ジンジャエールやお料理に。 生姜メーカーが作る 本格ジンジャーシロップ誕生
2021/04/30
生姜の名産地高知県から、生姜メーカーが作る無添加ジンジャーシロップ「クラフトジンジャー」が誕生しました。
生姜メーカー「あさの」は、1950年の創業から70年以上、生姜をほぼ専業で扱ってきた企業です。高知の生姜農園や自社農園の生姜を選りすぐり、全国の小売店やメーカーに届けてきました。
刻んだり、すりおろしたりと、加工して商品にすることも多く、そうして長年培った生姜を見る力と加工する技術が、クラフトジンジャーシロップに生かされています。
ギフト配送を選択すれば、箱入りに。中には高知県産のヒノキを使った木毛(もくめん)が敷き詰められ、開けるとフワッとヒノキの心地良い香りが広がる
ジンジャーシロップは、生姜をスライスして水を加え、長時間煮て仕上げる製法が一般的です。
「あさの」では、よりフレッシュな生姜の風味を壊さないよう、生の生姜をすりおろしてしぼってから、黒糖などを足して軽く煮詰めて作っています。こうすると、熱を加える時間が圧倒的に少なくて済むので、より生姜のフレッシュな味と香りを楽しめる仕上がりになるのです。
生姜を贅沢に使ったシロップ。商品重量の半分以上の生姜が1本に凝縮されている。濃厚だからトロリ
使っている生姜は、もちろん全て高知県産。
生姜メーカーならではの仕入れで、新鮮で質の良い生姜を選んで使っています。
他の原料も全て国産。甘みには砂糖と黒糖を使っていますが、砂糖は北海道産のビートグラニュー糖を選定。甘さがしつこくなく、後味がスッキリとしています。
黒糖は沖縄の波照間島のもの。波照間島産の黒糖は上質で、雑味がないことから生姜の香りを邪魔せず、コクをプラスしてくれます。レモンは香り高い瀬戸内産。どの材料もいくつも試してみて、ジンジャーシロップにぴったりなものを見つけました。
マイルド(エム)と辛口(エス)の2種類のセット。エムは優しく生姜が香り、エスはピリッと刺激的な辛さ
こうして、原料の仕入れから加工まで全て自社工場で行っているから、まるで作りたてのようなシロップが届きます。
味は2種類で“エム”と“エス”。エムはマイルドで子供でも飲める優しいお味。生姜がふんわり香ります。エスは、ガツンと生姜のピリ辛が前面に出たスパイシーな大人のシロップ。生姜のしぼり汁の他に生姜の粉末が入っているので、味にインパクトがあり、体があたたまります。
炭酸で割ってジンジャエールに。レモンやライムを添えると爽やかで暑い時にもおすすめ
どちらも炭酸で割ればジンジャエールに。お湯を入れてホットジンジャーにすれば、体が冷えていたり風邪気味のときにおすすめです。牛乳や豆乳に入れればチャイ風に。
生姜に含まれる成分、ショウガオールとジンゲロールが体を温めてくれる。風邪のひき始めや、冷え性の方はお湯割りに
また、インスタでファンからのアイディアで多かったのがお料理に使うワザ。
唐揚げの下味にプラスしたり、豚の生姜焼きのたれに混ぜてもおいしいそう。
様々な使い方が楽しめるクラフトジンジャーシロップ。おしゃれな瓶と本格的な味で、ギフトにもおすすめです。