九州、柳川の老舗かまぼこ店、こだわりのかまぼこセット!
お酒のおつまみに、おかずが足りないときの1品にと、冷蔵庫に常備しておくと便利なのがかまぼこです。福岡県柳川市にある「関屋蒲鉾」は創業明治15年という老舗のかまぼこ店。創業以来の味とこだわりを持ち続けつつも、福岡らしさにこだわった新しい味に挑戦しています!
中でも人気なのが5代目店主によるこだわりの1品がこの「めんたい」。博多名物の明太子を3割も入れた“大人の味”のかまぼこです。
お酒のおつまみに、おかずが足りないときの1品にと、冷蔵庫に常備しておくと便利なのがかまぼこです。福岡県柳川市にある「関屋蒲鉾」は創業明治15年という老舗のかまぼこ店。創業以来の味とこだわりを持ち続けつつも、福岡らしさにこだわった新しい味に挑戦しています!
中でも人気なのが5代目店主によるこだわりの1品がこの「めんたい」。博多名物の明太子を3割も入れた“大人の味”のかまぼこです。
市内をめぐる用水路“掘割”でも有名な柳川は、福岡県の南部にある城下町。有明海の豊富な海の幸を原料に、昭和の終わりまでは水産品の加工業がさかんだったそう。そんななか、人気の老舗かまぼこ店として、現在までのれんを守り続けているのが「関屋蒲鉾」です。
来店されたお客様に、ぜひ福岡みやげとなるようなかまぼこを、と思い5代目の緒方尚美さんが考案したのがこの「めんたい」。なんと明太子を3割も配合しており、口に入れるとあの明太子のぷちぷちとした食感が広がり、「これがかまぼこ?」という新しい食感が楽しめます。しかも明太子がたっぷり入っているだけに、辛さも本格的! 大人が楽しめるかまぼことして、お酒のおつまみなどにもぴったりです。
聞けば明太子のこのぷちぷち感を残すためには、かまぼこの原料となるすり身との相性にもこだわったそうで、「質のいいすり身を使わないと、食感がぼそぼそになってしまうのです」と緒方さん。何度も試作を重ねてこの配合と食感にたどりついたのだそう。
「そのまま食べていただけるよう、サイズもこぶりにしてあります。お子さんにはマヨネーズを足すと、味がマイルドになって食べやすくなります」。
先の「めんたい」のほか、もう1点おすすめするのは、やはり九州らしい調味料を練り込んだかまぼこ「ゆずこしょう」です。
「今でこそ、ゆずこしょうは全国的に知られるようになりましたが、もともとは九州の調味料。地元らしい商品ということで柳川のゆずこしょう屋さんのゆずこしょうを使用してぴりっと仕上げました」。
また、柳川はうなぎも有名。じっくり蒲焼きにし甘辛いタレをからめたうなぎを、上質なすり身にのせて蒸しあげたかまぼこ「柳川蒸し」は、ちょっとぜいたくな味わいです。
「蒲焼きの香ばしさや、あのうなぎのとろける旨味を、淡白なかまぼこと合わせました。こちらも自慢の一品です」。
「めんたい」と「ゆずこしょう」は、ほかの味と組み合わせたセットも人気です。世代を問わず苦手な人の少ない「かまぼこ」は、手軽なお礼や贈答品としても喜ばれます。ちょっと変わった味もまた一興。ぜひ活用してみては。