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日本全国アンテナショップでいいもの探し
滋賀県「ここ滋賀」で見つけた名産品① 「あゆの一夜干し」「堅ボーロ」「長濱侍らーめん」「とうふこんにゃく」

滋賀県「ここ滋賀」で見つけた名産品① 「あゆの一夜干し」「堅ボーロ」「長濱侍らーめん」「とうふこんにゃく」

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Ｗｅｂ編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第39回目は滋賀県の“うまいもんや～。パート１”です。

●滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」

比叡山の麓であり、日本最大の湖、琵琶湖をぐるりと囲むように存在する滋賀県。海には面していないため、滋賀で「うみ」というと、琵琶湖のことを指すのだとか。山と湖の絶景に囲まれて、湖（うみ）の幸、山の幸に恵まれ、近江の国として歴史を誇る食文化が育まれてきた地です。そのアンテナショップが、昨年10月、東京・日本橋にオープン。1階がショップと地酒バー、総合案内、2階にはレストラン「日本橋滋乃味」となっています。
2階のレストランもおしゃれな雰囲気。ランチをいただいたので、その様子はこちらに紹介⇒http://talking-table.blogspot.com/

さてパート１では、琵琶湖の北側を中心にご紹介します。

●滋賀のおすすめ「あゆの一夜干し」

清流に生息する魚、鮎。その風味から香魚とも書きます。琵琶湖は天然と、養殖の名産地。天然ものは，成魚も10㎝ほどにしかならない「小鮎」で、琵琶湖だけでしか獲れない貴重な鮎。養殖も盛んで、琵琶湖産鮎は、生育方法にこだわった結果、姿・形も美しく、身も締まっていて香りもあり、おいしいことに定評があります。そこで冷凍の鮎の一夜干しをセレクトしてみました。一夜干しらしく、とてもきれいです。

「あゆの一夜干し」

▶価格　756円／200ｇ（税込）
▶賞味期限　冷蔵10日
▶製造者　あゆの店きむら（木村水産株式会社）
▶URL　http://www.ayukimura.co.jp/

鮎の専門店のもの。

グリルでこんがり焼いたら、頭も骨もいただけました。さすが鮎。薄塩で上品な白身がご飯のおかずというより、酒の肴といった味わいです。

●アレンジレシピ【あゆの炊き込みごはん】

以前、お取り寄せ手帖ＷＥＢでも連載している「ハヅキッチン」の梶山葉月さんが、あゆの一夜干しを炊き込みご飯にしてくださり、それをいただいたことを思い出しました。
鯛の炊き込みごはんの要領でチャレンジ！！　炊き上がりに新しょうがのみじん切りを混ぜ込みました。

鮎を混ぜ込むときには、骨と頭を取り除きましょう。焼き魚ならカリカリとそのままいただけますが、蒸らしてごはんと混ぜると、骨や頭は気になります。

炊き上がり。

【材料】 2～3人分

米･･･2合
鮎の一夜干し･･･2枚
新しょうがのみじん切り･･･大さじ３
酒･･･大さじ１
みりん･･･大さじ１
だし昆布･･･5㎝
水･･･360㎖
青じその葉のせん切り･･･3枚分（好み）

【作り方】

① 米はといで、30分水につける。
② 鮎の一夜干しはこんがりと焼く。
③ ①の米をざるに上げて水気をきり、鍋に入れる。調味料、昆布、分量の水、①の鮎をのせて、蓋をして、中火にかける。沸騰したら弱火にして12分。火を止めて20分おく。
④ 昆布をはずし、鮎の頭と骨を丁寧に取り（皮はそのまま）、新しょうがを加え、全体をよく混ぜて器に盛る。好みで青じそをのせる。

夏の食卓に出したい、鮎の炊き込みご飯の出来上がりです！　おもてなしにも。

●滋賀のおすすめ「堅ボーロ」

ポルトガル語で小さいボール状のお菓子を意味する「ボーロ」にちなんで「堅ボーロ」と名付けられた、滋賀ではおなじみのおやつ菓子。明治27年の創業で120年以上作り続けられているそうです。ごつごつした形は、長浜城跡の石垣がイメージ。着色料や防腐剤等一切不使用、二度挽きの小麦粉で作った生地を揚げ、しょうが風味の砂糖でコーティングしてあります。