ソムリエ厳選のオリーブオイル専門ウェブショップ誕生!

本物のオリーブオイルを食卓へ
ソムリエが選んだ品をネットでお取り寄せ

オリーブオイルは家庭でよく使われる調味料の1つ。料理を香りよく引き立ててくれ、健康効果も言われています。しかし、人気に反して本当に品質の良いオリーブオイルは少ないとも言われています。良質のオリーブオイルを入手するにはどうしたらいいのでしょう? 今回はオリーブオイルソムリエがプロデュースする、本物のオリーブオイルを提供する専門ネットショップを紹介します。

本物のオイルを求める料理愛好家へ、安心できる品を提供

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は酸化しにくいため、悪玉コレステロールを減少させ、整腸作用があり、生活習慣病予防に役立つと言われています。オリーブオイルは身体に良い調味料として人気です。
しかし、最近、市販のオリーブオイルがすべて良質の製品とは限らず、本来あるべき基準を満たしていない製品が出回っていることが危惧されています。

そこで、料理を愛し、本物の調味料を求める消費者に向け、オリーブオイルを厳選して提供するため、2016年8月に立ち上げられたのが「OLIVE MARCHE(オリーブ マルシェ)」というウェブショップです。

オリーブオイルソムリエの米田裕美さん。
本物のオリーブオイルは、香りからフレッシュ。 
「OLIVE MARCHE」で扱うオリーブオイルなどの製品。

厳格な基準をクリアしたものだけを提供

このサイトをプロデュースしているのがオリーブオイルソムリエ(日本オリーブオイルソムリエ協会認定)の資格を持つ米田裕美さん。
食に関心があり、おいしい店を食べ歩くことが趣味という米田さんはウェブデザイナーとして仕事をする傍ら勉強して資格を取り、このサイトの立ち上げに参加しました。
「OLIVE MARCHE」が扱う製品には厳格な基準があります。
1つ目は〝エキストラバージンオリーブオイルだけを扱うこと〟です。
国際オリーブオイル協会(IOC)ではオリーブの実だけを原料として他の油を含まないオイルをバージンオイルと呼んでいますが、さらにその中で、

① 酸度が0・8%以下
② 鑑定士による官能検査によって、香りや風味が完璧であると認定されたもの

をエキストラバージンオイルと呼び、オリーブオイルの最高ランクとしています。
「OLIVE MARCHE」にアップされているのはエキストラバージンオイルだけです。

2つ目の基準はエキストラバージンオイルの中でも、世界で行われている各種のオリーブオイルコンテストで受賞したものだけを扱うことにしていることです。
またさらに、この受賞した製品を米田さんが実際にテイスティングして、香や風味をチェックして、信頼がおけるものだけを販売しています。

実際に米田さんがテイスティングする様子を見学しました。
「まず、カップにオイルを取って香りを確かめます。次にカップを手のひらで包んで温めてさらに香りを確かめると前とは違う香りが立ちます。青い実の香りや種類によっては花の香りがすることもあるんですよ。そして口に含んで口中で回すようにして味わい、そのまま歯を閉じたままスッスッと息を入れオイルを空気に触れさせて味をみます。オリーブにオイルによって辛さ、苦さ、渋さ、甘さのあるものがあるので違いを楽しんでほしいですね」(米田さん)。

品質の良くないものは油性ペンのような鼻につく匂いがあり、口に含んだときにいかにも油臭い匂いがすることがあります。このテイスティング法は誰でもできるので、今、使っているオイルで試してみてはどうでしょう?
さらに米田さんは実際に料理に使ってみて、加熱した場合の味わいも確かめています。
このように、二重三重に基準を設け、それを潜り抜けたものだけアップしているのがこのサイトの特色。
「厳格な基準を設けたからこそ自信をもってお勧めできます」と米田さんは言います。

和食にも合うオリーブオイルの魅力

パスタ料理の仕上げにかけると香りが引き立つ。
や奴にかけるなどオリーブオイルは和の一品にも合う。
手延べオリーブパスタ(180g)。オリーブオイルを練り込んだ凹凸のある平打ち麺。ソースに絡みやすくもちもちした食感。471円(税込・送料別)

現在、「OLIVE MARCHE」で扱っているのはイタリア、スペイン、オーストラリア、ギリシャなどから輸入された製品約20種類。日本人に親しみ深いイタリア産の製品や、テレビで紹介されて人気になったものも販売されています。

また先日、「OLIVE MARCHE」でイベントを開催して実際に試食してもらったところ、試食した人のほぼ9割が購入していったということからもここのオイルのおいしさがわかります。
そのほか、オリーブソルトなどの調味料、オイルに合う国産のパスタ(上の写真)、またギフトセットも準備されています。
価格も250mlで2000~3000円代と比較的こなれているのも嬉しいところ。
「今後、さらに研究とテイスティングを重ねて製品の数を増やしていきたい」と米田さんは意欲的です。

オリーブオイルはパンにつけたり、チーズと合わせて食べたり、パスタやカプレーゼ、ラタトューユなどに使うことが多いようです。このほか、冷や奴や肉じゃがなど和食にも合うなど応用範囲が広いのが特徴。
「良質のオリーブオイルは直接飲むのもおすすめです。毎日大さじ1杯飲むことを習慣にしている方もいますよ」(米田さん)。
厳選された良質のオリーブオイルだからこそ、料理のジャンルを超えて何にでも合うのでしょう。

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