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SNSで人気拡大!多くの美容師に支持される「DO-Sシャンプー・トリートメント」で髪本来の美しさを

2024/10/18

今回、編集長アッキーが出合ったのは、SNSから人気に火が付いたシャンプー&トリートメント。美容師としての経験から導き出されたヘアケア理論をもとに、髪本来の美しさを引き出す処方がされています。従来のヘアケアとは一体何が違うのか?取材陣が商品開発にかけた想いを株式会社DO-S企画 役員の森下秀彦氏に伺いました。

株式会社DO-S企画 役員の森下秀彦氏
株式会社DO-S企画 役員の森下秀彦氏

―DO-S企画が提唱しているのは、どんなヘアケアなんですか?

森下 余分なモノを取り除いて髪をリセットし、本来のすこやかな状態を目指す“引き算”のヘアケアです。それを「すっぴん髪」理論と呼んでいます。シャンプーやトリートメントもこの理論に基づいて開発しているのですが、髪の表面をコーティングしてツヤツヤに見せる従来のケアとはまったく違うので、はじめて使う人はびっくりしてしまうかもしれません。シャンプーを使うと髪がキシキシするし、トリートメントをつけてもトゥルトゥルにはなりません。でも2ヵ月、3ヵ月続ければ、ほとんどの人が良い方向に向かう。それを理解していただいた上で、うちの商品を使っていただきたいというのが我々の想いです。

―商品開発や製造・販売をする上で、大切にされていることは?

森下 「使わせてください」って言われるようにならないと駄目だ、ということです。売上を上げるために宣伝したりとか、匂いを良くしたり、容器を可愛くしたりするのではなく。先ほどお伝えしたように普通のシャンプーやトリートメントとは使用感がまったく違うので、それを知らずに使った方には悪い印象を与えてしまいかねません。そういう懸念もあり、広告やテレビ取材のお声がけがあっても全部お断りしています。人数は少なくてもファンというか、「このシャンプーじゃないと駄目なんです」っていう方たちに商品を届けるということにポリシーを持っています。

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自らを“ドS美容師”と名乗る、ユニークなお人柄。
ブログ「場末のパーマ屋の美容師日記(https://do-s55.com/)」でも、
ヘアケア情報を発信中。

―理容・美容業界に携わることになったきっかけは?ご自身の歩みをお聞かせください。

森下 母方の祖父が床屋をやっていて、幼い頃から身近に感じてはいました。でも、もともとこの業界を目指していたわけではありません。高校を中退してから何もやることがなく、何気なく美容師になったという感じで。それが16歳のときです。そのあと薬剤メーカーに勤めていた時期があり、その会社ではサロンでのデモンストレーションなどを行うインストラクターを経て、全国チェーンの美容室の新店オープン事業に携わっていました。

それを手伝ってくれていた若い美容師がいたんですけど、あるとき彼が「美容師やめようと思う」と言うんです。価格帯の安いサロンだったので、その分美容師も低くみられることがあって、それが嫌だというのが理由でした。その気持ちもわかりますが、辞めてしまうのはもったいない。だから「僕が店出したらやるか?」と聞いてみたところ、やると言うので、自分の美容室を持つことに決めました。

―独立されたんですね。

森下 当時、私も24歳と若かったですが、16歳からやっているので経験はそれなりにありました。祖父の床屋の横に6、7坪ほどの部屋があり、そこを改装して小さな店を始めました。それからしばらく経ち、30代の頃に訪れたのがカリスマ美容師ブーム。私は“美容師バブル”って呼んでいますけど。店も急成長して1年で5店舗にまで拡大しました。その頃はずーっと美容師として忙しくやっていて。ただバブルなので、弾けるんですよ。育てたスタッフも独立していき、最終的に自ら経営するサロンは1店舗だけになりました。

そうして暇になったときに知人の勧めではじめたのが当時流行っていたSNS「mixi」でした。そこで繋がった美容師さんの投稿を読んで面白いなと思ったので自分も書き始めてみたら、それがすごいうけて。美容師が集まるコミュニティに参加したりもしました。実はその頃からうちのサロンオリジナルのシャンプーを作っていたので、mixiで紹介して試してみたいという方に送っていたんです。それが好評で話題になり、そこから大きく拡大していきました。

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ヘアケア商品の開発ほか、新しいパーマ技法や縮毛矯正理論の提唱も。
美容業界誌でもたびたび特集記事が組まれている。

―当時のエピソードで印象に残っていることは?

