たっぷりの牛タンがうれしい! ピリッとした刺激が大人の味わいの笹かまぼこ『ささタン』
魚の風味がぎゅっと詰まったかまぼこは、日本が誇る食品。全国の産地でさまざまなかまぼこがつくられていますが、宮城県の名物といえば笹かまぼこ。そのまま食べられる形とサイズ感で、お惣菜はもちろんお茶うけや酒のあてとしても人気です。今回ご紹介する松澤蒲鉾店の「ささタン」は、牛タンと笹かまぼこという仙台の2大名物が共演した人気商品。白身魚と牛タンの2つの旨味が楽しめ、ぴりっとした刺激も大人の味わいの逸品です。
魚の風味がぎゅっと詰まったかまぼこは、日本が誇る食品。全国の産地でさまざまなかまぼこがつくられていますが、宮城県の名物といえば笹かまぼこ。そのまま食べられる形とサイズ感で、お惣菜はもちろんお茶うけや酒のあてとしても人気です。今回ご紹介する松澤蒲鉾店の「ささタン」は、牛タンと笹かまぼこという仙台の2大名物が共演した人気商品。白身魚と牛タンの2つの旨味が楽しめ、ぴりっとした刺激も大人の味わいの逸品です。
笹かまぼこは明治初期に仙台湾でひらめの大漁が続いたことで、保存のためにすり身にしてかまぼこをつくり、焼き上げたことが始まりです。手でたたいてつくる形が笹の葉に似ていることから笹かまぼこの名前になったのだそう。松澤蒲鉾店は明治43年に創業。以来108年にわたっておいしいかまぼこづくりに専心し、これまでに全国蒲鉾品評会の各賞を数多く受賞するなど、仙台を代表する老舗として知られています。
「良質でおいしいかまぼこは、ほどよい弾力がポイントです。当社では、すけとうだらやいとよりだいを中心に最上級のグレードのすり身を使用。綿密な温度管理の元、長年のノウハウで練り上げることで、ぷりっとほどよい弾力とつるりとした食感の笹かまぼこに仕上げています」(松澤蒲鉾店総務企画課の松澤龍弥さん)
スタンダードの笹かまぼこだけではなく、時代の嗜好を取り入れた商品やオリジナルの開発にも力を入れており、そのひとつが2006年に発売した「ささタン」です。牛タン入りの笹かまぼこは他社も手がけていますが、牛タンの風味によりこだわったのが「ささタン」の特徴。
「かまぼこに対し牛タンの割合が約15%と、他社の倍近くの量の牛タンを練り込むことで、風味よく、口にしたときの食感も印象的に仕上げました。黒こしょうと一味唐辛子を配合し、かまぼこと牛タンの旨味を存分に引き出したのも『ささタン』ならでは」(松澤さん)
きれいな焼き色がついたかまぼこに牛タンが散らばった『ささタン』を口にすると、かまぼこの弾力と牛タンの歯ごたえの2つの食感が。かむほどに白身魚の上品な風味とスモークした牛タンの旨味が広がり、少し遅れてこしょうと一味唐辛子のピリッとさわやかな刺激が伝わってきます。この刺激が余韻をもたらし、何とも印象的な味わい。冷蔵庫から取り出し、冷えた状態でいただくほか、オーブントースターで軽く焼くのもおすすめ。温めることで魚の香りが立ち上がり、より印象深い風味を楽しめます。大人の味わいの『ささタン』に合わせるのは、今の季節ならぜひビールを。コクのある味とほどよい刺激でビールがすすむこと間違いなしです。