こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第38回目は福井県の“うんめぇぇぇ!パート2”です。
福井県「ふくい青山291」で見つけた名産品②
●福井県のアンテナショップ「ふくい青山291」
東京・表参道にある福井県のアンテナショップ「ふくい青山291」。パート2は、福井県の東部「天空の城、越前大野城」で有名な大野市と大和時代からの歴史を誇る越前市のおいしいものをご紹介します。
●福井のおすすめ「ソースかつ丼専用ソース」
数年前にあるテレビ番組の取材で、訪れた福井駅。取材先は「ソースかつ丼」のお店でした。そこではじめて福井のソースかつ丼に出合い、サクッ、ジュワッとしたおいしさに、すっかりファンになってしまったのです。薄めの豚肉に細かいパン粉をつけてフライにし、特製のソースにとっぷりつけてアツアツのご飯に何枚ものせた姿は圧巻! そう、いたってシンプルにかつとご飯だけ。そのソースは甘みがあってさっぱりしていて、なんともいえない、また食べたくなる味でなのです。
そんなソースかつ丼用のソースを見つけました!
「ソースかつ丼専用ソース」
▶価格 596円/250g(税込)
▶賞味期限 6か月(開栓後は冷蔵)
▶製造者 丸城清酢有限會社
▶URL http://marujyo.com/
保存料、合成甘味料、増粘安定剤不使用。野菜や果物、しょうゆなどで作られています。さっそく家で実践しましたが、望んでいた通りのとってもいい味です! とんかつソースが苦手で、いつもとんかつをお醤油で食べている夫や娘もこれならソースのほうがおいしい!と言っていました(笑)。
●アレンジレシピ【ソースかつ丼】
こだわりのソースかつ丼です。いつもは厚切りの肩ロース肉で作るとんかつですが、ここでは、かつは薄く、パン粉は細かくが、こだわりのポイント。まるで欧風のウインナーシュニッツェルやミラノ風カツレツのように揚げるイメージです。薄切り肉を使うというよりは、とんかつ用の肉を薄くたたいてのばし、噛み切れやすいようにします。パン粉は粗いものしかなかったら、ポリ袋に入れてめん棒で叩いて細かくしましょう。サクサクっとしてソースがジュワッと染みて、ええっこんなに食べられない・・・・・・と思っても、あっという間に食べきれてしまうこと請け合いです!!
【材料】 2~3人分
豚肩ロース肉とんかつ用・・・2枚
こしょう・・・少々
小麦粉・・・適量
溶き卵・・・1個分
パン粉(細かいもの)・・・適量
揚げ油・・・適量
ご飯・・・適量
ソースかつ丼専用ソース・・・適量
【作り方】
① 豚肉は、1枚を4つに切り、それぞれ格子状に切れ目を入れ、薄くたたきのばす。薄くこしょうをふる(ソースをかけるので塩はふらない)。小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、15分以上なじませる。
② 揚げ油を中温に熱し、①の豚肉を入れてこんがりと揚げる。
③ バットにソースを入れ、揚げたての②のかつを全体につけ、丼にアツアツのご飯を盛った上にのせていただく。
ソースかつ丼をお店で食べたことがない家族には衝撃のそっけなさ、シンプルさなので、青じそのせん切りをのせてみました(もちろん、味は合います!)
せん切りキャベツをかつの下に敷くのもおすすめです!
