全国初! 三大品評会最高賞コンプリートを達成 世界農業遺産の茶園が育てた掛川深蒸し茶

全国初! 三大品評会最高賞コンプリートを達成 世界農業遺産の茶園が育てた掛川深蒸し茶

全国初、三大品評会三冠達成! 深蒸し茶の味わいを堪能できる「茶草場農法の掛川茶」

静岡県掛川市の特産品・深蒸し茶をご存じでしょうか。日照に恵まれた土地柄で育つ茶葉の特性を生かし、製茶の第一段階の荒茶をつくる際に煎茶の2~3倍時間をかけて蒸し上げた、濃厚でまろやかな甘みの緑茶です。お茶好きな方はもちろん、深蒸し茶のビギナーにもぜひ味わってもらいたいたのが、今回ご紹介する「山東茶農家の茶草場農法栽培茶」(株式会社美笠園)。市内のお茶農家・山東茶業組合が2017年に三大品評会(全国茶品評会、関東ブロック茶の共進会、静岡県茶品評会)で農林水産大臣賞(最高賞)を受賞、全国初の三冠達成を記念した限定茶です。

静岡県掛川市の特産品・深蒸し茶をご存じでしょうか
深蒸し茶のビギナーにもぜひ味わってもらいたいたのが、今回ご紹介する「山東茶農家の茶草場農法栽培茶」(株式会社美笠園)
伝統的な茶草場農法の茶園。お茶づくりに適した土壌と生物多様性、景観の美しさから世界農業遺産に認定されている

伝統の茶草場農法で栽培した茶葉とこだわりの製法で、極上の深蒸し茶を完成

お茶づくりは、茶園で摘み取った茶葉を荒茶工場で蒸す・揉む・乾燥させる工程と、荒茶に火入れ・選別し、仕上げを行う工程とに分かれます。静岡県掛川市で65年の歴史をもつ美笠園は、良質な茶葉を栽培する市内の生産者(契約農家)と取引し、それぞれの茶葉の個性に合った荒茶の製造を依頼。同社独自の製法で深蒸し茶を仕上げ、販売しています。同社と長きにわたってお茶づくりに取り組んできたのが山東茶業組合で、世界農業遺産にも認定されている茶草場農法で育てた上質の茶葉に定評があります。

「『茶草場農法』は、秋・冬に刈り取ったすすきや笹を茶畑の根元に敷き、お茶の栽培に最適な土壌をつくる伝統的な農法です。手間も時間もとてもかかるのですが、すぐれた茶畑管理で、情熱をもってお茶づくりに取り組んでいるのが山東茶業組合です」と話すのは、株式会社美笠園専務取締役の芝田悟さん。
同社では、伝統の農法で育てた茶葉を、深蒸しよりさらに長い時間蒸し上げた「特蒸し製法」で蒸し、独自の「二段焙煎製法」でお茶の葉の中に眠る旨味、香りを最大限に引き出しています。さらに、その日の気温や湿度、荒茶の状態によって火入れ温度や時間の加減を調整するそうです。
「茎や粉の選別に至るまで、熟練の職人の長年の経験と勘によって丹念に仕上げることで、当社ならではの甘みとさわやかな口当たりの深蒸し茶ができあがります」(芝田さん)
丹精込めた土壌づくりから生まれる茶葉と高い製茶技術とが結晶することで、茶葉の美しさや香気、水色、味などで最上級の評価を得た深蒸し茶を完成させています。

『茶草場農法』は、秋・冬に刈り取ったすすきや笹を茶畑の根元に敷き、お茶の栽培に最適な土壌をつくる伝統的な農法です
茎や粉の選別に至るまで、熟練の職人の長年の経験と勘によって丹念に仕上げる
全国でもトップクラスの茶産地・掛川。お茶を知り尽くした職人が茶葉の香りや味わいを見極め、仕上げることで、良質の深蒸し茶が完成する

まろやかな甘みをじっくり楽しんで。食物繊維など健康にもうれしい効果が

深蒸し茶をおいしく飲むには、沸騰させたお湯を湯呑で70℃~80℃に冷ましてから急須に移して淹れるのがコツ。ここまでは煎茶と同じですが、浸出時間は普通蒸し煎茶が1分程度なのに対し、茶葉が細かい深蒸し茶は20秒~30秒と短時間を守ります。
温度と時間を守って淹れた深蒸し茶は、濃厚ながらまろやかな甘みが口の中に広がります。すっと飲めますが、ゆっくりと甘さを味わうと、そのよさをしっかり感じることができます。
緑茶は、抗酸化作用のあるカテキンなど健康にいい成分を含むことが知られていますが、さらに茶葉が細かく、粉も混じる深蒸し茶ならではのメリットも。
「水に溶け出さない食物繊維などもまるごと飲むことができます。深蒸し茶を日常的に 飲んでいる掛川市は、がん死亡率が日本でもっとも低く、健康長寿の街として知られているんですよ」(芝田さん)
味わい深く、心も体も癒される掛川の深蒸し茶。ぜひお取り寄せしてみませんか。

温度と時間を守って淹れた深蒸し茶は、濃厚ながらまろやかな甘みが口の中に広がります
味わい深く、心も体も癒される掛川の深蒸し茶。ぜひお取り寄せしてみませんか
茶葉の美しさ、香気、水色、味わい。上質の掛川深蒸し茶でほっとひと息。香りを楽しみたい場合や、熱いお茶を飲みたい場合は、熱湯を注いで10秒置いてから淹れるといいそう

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter