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時短&手間なし料理なら台湾の電気鍋にお任せ!レトロかわいいで評判の「大同電鍋」

2024/09/11

編集長のアッキーこと坂口明子が注目したのは、台湾の家庭に必ず1台はあるといわれている「大同電鍋」。これを使って調理すれば、炊く・蒸す・煮込む・温めるがとても簡単にできるとか。見た目もレトロ風でかわいいと評判です。そこで今回は、大同電鍋の発売元である大同日本株式会社の代表取締役社長の游明德氏に、商品開発のこだわりやおすすめ料理などのお話を取材陣が伺いました。

大同日本株式会社 代表取締役 游明德氏
大同日本株式会社 代表取締役社長の游明德氏

―本社は台湾の会社ですね。

 弊社は、台湾の大同公司という会社の100%の子会社です。本社は、日本政府が台湾を統治している時代の1918年に設立されました。設立当時の大同公司は、建物や鉄道などの土木建築を請け負っていましたが、後に日本の大手の電機メーカーの技術協力を得ることができ、モーターなどの産業用の電気製品や、家電などを製造・販売する台湾の大手総合電機メーカーにまで成長しました。

―御社を設立することになったきっかけは?

 大同日本の創立は1975年で、台湾の本社が日本のパーツや部品などの資材を輸入する際の、日本の買い付け窓口として設立されました。

その後の弊社は、台湾のみならず、中国や東南アジア、アメリカなどの世界中の工場に日本の資材を輸出するようになりました。また、モーターや変圧器、ワイヤー、ケーブル、配電盤などの産業用電気製品から大同電鍋などの家電まで、日本のマーケットに向けた大同製品の販売も行っています。

―御社には大切に守られている社訓があるそうですね。

 本社の創業者は「正誠勤儉」というビジネスの理念を大切にしていた人で、この言葉は100年以上経った今でも大同グループで継承され続けています。それぞれの漢字に意味があり、「正」は正直、「誠」は誠実、「勤」は勤勉、「儉」は倹約です。この想いは大同の精神として仕事に活かし、弊社の社訓にしています。

―大同電鍋は、台湾の人々にとってかなりメジャーなものですか?

 大同電鍋は今から60年程前に誕生し、今では台湾では知らない人がいないといわれているほどメジャーな商品になりました。データによると、台湾の家庭での保持は平均して1.8台という数字が出ているそうです。つまり、2台持ち、3台持ちの家庭も多いということです。
日本で発売したのは2015年ですので、日本での普及はまだまだこれからです。日本は台湾と食生活が似ていますし、どなたにも簡単で便利に使えますので、これからもっとアピールしていけば売れる商品だと思っています。

―大同電鍋の操作は、かなり簡単だそうですね。

 大同電鍋は、外鍋の中に入れた水がすべて蒸発すると自動的に加熱がストップし、保温に切り替わるという仕組みになっています。そのため、材料を電鍋にセットして分量の水を入れ、スイッチを押したらそのまま何もしなくても料理が完成します。鍋につきっきりで火加減調節をする手間がかからず、その時間で他の作業ができますので、時短で効率良く料理をしたい人にぜひともおすすめしたい家電です。

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大同電鍋は、加熱スイッチと保温のオン・オフスイッチのみ。

―大同電鍋で、どのような料理ができますか?

 大同電鍋は、炊く・蒸す・煮込む・温めるが得意な調理家電です。逆に苦手な調理は炒める・揚げるなどの油を使った料理でしょうか。つまり、大同電鍋はヘルシー料理が得意ですので、健康や美容を意識されている方には最適だと思います。
同じように、電子レンジもヘルシーな調理が得意な家電ですが、食材の水分が過剰に蒸発してしまったり、温度にムラができたりと、上手に使いこなすにはなかなか難しい面もあります。大同電鍋の場合は、水蒸気の力で食材を温めるので、料理全体がしっとりと温度のムラなく完成します。私のおすすめは温野菜サラダや煮込み料理です。大同電鍋を使えば簡単でおいしくできます。

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大同電鍋では、炊く・蒸す・煮込む・温めるができる。

―今回ご紹介くださる大同電鍋の工夫点は?

 こちらのマット調ネイビーブルーの電鍋は日本だけの限定発売色です。2015年発売当初、外鍋の内側はアルミ製のみでしたが、より錆びや変色が発生しにくく耐久性に優れたステンレス製製品も導入しました。また、外鍋を掃除する際には電源コードがじゃまになっていたのですが、これを取り外しできるようにすることでお手入れのしやすさが格段にアップしました。さらに、日本人の好みに合わせたスタイリッシュなカラーにしています。

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日本人好みのカラーで発売。
お手入れがラクになるような工夫もされている。

―御社の今後の目標や将来のビジョンをお聞かせいただけますか?

 多くの人に大同電鍋の良さを知っていただき、日本での販売実績をもっと伸ばしていきたいです。SNSや口コミなどで評価を見ると、どの方も「本当に良い商品だ」と絶賛されていますので、必ず多くの日本の人たちに受け入れてもらえるはずです。そのためにも、社訓である正誠勤儉の精神でお客様とお付き合いさせていただき、SNSやメディアなどを通じて大同電鍋をもっとアピールしていきたいと思っています。

―本日は大変貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

「大同電鍋/電源コードが外せるタイプ/ステンレス製外鍋/ネイビーブルー」

「大同電鍋/電源コードが外せるタイプ/ステンレス製外鍋/ネイビーブルー」
品番:TAC-10IM
サイズ:L
本体寸法:256(高さ)×348(幅)×290(奥行き)mm
内鍋直径:240mm
最大炊飯容量:1.8L(10合炊き)
付属品:スチームプレート(ステンレス製)、内鍋と内鍋ブタ(蓋)(ステンレス製)、外鍋ブタ(蓋)(ステンレス製)、アース線、外せる電源コード、計量カップ、しゃもじ
価格:¥25,800(税込)
店名:TATUNG大同公式オンラインショップ
ブランド名:TATUNG
電話:0120-057-188/03-5688-2187(9:00~12:00、13:00~17:00、日本語、中国語対応可 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日対応
商品URL:https://store.tatung.co.jp/products/main_stainless_navy_blue
オンラインショップ:https://store.tatung.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
游明德(大同日本株式会社 代表取締役社長)

1967年台湾台北生まれ。1983年大同の子会社―台湾通信株式会社に入社。1998年駐在員として来日、資材部に配属される。資材、営業を経験し、2021年4月に同社代表取締役社長に就任。

<文/鶴良子 MC/伊藤マヤ 画像協力/大同日本>

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