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全米で人気のOrthofeet(オーソフィート)が上陸 足にフィットする工夫が満載のスニーカー「KITA」「NIRA」

2024/12/26

今回、編集長アッキーが気になったのは、日本初上陸のアメリカの靴ブランド・Orthofeet(オーソフィート)のスニーカーです。商品を販売している株式会社ベネクシー 代表取締役社長の海野祥之氏に商品の魅力を取材陣が伺いました。

株式会社ベネクシー 代表取締役社長の海野祥之氏

株式会社ベネクシー 代表取締役社長の海野祥之氏

会社の沿革を教えてください。

海野 生活用品を扱う商社である株式会社三栄コーポレーションが、40年ほど前にドイツのビルケンシュトックという靴ブランドを日本に導入したのが当社の起源です。靴事業を更に深化させるために2002年に親会社の一部門を分社化しました。2015年までの日本におけるビルケンシュトック総代理店としての活動を経て、現在は新しいブランドにまで網を広げ、靴の流通を中心に活動しています。

靴は、お客様の足を支える大切な道具でもありますから、当社ではできるだけ長く寄り添ってお客様とお付き合いできるよう、販売だけでなく靴の修理も行っています。足に負荷がかかりにくい、いいものを長く履いていただくことに焦点を当てているところが、当社の一番ユニークなところかなと思います。

OrthofeetのKITA(上)とNIRA(下)。

社長になられた経緯を教えてください。

海野 私は大学を出てアパレル企業に勤めていましたが、退職後に語学留学しました。ヨーロッパ各国を回っていたとき、現地の靴の文化が大変素晴らしいと感じました。街ごとに小さな靴屋さんがたくさんあって、職人がいて、一人一人のお客様に靴を作り直していたこともありました。

帰国してベネクシーに入社したのは、そうしたお客様の足に寄り添うような靴の提供をしてみたい、と思ったからです。仕事の関係で3年ほどドイツに赴任しまして、再びそうした文化に毎日触れることとなりました。日本に戻ってきてからは、新しいブランドの獲得や自社ブランドの立ち上げなどを行い、また4年前からは代表にもなりましたが、やはり叶えていきたいことは変わらないですね。むしろその気持ちはどんどん強くなっています。

―会社として大切にしていることを教えてください。

海野 特に日本では、靴はファッションと混同して考えられがちですが、本質的な製品としての役割は「身体を支えること」であり、しっかりとフィットしていないと身体に影響が出てしまいます。足が全体重を支えているので当たり前なのですが、結構無視されがちです。一人一人足の形状は異なりますので、足や身体に合った靴を提供することは簡単ではないのですが、一方で一番やりがいを感じるところでもあります。従って、当社が取り扱うフットウェアは、足や身体の健康に配慮して作られた靴であるかどうかが大原則ですし、店舗ではお客様の足を拝見し、歩行に関する悩みなどもお聞きしたうえで、合う靴・合うサイズを提供させていただきます。

また、ファッションと混同されることが要因かもしれませんが、日本では女性の方はきつい靴を履かれていることが多く、逆に男性はゆるく履かれるケースが多いです。若いうちは足の筋肉や腱が柔軟なのでそれでも耐えられますが、加齢などによってその無理が一気に足に出てきます。今は医学も発展していますけれども、そうした悩みを抱える前に足や靴の大切さを知っていただけると、もっともっと元気な社会にもなるだろうな、と考えています。

―「FOOT HEALTH AWARDS 2024」美容/健康部門で最優秀賞を受賞されました。

海野 「FOOT HEALTH AWARDS」は足や歩行に関する優れた商品やサービスを社会に広めるべく2024年に第一回が開催されたもので、当社としては参加しない理由など無く、Orthofeetの代表モデル「KITA(キタ)/YARI(ヤリ)」を出品させていただきました。大手のシューズブランドさんのご出品など多くの素晴らしい商品・サービスも出品されていましたが、医療関係者・アスリートなどから、審査で高い評価を得ることができ、美容/健康部門の初代最優秀賞を受賞するに至りました。

―おめでとうございます。今回ご紹介させていただく商品でもありますが、「KITA(キタ)」の特徴を教えてください。

海野 Orthofeetはアメリカで生まれたブランドです。日本未上陸でしたが、2024年から当社によって国内流通を開始しました。このブランドの創業者は、不慮の事故で片足を失ってしまった過去がありますが、そこで身体や歩行のバランスを保つ靴やインソールの重要性に着目するようになりました。良いものが無かったので、ならば自身で作ってしまおう、ということでブランドを立ち上げたのがそもそものきっかけです。こういった経緯から生まれたブランドですが、今ではアメリカで年間約200万人の方がご愛用するまで広まっております。