森下 最初は4L入りの業務用を小分けして使ってもらっていましたが、美容室に来られるお客様にも売れるように容量の少ないものも商品化してくれという要望があり、東京にある工場にお願いして作ってもらいました。でも、うちは岡山の片田舎の美容室じゃないですか。そのとき最小ロットが1.6tぐらいでした。500mlの容器だと何千本にもなるので、とんでもない数ですよね。だから最初、工場の社長さんには真面目な顔で「大丈夫ですか?そんなに作って」と言われましたよ。でも発売したら、最初のロットは1.5日で完売。それですぐ社長に電話して、次のロットを作ってもらいました。

―オリジナルシャンプーを開発するに至った経緯は?

森下 最初につくったのは、縮毛矯正用のシャンプーでした。縮毛矯正は、かけてすぐはツヤツヤピカピカに仕上がりますが、半年くらい経つと傷んでボロボロになってしまいます。何でかな?と考えたときに、原因はコーティング剤にあるという結論に行き着きました。縮毛矯正で使用する薬剤には特殊なポリマーが含まれていて、それが髪にピタッとくっついて被膜を形成するからツヤピカになります。でも髪の中にはきついパーマ液が閉じ込められているので、数ヵ月してポリマーが取れてきたら傷んだ部分が出てくる。だからそのポリマーをできるだけ早く取って、残留している悪い成分を取り除けるシャンプーを作ろうっていうのが発端でした。そういう考えのもと開発したシャンプーを縮毛矯正した人に使ってもらったところ、格段にダメージが減っていきました。

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「DO-Sシャンプー」は赤ちゃんから使用できる処方。
「うちの孫は全員、生まれたときから「DO-Sシャンプー」なんですよ」と森下氏。

―お客様の髪を実際に触っているなかで、効果を実感されていったんですね。

森下 その後、縮毛矯正をした髪以外にもこの「すっぴん髪」理論が使えるんじゃないかと思い開発したのが「DO-Sシャンプー」「DO-Sトリートメント」です。カラー剤や白髪染め剤にも髪に良くない成分がいっぱい入っていて、マイルドなシャンプーを使っていると2~3週間から1ヵ月、頭皮や毛髪に残留すると言われています。つまり月に1回毛染めをすると、悪い成分が頭皮の毛穴にずっと残留してしまうということです。その状態を続けていると、毛根に負担がかかって髪が細くなったり、毛量が少なくなったりしますので、やはりできるだけ早く悪い成分を取り除くということが大切なんです。

実は、サロントリートメントも傷みの原因なんです。美容師時代、月に1回は毛染めにいらっしゃって、そのときに必ずサロントリートメントをされるお客様もいましたが、そういう方に限って髪がバサバサだったり、細くてペタッとした猫っ毛になっていたり。トリートメントしても改善されていないどころか、傷みが進行しているんです。その理由も、髪表面のコーティングにありました。パーマやカラーをした髪にトリートメントを施すと、被膜によって薬剤が閉じ込められ、髪を傷める原因となっていました。

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被膜を取った髪でないとトリートメント成分が浸透しないため、
シャンプーとトリートメントの併用は必須。
2~3ヵ月使用を続ければ、効果が実感できるはず。