●福井のおすすめ「上庄里いも」
全国で栽培されている里いもの中でも、小ぶりで身が締まり、煮崩れしないと定評のあるのが、大野市上庄産。豪雪地帯としても有名なこの地区は、自然豊かで寒暖の差が激しいので、おいしさにつながっているそう。収穫時は10月~11月ですが、一年中楽しめて、手軽な冷凍を購入しました。
「上庄里いも(冷凍)」
▶価格 650円/500g(税込)
▶賞味期限 6か月 -18℃以下(解凍後は要冷蔵5℃以下で5日)
▶店名 上庄農産加工株式会社
▶URL http://www.hokurikumeihin.com/kaminou/index.html
薄皮を残している特殊な冷凍法だそうです。里いもがいつでも使えて、冷凍でもおいしければ、こんなに便利なことはありません。我が家では牛肉と肉じゃが風にしたり、豚汁や筑前煮に欠かせませんが、今回はイカと煮ました。
●アレンジレシピ【イカと里いも大根煮】
新鮮なイカを見かけたので、冷蔵庫に残っていた大根と、冷凍の里いもと共に煮物にしました。イカのうまみが溶け込んだ煮汁が里いもと大根にしみ込んで、とってもいいお味。里いもは、身が締まったねっとり感とホクホク感があり、冷凍とは思えないおいしさです。冷凍庫に常備しておきたい食材です。
【材料】 4人分
イカ・・・2ハイ
大根・・・1/3本
里芋・・・12個
だし汁・・・2カップ
醤油・・・大さじ5
砂糖・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
酒・・・大さじ2
【作り方】
① イカは下処理して3cm幅の輪切りにする。大根は3cm角に切り、10分下ゆでして流水で冷ます。
② 鍋にだし汁、醤油、砂糖、みりん、酒を入れて火にかける。煮立ったら、冷凍の里いもと①の大根を入れる。再び煮立ったら弱火にして、落とし蓋をして、里いもが柔らかくなるまで煮る。
③ 里いもと大根に味が染みたら、①のイカを入れ、さらに5分ぐらい煮たらそのまま火を止めてしばらくおき、味をなじませる。
●福井のおすすめ「手押し焼き鯖寿し」
テレビ取材の後、また縁があって福井を訪れた際におみやげで購入したものの1つが焼き鯖ずし。酢締めの鯖ずしが大好物の1つで、両方ありましたが、なんといっても焼き鯖ずしの原点は福井。羽田空港の人気空弁にもなっています。
アンテナショップには数種類の焼き鯖ずしがあって迷いましたが、「福井県知事賞 受賞」に魅かれてこちらを選択。
「手押し焼き鯖寿司」
▶価格 1,100円/1本〈6切れ〉(税込)
▶賞味期限 製造より71時間
▶製造者 株式会社越前水産(越前田村屋)
▶URL http://www.hokurikumeihin.com/echizen_suisan/index.html
箱を開けると、表示に偽りなし! ふっくらとした焼き鯖の半身のお寿司です。お箸とお醤油、お手拭き付きです。
切り目が入っているので、そのまま器に盛れます。
ボリューミーな脂ののった焼き鯖。ご飯は多すぎず、食べやすい黄金比です。手押しとありますが、機械ではこのふっくら押すことはできないことでしょう。鯖とご飯の間には甘酢しょうがが入っていました。おいしい棒ずしです!!
●福井のおすすめ「羽二重あんころ餅」
羽二重餅も福井の名物。それがあんころ餅に! 間違いなく大好きです。
「羽二重あんころ餅」
▶価格 475円/8個入り(税込)
▶賞味期限 未開封で製造日より常温で1ヶ月
▶製造者 新珠製菓株式会社
▶URL http://aratama.jp/
北海道産のあずきで作ったあんで、福井産のお米で作ったもちもちの羽二重餅を包んであります。食べやすいひと口サイズもうれしい! 甘さもほどよくお茶請けにぴったりです。 開封しなければ1ケ月も常温で日持ちするので、外国に住む友人のおみやげに、今度また購入しようと思います。
日本一幸福度の高い福井県のおいしい幸せを自宅にお福分けできました。
ゆっくり訪れたことがない福井なので、今度はぜひ冬の名物、越前ガニの季節に、ぜひ行ってみたいです!!
<アンテナショップ>
ふくい青山291
住所 東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内
電話 03-5778-0291
営業時間 11:00 〜 19:00
定休日 無休(年末年始を除く)
URL https://fukui.291ma.jp/aoyama/
※紹介した商品はすべてアンテナショップでの購入時価格です。価格は変更になる場合があります。また、価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。