KITAは、履いたときに足がしっかりと安定する生体力学的なアプローチで作られていますが、それに加え、同梱するパーツを使って、靴内部のカスタマイズができます。これにより靴と足の形状が合い歩行が安定します。まるでオーダーメイドの靴のようなフィットが可能になっています。また、着脱がハンズフリーで行えるので、屈む必要が無いというところも評価されています。

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KITAは着脱がハンズフリー。4色、幅が2種類、8サイズで展開。

お客様からの反響はいかがでしょうか。

海野 靴をよく脱いだり履いたりする方や、長い距離を歩く方からは「これを履いたらもう他の靴は履けない」という声を多くうかがいます。育児中、妊娠中の方にも高い評価をいただいています。

「脱ぎ履きしやすい靴」というと、大抵はゆるく作られており、歩いているときに脱げてしまったり、履いていても足が安定しなかったり、、、というケースも見られます。Orthofeetはかかとをしっかりホールドさせる構造になっており、また内部のカスタマイズもできますので、ただ履きやすく脱ぎやすいだけの靴ではありません。

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インソールの下に着脱可能な「アーチブースター」が付属。

アーチサポートを強化し、かかとと足の指の付け根への負荷を軽減します。

厚さの違う2種の「フィッティングスペーサー」も付属し、

自分の足に合わせて細やかな調整ができるのが魅力。

もうひとつのご紹介商品「NIRA」の特徴を教えてください。

海野 基本構造はKITAと同じですが、NIRAは軽いジョギングにも対応できるように少しだけ前傾しております。日常の歩行だけならKITA、もう少しアクティブに動く方はNIRAをお選びいただくとよいと思います。

また、KITAもNIRAもアッパーに用いる素材は撥水機能のあるメッシュ素材です。ストレッチ性が高いので、例えば外反母趾などでお困りの方でも、足に負荷が掛かりにくいです。

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クッション性とサポート力に優れた独自開発のインソール。

NIRAはスリムなアッパーデザインと

フィット感にアクティブな流線形のラインをアウトソールに表現。

今後のご展望をお聞かせください。

海野 Orthofeetの製品は、足のお悩みはもちろん、健康生活の実現に役立つものと思っております。特に日本は少子高齢化がもっともっと進むでしょうが、お年を召しても高齢だろうが何だろうが、健康でいることが大切ですし、逆に若い世代も今は痛くないから大丈夫、と足に合わない靴を履いていれば、いずれ痛みが出てきますから、未病・予防という観点からも自信をもっておすすめします。

また、このブランドならではの取り組みとして、医療/介護業界や、立ち仕事・外回りのお仕事に従事する業界などに働きかけ、お仕事領域でもご愛用いただけるような取り組みを開始しています。そちらももっと加速させていきたいと考えています。

足は健康の源であり、歩けなくなると一気に健康が損なわれるので、足に合ったいい靴を多くの方に履いていただきたいですね。

―貴重なお話をありがとうございました。

KITA(キタ)

「KITA(キタ)」(カラー:ローズ、幅:ミディアム)
価格:¥19,800(税込)
店名:ベネクシー公式オンラインショップ
電話:0800-500-3840(10:00~20:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://ec.benexy.com/shop/quorinest/item/view/shop_product_id/7921
オンラインショップ:https://www.orthofeet.jp/

NIRA(ニラ)

「NIRA(ニラ)」(カラー:ブラック、幅:ミディアム)
価格:¥24,200(税込)
店名:ベネクシー公式オンラインショップ
電話:0800-500-3840(10:00~20:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://ec.benexy.com/shop/quorinest/item/view/shop_product_id/7924
オンラインショップ:https://www.orthofeet.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

海野祥之(株式会社ベネクシー 代表取締役社長 / CEO)
アパレル企業勤務、海外留学を経て、フットウェア小売販売・修理事業を20年以上展開する現・株式会社ベネクシーに2005年入社。マーケティング業務を中心に従事し、2013年から3年間ドイツ出向。2021年に代表取締役社長に就任。2023年からの、アメリカの足病学をベースとしたブランド「Orthofeet」の国内流通開始や、初の自社オリジナルブランド「BENEXY」創設を牽引。

<文/垣内栄 MC/田中香花 画像協力/ベネクシー>

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