第10回 高知県「まるごと高知」②

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第10回目は“しょうが商品5選で、よさこい!”の高知県パート2です。

●高知県のアンテナショップ「まるごと高知」

アンテナショップ「まるごと高知」の2回目です。
高知の名産の中には、
私がこだわっている、大好きなしょうがを使った商品がたくさんあります。
何回かリピートしているもの、初めて使ってホレ込んだものから
4選をご紹介します。

 

●高知のおすすめ「生姜パウダー(親しょうが粉末)」

ちょっと風邪気味かな、疲れたな、と思ったら、おろしたしょうがを紅茶に入れたり、
お味噌汁に入れたり、煮物に入れたり、とにかく何でも入れたくなるので、
わが家の冷蔵庫には高知産のしょうがのかたまりが欠かせません。

私のしょうが好きは年季が入ってます。
はるか昔、小学1年生のとき読んだ「若草物語」で、
確か4女のエイミーが、大好きなしょうがの砂糖漬けを
ポケットに入れて学校に持っていくエピソードがあり、
その頃、そんなにこだわる“しょうがの砂糖漬け”って、
どんなおいしい味なんだろう、食べてみたい、と強烈な印象となりました。
まだまだ海外のお菓子が身近にない頃なので、同様にいろいろな物語から、
レモネードやスコーン、木いちごのレイヤードケーキなどの言葉にワクワクしたものです。
もちろん、その後すべて実食済みです(笑)

話がそれました。しょうがです。
「まるごと高知」には、しょうがの製品が数えきれないほど揃っています。
その中で5選をご紹介します。

まず1つ目が、「しょうがパウダー」。
フリーズドライのしょうがが、パウダー状になっています。
香りと辛みが、まさに純粋なしょうがそのもので、感動しました。

生のしょうがをおろす手間なく使えるので、
紅茶に入れたり、料理の下味に使ったりと、重宝します。
軽くふるには、この容器が粉こしょうと同じような口になっているのでいいのですが、
小さじ1/2などたっぷり使いたいときは、その中蓋もとって使うことをおすすめします。
粒子がこまかいので、取り出すとふわっとしていて意外に使い手があります。

親しょうが粉末は辛みがつよく、
辛みが苦手な方は、ふつうの「生姜パウダー」もありました。
こちらは新しょうがのほうです。

「生姜パウダー(親しょうが粉末)」

▶価格 540円/17g(税込)
▶店名 社会福祉法人 土佐厚生会
▶URL なし

 ●アレンジレシピ【鶏のから揚げ しょうが風味】

下味をしっかりつけて、カリッと揚げます。
冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもおすすめです。
ふわっと仕上げたいときは、下味に卵を入れることもあります。

【材料】(4人分)
鶏もも肉…2枚
しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ1/2
酒…大さじ1
生姜パウダー…小さじ1
片栗粉…適量
揚げ油…適量

【作り方】
① 鶏もも肉は大き目の一口大に切る。
② ビニール袋に①を入れ、しょうゆ、みりん、酒、生姜パウダーを加えて、よくもみ込む。冷蔵庫で10分~1晩おいて味をしみこませる。
③ ②に片栗粉を入れて、袋の口をとじてふり、肉全体に粉をまぶす。
④ 揚げ油を熱し、③の鶏肉を入れて揚げる。

●高知のおすすめ「ジンジャーシロップ」

しょうが好きとしては、冷たい飲み物なら、ジンジャーエールが定番です。
炭酸水があれば、おいしいジンジャーエールがいつでも作れるのは、とっても魅力的!
そこで選んだのが「ジンジャーシロップ」。
これは、農薬も化学肥料も使わずに栽培している桐島畑のしょうがと、
粗糖(そとう・精製される前の砂糖キビ糖で、ミネラルやビタミンが豊富)で作られています。

しょうがの辛みと粗糖の甘味、絶妙です。ホットミルクや紅茶はもちろん、
みりん代わりに使えると書いてあったので、料理にも使ってみました。

桐島畑「ジンジャーシロップ」

▶価格 864円/200ml(税込)
▶製造者 桐島正一
▶URL http://ec-shop.shimanto-towa.jp/fs/kuri/p_kir_gsyrup_small

