●徳島県のアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Ｗｅｂ編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第69回目は徳島県の“うまいんじょ！パート２”です。
東京でも大人気の阿波踊りで有名な徳島県のアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」は、有楽町駅前にある交通会館の1階にあります。「徳島・香川トモニ市場」はその名の通り、香川県と共同運営。徳島から届いた旬の野菜や果物が並び、市場のなかのお店に入ったような雰囲気です。

●徳島県のおすすめ「すだち」

徳島県の名産といえば、すだち。小ぶりな柑橘類でジューシー、香りもよく、ポン酢などの加工品にもよく使われています。旬は８～10月、11～2月は冷蔵保存のもの、3～8月はハウス栽培と一年中手に入るのも特徴。アンテナショップでも販売しています。とくに、旬はさんまの旬と重なって、さんまの塩焼きには欠かせない柑橘です。レモンやゆずではなく、添えるならすだち！　昨年に引き続き、今年もさんまが不漁というニュースは残念ですが、いいさんまを見つけたときのために常備しておかなくちゃ。

「すだち」
▶価格　時価

白身のお刺身や貝類、エビ、イカ、タコなどの魚介類に塩とすだちも絶品です。

アンテナショップでは、生のすだちだけでなく、ジュースやポン酢などの加工品もいろいろあります。
そんな中で目を引いたのは、果汁100％の絞り汁。
小分けになっているので、1人分から使えます。

「すだち果汁」

▶価格　226円／5ml×10本入り（税込）
▶賞味期限　製造日から約12ヶ月　開封後は要冷蔵
▶製造者　徳島市農業協同組合農業工場

香りもよく携帯できるので、炭酸水や焼酎の水割り、紅茶にもおすすめ。海外在住の友人のおみやげにもいいかなと思いました。

●アレンジレシピ【すだちうどん】

すだちの輪切りがのった「すだちうどん」は、冷製をよくみかけますが、温かくてもおいしくいただけます。だしとすだちの香り、味がぴったり。後口がさわやか。ぜひお試しください。

【材料】 １人分

うどん･･･乾麵100g（生なら1玉）
塩蔵生わかめ･･･適量
すだち･･･1個
かけつゆ･･･好みの濃さで300ml
おろししょうが･･･小さじ１
削りカツオ･･･適量

【作り方】

① うどんは表示通りにゆでて水にさらし、水気を切る。
② わかめは洗って水で戻し、水気を絞ってからざく切りにする。
③ すだちは薄く輪切りにする。
④ 鍋にかけつゆを作る。煮立ったら、①のうどんを入れて温め、汁ごと器に盛る。上にわかめ、すだち、しょうがをのせ、削りカツオを添える。

●徳島県のおすすめ「フィッシュカツ」

わかめ。鳴門金時、すだちはよく知っていましたが、知らなかったのが「フィッシュカツ」。ＰＯＰを読むと、地元では「カツ天」「カツ」と呼ばれ、徳島県人に愛されてきた逸品とありました。

「フィッシュカツ」

▶価格　371円／6枚入り（税込）
▶賞味期限　要冷蔵（1～10℃）1週間
▶製造者　株式会社池添かまぼこ店
▶URL　https://www.rakuten.ne.jp/gold/ikezoe/

魚のすり身にカレー粉などの香辛料を加えて、平たくし、揚げたもの。味がついているのでそのままおいしくいただけます。
これは創業100年の老舗、池添かまぼこ店のもの。人気の池添さんのフィッシュカツは週１回の入荷だそうです。

そのままでも、フライパンで空焼きしたり、オーブントースターで温めたりすると、作りたてのおいしさになるそうです。
なるほど、さつま揚げでなく、そのフライ。しっかり味がついているので、ソースやおしょうゆは不要です。

オーブントースターで焼いてみました。弾力のある歯応えもよく、見た目はとんかつみたいですよね。このままでもおいしいですが、チャーハンや野菜炒めに使ったり、辛子とともにカツサンドにしても合う感じです。

徳島のアンテナショップの紹介は以上です。
有楽町のリトル徳島、ぜひ行ってみてください！！！

＜アンテナショップ＞
●「徳島・香川トモニ市場」

住所　東京都千代田区有楽町2-10-1　東京交通会館1F
電話　03-6269-9688
営業時間　10:30～19:00
定休日　年中無休（年末年始を除く）
URL　https://www.ginza-web.com/detail/56/index.html

※紹介した商品はすべて、アンテナショップでの購入時価格です。価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。