外観を堪能したら早速、建物内へ。「みそ作り体験館」は、その名の通り、おみそについて深く知り、オリジナルのみそ作りにチャレンジすることができる体験型施設です。
受付をして、まず、訪れるのはシアタールーム。ここでは、歴史や作り方の工程など、おみそについての基礎知識を学ぶことができます。毎日のように口にするおみそは身近な調味料ですが、初めて知ることもたくさんでした。
基礎を学んだあとは、隣接する「ハナマルキ伊那工場」へ。誰でもわかりやすく楽しめるように、工場見学もセットになっています。
“信州みそ”と呼ばれる種類があるように長野県は国内でも有数のおみその一大産地。「ハナマルキ伊那工場」でも、澄んだ空気やきれいな水、豊かな自然の恵みを生かしながら、みそ作りが行われています。
その生産過程などを見ていくのですが、毎日のように口にするおみそが手元に届くまでには、原料の選別から始まり、一次発酵、二次発酵、自動充填、封函と想像以上にいくつもの工程があり、それぞれに安全においしく食べられる工夫をこらしているのにも、驚きました。
さらに見学ルートには、歴代のテレビCMを見ることができるコーナーも。懐かしさに思わず足を止める方が続出しています。