第6回 バリ島(インドネシア)編・その3 豚の丸焼き【バビ・グリン】

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ぜひ、現地に行ってお試しください。

バリで一番ポピュラーな料理と言えば「豚の丸焼き」です。
現地語で「バビ・グリン」と言います。
インドネシアはイスラム教徒の国ですが、バリはヒンドゥー教の島なので豚を食べるのはOK.「バビ・グリン」はヒンドゥー教の島バリならではの名物料理です。
バリ島内のどこの街にも必ずバビ・グリン屋さんがあり、
島全体では3000軒を越すであろう思われます。
その中で一番人気なだけではなく、おそらく、バリ島のすべてのレストランの中で正真正銘の一番人気の「バビ・グリン」の店「イブ・オカ」をご紹介します。
「イブ・オカ」はバリの国際空港から内陸部を北に車で1時間位走ったウブドという芸術や工芸の盛んな観光客にも人気の街の古都の王宮の前に位置しています。
このイブ・オカという名前はイブはミセス、オカは名前なので、
「ミセス・オカの店」という意味になります。
この店は海外からその評判をきいてやって来る色々な国のツーリストや地元のお客さんで常に賑わっています。
お昼時等は大混雑で並ばないと入れません。毎日15時位には
料理はすべて売り切れます。
さてバビ・グリンとはどんな料理かというと、豚の皮に蜂蜜とターメリック(ウコン)を塗って棒にさし、常に回転させながら、5~6時間もかけて丸焼きにするのですが、焼く前に内臓を取り出し、ココナッツフレーク、スパイス等を加えてソーセージにしたり、唐揚げにしたり、串焼きにしたり、部位毎に色々な料理にして、焼いた後、小さく切った皮と肉と一緒に供します。

どこのお店も同じスタイルで料理するのですが、
では何故イブ・オカのバビ・グリンはそんなに人気なのか。
他のお店とどこが違うのか。

なんと言ってもお肉が他のお店の追従を許さない素晴らしく美味しい肉なのです。とてもジューシーなのです。またこれはお店によってかなり個性が出るのですが、お肉にかけるスパイシーなソースがイブ・オカの物は唐辛子、ハーブが絶妙な配合で、一度食べたら本当にヤミツキになる味です。これは所謂秘伝のソースでもちろん配合は秘密。化学調味料が頻繁に料理に使われる東南アジアにあって、化学調味料を一切使わない、また必ず上質のココナッツオイルで調理する事というこだわりも美味しさの秘訣と言えるのでしょう.
毎日1頭70Kg位の豚を10頭調理しますが、午後にはすべて売り切れてしまうという人気ぶりです。

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