすめ発酵調味料★
『シードル』
シードルと相性の良い、発酵食品を使った美肌おつまみレシピをご紹介します。
★活用レシピ★
『春菊とかぼちゃの酒粕入り白和え』
〈材料〉2人分
木綿豆腐(水切りをする)・・・1/4丁(80g)
春菊・・・1株
かぼちゃ(2㎝幅のスライスにする)・・・30g
生アーモンド(粗く刻む)・・・10g
A
酒粕・・・大さじ1/2
味噌・・・小さじ1
白練りごま・・・小さじ1/2
〈作り方〉
1. 鍋に春菊、かぼちゃを入れ、水大さじ2(分量外)とひとつまみの塩(分量外)をふって蓋をし、春菊はさっと蒸し煮をしたら取り出し、1㎝の長さに切る。かぼちゃは、柔らかくなるまで弱火で蒸し煮する。
2. 豆腐を裏ごししてすり鉢に入れ、すりこぎ棒でなめらかにする。Aを入れてしっかりと混ぜ合わせる。
3. 1、アーモンドを加え、ざっくりと混ぜ合わせて器に盛る。
★おすすめのシードル★
『kimoriシードル』/弘前シードル工房kimori
http://kimori-cidre.com/
水色のラベルの辛口タイプの「ドライ」、黄色のラベルの甘口タイプの「スイート」の2本セット。青森りんごで作られた、自然な製法の美味しいシードルをぜひ味わっていただきたいです。
★器★
金沢へ行ったときに見つけた、岩本清商店さんの桐トレー。お店が瓢箪町というところにあることから、町名にちなんで瓢箪の形をしたトレーを作ってみたのだそうです。佇まいがなんとも可愛らしくてお気に入りの一皿。おつまみやお茶菓子など、何をのせても素敵に映ります。