
心浮き立つ春の訪れを感じさせてくれるゐざさ中谷本舗の「手まり寿司」
2022/02/25
奈良・奥吉野の地で100年以上続く柿の葉寿司の老舗、ゐざさ中谷本舗は、食卓から季節の到来を感じてほしいとの思いで、四季を彩る季節商品を限定発売しています。日差しとともに気分も明るくなる春、登場するのは、見た目も華やかな手まり寿司。
不織布風呂敷を開けば、手まり寿司がぎっしり詰まった艶のある黒色の化粧箱。なかなかの高級感です。


割り箸におしぼり、醬油とショウガの甘酢漬けもセット。個包装で食べやすく衛生的にも安心。
手まり寿司は、すし飯とネタを一口サイズの球状に丸めたもので、手まりを思わせるキュートな見た目が特徴。使うネタに決まりはなく、家庭でも気軽に作ることができます。中谷本舗の手まり寿司は、4種類。随所にプロならではの仕事が施されています。

かわいらしい見た目がSNSにも映える!?
米穀販売店として暖簾を掲げた中谷本舗、シャリに妥協はありません。毎年厳選する国産米をブレンドし、こだわりの調味液で少し甘めに仕上げた関西風。ネタに合わせてゴマや青のりなどを混ぜ、味わいに奥行きを出しています。
一方のネタは、100年以上の歴史を持つ老舗ならではのラインナップ。看板商品である、笹の葉で三角形に包んだ鮭寿司「ゐざさ寿司」の鮭、ふっくら炊き上げたアナゴ、春らしい色合いのエビに真鯛の4種類です。


ネタに合わせてシャリにひと工夫されている。
鮭はゴマ入りで風味高く、濃厚なアナゴは青のりでさっぱり、
たんぱくなエビは甘辛く煮た野菜と合わせて満足感アップ、真鯛は相性の良いゴマと甘酢ショウガ
見た目の華やかさと食べやすさで、お花見や桃の節句にはもちろん、ホームパーティや祝いごとの席にもピッタリ。
全体的に甘口なので、合わせるなら辛口の日本酒がオススメです。春の宴を存分に楽しみましょう!

甘い後口を流してくれる辛口の日本酒と相性抜群
〈文・撮影/植松由紀子〉