●アレンジレシピ【牛肉とれんこんの炒め煮】

牛肉とれんこんを甘辛炒めにします。みりんの代わりにジンジャーシロップを入れたら、
しょうがの風味も加わり、さらにおいしくなりました。ごはんがすすむ味です。
れんこんは煮すぎず、歯ごたえを残して仕上げるのがコツです。

【材料】(2~3人分)
れんこん…1節
牛肉(焼き肉用)…150g
サラダ油…大さじ1/2
めんつゆ(濃縮タイプ)または、だしじょうゆ…大さじ3
ジンジャーシロップ…大さじ3

【作り方】
① れんこんは、皮をむき、1㎝幅くらいの縦割りにする。牛肉も1㎝幅の棒状に切る。
② 深めのフライパンにサラダ油を熱し、牛肉を炒める。表面の色が変わったら、れんこんを加える。
さっと炒めたら、めんつゆとジンジャーシロップを加え、全体に煮汁をからめるように炒める。
れんこんにほどよく火が通ったら、出来上がり。

●高知のおすすめ「万能おかず しょうが」

しょうが商品3選目は、しょうがをみじん切りにしてしょうゆ、砂糖、酢で煮たもの。
大人気商品です。そのままごはんにのせたり、混ぜたり。
みじん切りにする手間なく使えるので、チャーハンなどの料理にも便利。
こちらも何回かリピートしていて、わが家ではおなじみの商品です。

「万能おかず しょうが」

▶価格 324円/130g(税込)
▶店名 四國健商
▶URL http://tosaichi.jp/SHOP/ban-syouga-4set.html

●アレンジレシピ【しょうがジャコ】

毎月作っているうちの定番中の定番「しょうがジャコ」をおかずしょうがで作りました。
いつもはしょうがの大きなかたまりをみじん切りにして、めんつゆで作るのですが、
おかずしょうがなら、そのまま。あっという間に作れます。
ジャコの塩味があるので、みりんを足すのがコツ。
1袋で作って、4等分し、3つは冷凍保存しています。
市販のジャコの煮ものは甘味が強いタイプが多いので、1回手作りしたら、定番になりました。
おにぎりに、冷奴に、おひたしに合います。

【材料】作りやすい分量
おかずしょうが…1袋(130g)
(あれば、実山椒…大さじ1)
みりん…大さじ3
酒…大さじ2
ちりめんジャコ(小さめがおすすめ)…150g

 

【作り方】
① 鍋におかずしょうがと好みで実山椒、みりん、酒を入れて火にかける。
② 煮立ったら、そのまま2~3分煮てアルコール分を飛ばし、ジャコを加えて混ぜ、
全体に煮汁がからまり、ほとんど水分がなくなったら火を止める。器に移して冷ます。
*保存は冷蔵庫で3日。冷凍で1か月。

●高知のおすすめ「四万十ノジンジャーチップス」

しょうが4選目は、ジンジャーチップス。
最初にエピソードでご紹介した、「しょうがの砂糖漬け」は、
後日、ロンドンで見つけた、しょうがを甘く甘く砂糖煮にして
乾燥させたもの(グラッセ)でしたが、これはさらに現代風に進化。
薄切りのしょうがに甘味がついていて、それをフリーズドライのチップスにしたもの。

「四万十ノ ジンジャーチップス」

▶価格 450円/(税込)
▶店名 四万十ノ
▶URL http://shimantono.jp/

何気なく買ってみたのですが、これがやめられないおいしさでした。
パリっとしていて、ほんのり甘く、ピリッと辛く。
撮影現場においておいたら、スタッフの女性たち全員が絶賛!
箱買いしたいという声が出たほど。

 

 

しょうがそのままですが、ほんのり甘くなっています。
あっという間になくなりました。
以上がしょうが商品4選。
まだまだほかにも商品があったので、またチェックに行きたいと思います!

<アンテナショップ>まるごと高知

▶住所 東東京都中央区銀座1-3-13
▶電話 03-3538-4365
▶営業時間 10:30~20:00
▶定休日 なし
▶URL http://www.marugotokochi.com/

※紹介した商品はすべて、アンテナショップでの購入時価格です。

価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。

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