―トリートメントをすることで、かえって髪を傷めていたんですね。

森下 一般的なシャンプーにも、コーティング成分が入っているんです。最近は洗い上がりの手触りの良さを重視したり、オーガニックや無添加で洗浄力のやさしいものが良いとされる傾向にあるじゃないですか。たとえば、アミノ酸系シャンプーは洗浄力が弱くやさしい使用感の界面活性剤にアミノ酸がくっついていますが、アミノ酸はキューティクルを構成するケラチンとくっつく特性があります。だからすすいでも流れず髪の表面にずっと残って、手触りがよく、しっとりとした髪になるんです。

よく使う例えなんですけど、今のシャンプーはものすごく洗浄力がマイルドな洗顔料、トリートメントは1週間落ちないファンデーションのようなものです。汚れをきちんと落とせない洗顔料で洗って、落ちないファンデーションを毎日塗り重ねていると考えると、ちょっと気持ち悪いですよね。でも、それが最近主流のヘアケアなんです。

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「DO-Sシャンプー&トリートメント」を使いはじめたら、
髪に被膜を形成するヘアケア剤(スタイリング剤を除く)の使用は避けて。

―効果的な使用方法や注意点を教えてください。

森下 「DO-Sシャンプー」を使うときは、泡が立つまで「洗う」→「すすぐ」を繰り返してください。普通のシャンプーはどんな状態の髪でも泡が立ちますよね。でも本来、汚れがあると泡は立たないものです。汚れが落ちるのは、界面活性剤が吸着した汚れを水で洗い流すときですから、はじめから泡が立つのはおかしい話で。そういうものには発泡剤が配合されています。うちのシャンプーにはそれが入っていませんので、洗っていて泡が立つということは、汚れや被膜が取れた証拠。これを“洗えたセンサー”と呼んでいます。ずっと使っていれば2回も洗えば泡立つようになりますが、はじめのうちは5、6回かかる人もいます。

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髪にとっての“基礎化粧品”的な役割を果たす「DO-Sトリートメント」。
“すっぴん”状態にリセットした髪に、必要に応じた潤いを補給してくれる。

―「DO-Sトリートメント」の場合はいかがですか?

森下 「DO-Sトリートメント」も皮膜を形成する成分はほぼ入っていませんので、使ってもツルツルの髪にはなりません。一般的なトリートメントがファンデーションだとしたら、うちのは美容液なんですよ。美容液は肌に浸透する感じがするでしょ?でもファンデーションは表面を覆っている、そんな違いがあります。

効果的に使用するためには、トリートメントを残すようにすすぐのがポイントです。頭皮にはつけないほうが良いので、一度しっかりすすいでからダメージのある部分にだけ再度つけて軽くすすぐ感じで。洗い流さないトリートメントとして、お風呂上がりにも少しつけると尚ベターです。傷みが激しい髪には、みなさんが想像する以上に浸透していくと思います。でもベタベタした感じにはならないので、ダメージが気になる方は入るだけ浸透させてしまうのがおすすめです。

―本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

DO-Sシャンプー・トリートメント

「DO-Sシャンプー・トリートメント」(400mlセット)
価格:¥7,920(税込)
店名:DO-S公式ショップ
電話:086-242-2121(11:00~16:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.do-s.shop/shopdetail/000000000068/
オンラインショップ:https://www.do-s.shop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
森下秀彦(株式会社DO-S企画 役員)

1964年岡山県生まれ。16歳から美容師を始め薬剤メーカーのインストラクターなどを経て1988年に岡山市で美容室を開業する。2005年頃からヘアケア商品の開発やパーマや縮毛矯正の技法・薬剤の研究を始め2010年頃より独自の【すっぴん髪理論】でSNSやブログで理美容師さん達に人気となり、オリジナルブランド『DO-S』を立ち上げ美容師さん向け専門誌での技術、薬剤解説や全国でのセミナー活動等を行う。

<文・撮影/野村枝里奈 MC/伊藤マヤ 画像協力/DO-S企画>

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