発酵調味料27 酒粕

こんにちは。インナービューティープランナー、管理栄養士木下あおいです。
だんだんと涼しくなって、秋がやってきましたね。私はこの夏の終わりと秋の始まりの時期がとっても好きです。太陽はまぶしく、でも、風は心地よく。先日も茨城県にて稲刈り・収穫祭に行ってきたのですが稲穂の輝く色に感動しました。自然の美しさって何とも言えない気持ちになりますね。

★おすすめの発酵調味料★
『酒粕』

さて、今回はそんな自然の味をふんだんに含んだ発酵食品、酒粕をご紹介します。
酒粕とは日本酒を作る際にできるもろみを絞った後にでる搾りかすのことです。酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」が腸内環境を整える力があるとして、美容効果がうたわれています。私も毎日摂りいれるようになって、美肌力が高くなったように思います。
製造の過程で乳酸菌、麹菌、酵母菌たちが豊富に働いていて、酒粕は発酵菌の宝庫なのです。

今回の酒粕は千葉県香取郡にある酒蔵「寺田本家」さんの商品です。
自然の摂理に沿って、添加物を一切使用せず、無農薬米から作られる貴重なお酒と酒粕。
お酒を作る過程では、歌を唄って、麹に語りかけながら作るのだそうです。共に生きているのですね。私は同じ千葉県民として、こんなにも丁寧に想いをもって作られるお酒、酒粕があることが誇りです。

以下、HPからの抜粋です。
「自然の摂理に学び、生命力のある命の宿った“百薬の長”たる本来の日本酒造りを目指し、柔軟な発想で健康に配慮したユニークな酒を数々造りだし現在に至る。
今一番伝えたいことは『美化』。
『今日はいい日』、『ここはいいとこ』、『この人はいい人』と言っているうちに、いいことが目の前に現れる。信じてやってみると不思議です。すべては『響き合い』なんだね。」

そして、おいしさのポイントは、酒粕がもつ「コク」。

今日はその酒粕を利用して、とっても簡単な豆乳ポタージュを作りました。
酒粕をスープに入れると、とろみがつき、濃厚な仕上がりになります。
今が旬のなすには紫色の色素成分ナスニンが含まれ抗酸化力があり、たまねぎのオリゴ糖は腸内環境を整えてくれます。
そしてお味噌を加えて更に腸を整えていきましょう。わかめを加えることで、水溶性食物繊維を摂ることができ、血糖値の上昇を抑えたりむくみのケアに有効だったり。
ぜひ作ってみてくださいませ。

★活用レシピ★
『酒粕豆乳ポタージュ』

<材料> 2人分
豆乳 ・・・2カップ
玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個(100g)
なす(いちょう切り)・・・1本(100g)
にんにく(すりおろし)・・・1/2かけ
乾燥わかめ・・・3g
酒・・・大さじ2
酒粕・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ
塩麹・・・大さじ1~
亜麻仁油・・・小さじ2

<作り方>
1.鍋に酒、玉ねぎ、なす、酒粕、にんにくを入れ、塩をふり、玉ねぎが透明になるまで弱火で蒸し煮する。
2.豆乳、乾燥わかめを入れ、沸騰直前まで弱火にかける。塩麹をいれ、味を整える。
3.器にもり、亜麻仁油を回しかける。

★おすすめの酒粕★
醍醐のしずく酒粕 /寺田本家
http://www.teradahonke.co.jp/

鎌倉時代の頃のどぶろくの作り方「菩薩もと仕込み」を再現し、醸造したそうです。酒粕のかたまりが均一ではないのは、昔ながらの酒袋に酒粕を入れて絞っているから。約2週間でできるお酒なので、蒸米や麹が溶け残っています。自然酒酒粕より酸味があり、味わいやわらかです。
自然の摂理に沿って、添加物を一切使用せず、無農薬米から作られる貴重なお酒と酒粕。
お酒を作る過程では、歌を唄って、麹に語りかけながら作るのだそうです。共に生きているのですね。私は同じ千葉県民として、こんなにも丁寧に想いをもって作られるお酒、酒粕があることが誇りです。

★器★
今回使用した器は有田焼です。とっても鮮やかな色でお気に入りの器です。

 

だんだんと寒くなってまいりました。
温かくされて、秋野菜を楽しんでいきましょう。

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter