近づくバレンタイン。デパートやオンラインショップでリサーチを重ねている方も多いのではないかと思います。
愛らしいきのこポットやてんとう虫のチョコレートでお馴染みの「カファレル」はイタリア・トリノを代表する老舗チョコレートブランド。1826年ピエール・ポール・カファレルにより創業され、長きに渡り世界中で愛されてきました。
そんなカファレルがバレンタインコレクション2018の試食会を開催するとのことで、さっそく参加してきました。カファレルファンはもちろん、カファレル初心者の方も楽しめるコレクションの特徴とオススメの楽しみ方をご紹介します。
カファレルバレンタインチョコレート2018 オススメの楽しみ方! 座談会・試食会レポート
座談会・試食会には過去に発売されたカファレル缶が並ぶ。どれもデザインがかわいい!
インスタ映え間違いなしの商品の愛らしさに思わず写真撮影をする参加者が多数
独自の技術が生み出す!160年以上愛され続ける看板商品ジャンドゥーヤ
かわいらしいイメージのチョコレートで有名ですが、長きに渡り、愛され続けているカファレルの看板商品はなんと言ってもジャンドゥーヤ。チョコレートに焙煎したヘーゼルナッツペーストを配合したものです。
ナポレオン政権下でカカオの使用を制限された際、代わりにヘーゼルナッツを使ったことから誕生したという興味深い背景を持つこのチョコレート。今となっては他社ブランドからも発売されていますが、初めて作ったのはカファレル社です。
カファレルのジャンドゥーヤといえばその滑らかさが特徴。パキっとした硬さはなく、ひとくち、ふたくち噛めば濃厚なチョコレートが舌の上で溶け始めます。口の中全体でフレーバーを堪能できる、なんとも贅沢なスイーツ。
会場には重さ10kgの巨大ジャンドゥーヤを展示。手前が通常のジャンドゥーヤ
商品解説をしてくれた、カファレルの日本総輸入代理店「山本商店」の山田さん(左)と森さん(右)
この元祖ジャンドゥーヤには他社が真似できない独自の技術が存分に詰まっています。
チョコレートというと型にはめて成型するものが多いのですが、カファレルのジャンドゥーヤは滑らかさを出すために、カファレル社が開発した特別な機械でチョコレートを絞り出し、ゆっくりと冷却して作ります。
また、カファレルのチョコレートは必ずホイルに包まれていますが、これはチョコレートの酸化を防ぎ、いつでも新鮮なおいしさを楽しめるよう、できたてをすぐに包んでいます。ホイルで包む技術もカファレル独自のもの。歴史の中で培った確かな技術が織りなす逸品です。
貴重な新フレーバーの追加。香り高いジャンドゥーヤを試食
そんな独自の技術で作られたカファレルこだわりのジャンドゥーヤ。日本で味わえるフレーバーはミルク、ビター、コーヒー、 ダークオレンジ、ダークアマレット の5つです。
ダークオレンジ、ダークアマレットは2017年に発売された新フレーバーですが、カファレルのジャンドゥーヤに新フレーバーが追加されるのは珍しいことです。
オレンジ色のホイルはダークオレンジ、茶色のホイルはダークアマレット。赤いホイルはバレンタイン限定のラブジャンドゥーヤ(ミルク)
試食会でも「滑らかで香りが良い」という感想が
試食会では新フレーバーのジャンドゥーヤもいただきました。
ダークオレンジは口の中で溶けだすと、オレンジの爽やかな香りが広がります。とはいえヘーゼルナッツの香ばしい香りを邪魔している訳ではなく、お互いの香りを感じられる絶妙なバランス。ダークアマレットはアーモンドの香りがプラスされ、香ばしさがパワーアップ。どちらもダークチョコレートがベースで甘すぎないため、存分にフレーバーを楽しむことができます。
2018年のバレンタインコレクションでは、ミルク、ビターに加え、この2種の新フレーバーも入っています。
カファレルのバレンタインコレクション2018は様々な愛を表現
今年のカファレルバレンタインテーマは「アモーレ・アフェット・アミテーティア」。
イタリア語で「恋人への愛、家族への愛、友達への愛」を表します。
各商品パッケージにはリボンがかけられており、やさしく結ばれる愛が表現されています。
ピンクのハートに赤いリボンのパッケージが可愛いレガロ・ローザ
シックな装いで男性に喜ばれそうなレガロ・ブルー
ハート型パッケージのレガロ・ローザは、バレンタインらしいアソートです。パートナーへの日頃の感謝を伝えるギフトにぴったりですね。
時計箱のようなシックなデザインが素敵なレガロ・ブルーは、1,000円(税抜)というお手頃価格なので、義理チョコにもオススメ。また、雑貨やファッション小物など製菓以外のギフトに、このチョコレートを添えるのも◎。ワインとセットでプレゼントするのも良いですね。
フィオッコ・ブルー、フィオッコ・ローザ。やさしい水色ベースの缶は食べた後も取っておきたくなるかわいさ
箱をあければ、カラフルなホイルがぎっしり。宝物をみつけたような気持ちに
カファレルといえば、愛らしい缶も有名で、その人気ぶりはコレクターも存在するほど。2018年のバレンタインコレクションでもフィオッコ・ブルー、フィオッコ・ローザの2種類の缶が発売されています。
フィオッコ・ブルーは楕円形の缶に、お店の前で動物たちと遊ぶ4人の子供が描かれています。中身はジャンドゥーヤをはじめボンボンチョコレートや動物のホイルチョコレートなど充実した内容に。
フィオッコ・ローザは取手のついたバッグ型の缶がとてもかわいいアソート。男の子と女の子がチョコを分け合って食べている姿に心が温まります。
こちらの2缶、はずせないポイントはなんといっても隅に描かれた猫。2つの缶を並べると、ロマンティックにも猫たちが向かい合います。ひとつは大切な方へ、もうひとつはご自身で、おそろいで持つのもいいですね。
また、女性に人気の缶シリーズは友チョコにもピッタリ。「缶が可愛らしくて小物入れにできるので、お友達とのチョコレート交換によいかも」という声が参加者からも上がっていました。
恋人への愛、家族への愛、友達への愛。2018年のカファレルのバレンタインコレクションはコンセプトの通り、様々なシーンに対応できるラインナップとなっています。
大切な方を思い浮かべ、ぴったりのギフトを選んでみてはいかがでしょうか。