こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第23回目は“うまかね~!”がいっぱいの長崎県パート1です。
第23回 長崎県「日本橋 長崎館」①
●長崎県のアンテナショップ「日本橋 長崎館」
東京メトロ、都営浅草線・日本橋駅と東京駅の間、また「コレド日本橋」からほど近い場所に「日本橋 長崎館」があります。長崎県というと、遥か昔(笑)の大学生のころ、初めて佐世保の友人宅を訪ねたのをきっかけに、その彼女の結婚式にも行き、佐世保だけでなく長崎も案内してもらい、またさらに仕事で「ハウステンボス」に6回も行ったという、縁の深い場所です。
変わらずにおいしいもの、さらにおいしくなったものが、ここアンテナショップで購入できました!
まず1回目は長崎といえば欠かせない定番の「うまかね~!」をご紹介します!
●長崎のおすすめ「カスドース」
カステラではありません。カスドース。長崎県平戸市の銘菓です。その歴史は古く約400年というから驚きです。カステラに卵黄をつけて糖蜜で揚げてあります。「平戸 蔦屋」さんのカスドースの周りは糖蜜にザラメがまぶされていてサクッとした食感。口にすると、なかはそれほど甘くありません。文亀2年(1502年)の創業以来、平戸藩主・松浦家の御用菓子司として伝統の平戸銘菓を、代々“変わらぬ味”で守り続けた「蔦屋」さんならではの「カスドース」なのでしょう。
今でも手作りとか。
こんなおしゃれなお菓子が400年前からあるって、すごいですね!もちろん、ずっとお殿様しかいただけないお菓子でした。その歴史はカステラより古いとか、カステラが船旅で硬く乾燥してしまったのを美味しくいただく工夫だったとか諸説あり、いずれにしても鎖国時代のポルトガルと長崎の親密さを感じます。
「カスドース」2個入り
▶価格 388円(税込)
▶賞味期限 製造から約14日
▶製造者 株式会社つたや總本家
▶URL http://www.hirado-tsutaya.jp/
●長崎のおすすめ「五三焼カステラ」
長崎といえば、カステラ!!です。
おみやげには欠かせません。ここアンテナショップにもさまざまなお店のカステラが並んでいます。
五三焼(ごさんやき)とは、原料の「卵黄と卵白の対比が5:3であるため」とか、5つの味(全ての味)よりおいしい「五味(ごみ)かすてら」の名で生まれたとか言われています。歴史が長いですよね。いずれにしても卵黄が多めで、砂糖も多め、生地がしっとりして、普通のカステラより濃厚で高級なイメージがあります。しかも膨らむための卵白より卵黄が多めなので、ふんわり作るのはかなり難しいのは確かです。
今回選んだのは慶應3年(1867年)創業、150年の歴史がある南島原市の「須崎屋」さんのもの。五三焼カステラだけを作り続けている名店です。卵黄が多いので黄味が強い色。しっとりしてしてふんわりしている生地。そして底にはザラメがいっぱい。一番の食べごろは製造して5日目とか。
ざらめ糖が残るように紙をはがすのがコツです!!
ホットミルクやカフェオレといただきたい味。でもご存知ですか?カステラはお茶席に出してもいい、和菓子扱いなのです。
だから薄茶や濃茶など、抹茶ともよく合います。
「五三焼カステラ」
▶価格 1,080円/6切れ(税込)
▶賞味期限 冷暗所で10日間(未開封)
▶製造者 須崎屋
▶URL http://suzakiya.com/
長崎に行かなくてもおいしいカステラが手に入って、
満足、満足でした!
●長崎のおすすめ「ながさき 角煮まんじゅう」
ン十年前、長崎ではじめて、豚バラ肉を甘く煮込んだ東坡肉(とんぽーろー)を食べたときの衝撃!
しかもふわふわの白い皮で包んでいただく、こんなにおいしい料理ってあったのかと感激したのが忘れられません。東坡肉は、もともと長崎独得の卓袱(しっぽく)料理のコースのなかの一品。それを手軽に食べられるように考えられたのが、この角煮まんじゅうです。
岩崎本舗では、化学調味料を使わない「だし」のうま味をしみこませた角煮をふわふわの皮に挟み込んで冷凍にしています。
いずれにしてもおいしく食べるコツは、自然解凍してから加熱することだそう。
電子レンジが手軽ですが、おいしくいただくには、蒸し器だと思い、蒸してみました。
大正解!生地はふわふわ、肉はとろとろ。
申し分ありません!
冷凍庫に常備しておきたい~♪
「ながさき 角煮まんじゅう」
▶価格 1,350円/75g×3個入り(税込)
▶賞味期限 -18℃以下で冷凍保存 製造日より90日
▶製造者 株式会社岩崎食品
▶URL https://0806.jp/
●長崎のおすすめ「長崎ちゃーめん」
ちゃーめん? そう、皿うどんです。
うどんといっても、細い中華麺を揚げたものに具だくさんのあんをかける、中華風あんかけそば。うちの息子の大好物で、彼が高校生のときは、1週間に一度は作っていました!
こちらもいろいろなメーカーのものがありますが、麺が細いほうが好きです。このチャーメンは細いほうで、スープの味もおいしかったです!
あんをかけたら、すぐ食べないとやわらかくなってしまいます!だから食卓でさっとかけてくださいね、。好みでお酢や溶きがらしを添えて。
「長崎ちゃーめん」
▶価格 280円/麺50g、スープ粉末13g×各2(税込)
▶賞味期限 90日
▶製造者 株式会社東洋軒
▶URL http://ntoyoken.com/grape1/
●アレンジレシピ【長崎ちゃーめん(皿うどん)】
シンプルにキャベツか白菜、豚肉、ねぎがあればおいしく作れるのですが、久しぶりに作るので、忠実に再現。かまぼこ、シーフード、もやし、にんじん、椎茸を入れた豪華版。もちろん、お店に出せるくらいのクオリティーにできましたよ~!ベビーコーンも生を見つけたので入れてみました。歯応えとほんのり甘みがとってもおいしいです!
【材料】2人分
長崎ちゃーめんセット・・・1袋(麺50g×2、スープ13g×2)
シーフードミックス・・・50g
豚こま肉・・・100g
かまぼこ・・・50g
ベビーコーン・・・4本
キャベツの葉・・・3枚
生椎茸・・・2枚
もやし・・・1/3袋
サラダ油・・・大さじ1
酢、からし・・・各適量
【作り方】
① ちゃーめんの麺を器に入れ、軽くほぐす。
② スープは2袋を300ccの水で溶かしておく。
③ シーフードミックスは解凍する。豚肉、かまぼこ、ベビーコーン、キャベツ、椎茸は食べやすい大きさにざく切り。もやしはさっと洗って水けをきる。
④ フライパンにサラダ油を熱し、③を順に加えて、炒める。
⑤ キャベツが少ししんなりしたら、②のスープを加えて、とろみがついたら出来上がり。
⑥ ①の麺にかけていただく。
<アンテナショップ>
日本橋 長崎館
住所 東京都中央区日本橋2-1-3 アーバンネット日本橋二丁目ビル1階
電話 03-6262-5352
営業時間 10:00~20:00
定休日 年中無休(年末年始、ビル施設点検除く)
URL https://www.nagasakikan.jp/
※紹介した商品はすべて、アンテナショップでの購入時価格です。
価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。