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新鮮な海の幸たっぷり 揚げたてのおいしさそのまま!磯揚げ まる天の「翠(すい)」「棒天3種セット」

2023/03/07

三重県・伊勢志摩は昔から「御食(みけ)つ国」「美(うま)し国」と言われ、海の幸が豊富。その伊勢志摩で人気なのが、揚げたてほくほくの練りもの「磯揚げ」を味わえるお店、まる天です。「1度食べたら忘れられない」と評判の磯揚げをお取り寄せできるとの情報を得たアッキーこと坂口明子編集長は、伊勢志摩を訪ねる日を待ちきれない様子。そんなアッキーに代わって取材陣が、株式会社まる天 代表取締役社長 丸田祐作氏にお話をうかがいました。

株式会社まる天 代表取締役社長 丸田祐作氏
株式会社まる天 代表取締役社長 丸田祐作氏

―創業の経緯をお聞かせください。

丸田 弊社は1989年の創業ですが、大元は同じグループの会社で70年ほど前に私の祖父が創業した真珠漬本舗という会社です。伊勢志摩の海は栄養が豊富で、古くから真珠の養殖が盛んです。伊勢志摩ではアコヤ貝を利用して真珠を養殖するのですが、真珠を取り出した後の貝は、昔は固いからという理由で廃棄されていました。ただ、とくに貝柱の味はとても美味しいのでそれを捨ててしまうのはもったいない、何とか食品として加工できないかと祖父が考案したのが、貝柱を酒粕で漬けた「真珠漬」です。そこから次第に、ホタテやアサリなど他の魚介類を使った佃煮も製造、販売するようになりました。

まる天を創業したのは私の父です。佃煮の原料として仕入れている豊富な魚介類で、佃煮以外にもお客様に喜んでいただけるものをと考えて練りものにし、さらに揚げたての美味しい状態で味わっていただきたいという思いから、店頭での実演販売を始めたのです。

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伊勢神宮内宮の宇治橋から五十鈴川沿いに続く
「おはらい町」にある「まる天 内宮前店」。
その場で揚げたて、ほくほくの揚げ天をいただけます。
おはらい町では、スティック状の棒天を食べながら
散策を楽しんでいる人も多く見かけられるとか。
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創業当時からの定番商品から季節商品まで、
豊富なラインナップ。

―2023年1月1日に社長に就任されました。先代であるお父様の姿を見ていらして、やはり「次は自分だ」と思っていらっしゃったのでしょうか。

丸田 幼い頃は販売に出かける父について行って、店の奥で試食用のまる天を準備したり、大晦日の夜中に母親と一緒に駅に立って販売をしたりしたこともあるので、家業に携わるのは、自分としては自然な流れでした。スタートは真珠漬本舗、その他の部門を経て4年前に配置転換でまる天にやってきました。

―企業として、大切にされていることをお聞かせください。

丸田 弊社のスローガンは、「お客様に、美味しくて安全な物を提供する」です。やはり、食品というのは口に入るものですから。商品に対するこだわりとしては「磯揚げ」という名のとおり新鮮な磯もの、魚介類を用いて当地方の名産づくりに取り組んできました。磯揚げの味の決め手となる塩は、厳選された天然塩を使い、味を決める縁の下の力持ち的な存在として本みりんを使用しております。
なお、製造の工程では、比較的多く手作業を残しています。手作業ですと形が均一にならないこともありますが、手作りの温かみが感じられて、機械では表現できない繊細な食感を作り出すことができます。

―そのようなこだわりの逸品をお取り寄せできるなんて、うれしい限りです。オンラインショップはいつ始められたのでしょう。

丸田 父の代からです。店舗で揚げたての磯揚げを召し上がったお客様の、「家でも味わえたら」とのお声からオンラインショップを立ち上げたのです。そして、コロナ禍で休業を余儀なくされている間、何かできることをと、まずはオンラインショップの見直しを行い、これまでの売上げ、売れ筋商品を分析するなどしてリニューアルしました。

―では、今回おすすめくださった商品について、その特徴やおすすめのポイントを教えてください。まずは、「まる天 翠(すい)」について。

丸田 こちらは、販売開始から20年以上経つギフト商品なのですが、去年の10月にリニューアルしました。以前からご好評いただいていた品に、現在弊社の定番商品である、たこ棒とチーズ棒、海老マヨ棒を加えた8種9品のセットです。

特徴としては、1つ1つ真空パックになっているので日持ちすることです。店舗で揚げたものの消費期限は、揚げた日を含め3日間となりますが、真空パックにしたことで、冷蔵庫で1か月となりました。

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「翠(すい) 」。磯揚げ8種9個入り(焼かまぼこ✕2、たこ天、いか天、
海老ねぎ天、ぴり辛いか天、たこ棒、チーズ棒、海老マヨ棒)のセットです。
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どれも大きめサイズでボリュームたっぷり。
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海老ねぎ天。なめらかなすり身の中にプリッとした
海老がいっぱい入っています。
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たこ棒。これでもか、というほどたこが入っています。
紅しょうが、いいアクセントに。

―もう1つ、「棒天3種セット」については、いかがですか?

丸田 まる天の人気トップ3の、たこ棒、チーズ棒、海老マヨ棒のセットです。昨年10月の発売開始と同時に売れ筋上位にランクインしました。
いずれも店舗では揚げたてを召し上がっていただいていますが、湯煎や電子レンジで温めたり、フライパンで棒天の表面に少し焼き目をつけていただくと、揚げたてに劣らない味とふんわりした食感を楽しんでいただけると思います。

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「棒天3種セット」。人気ナンバー1のたこ棒、
ナンバー2のチーズ棒、ナンバー3の海老マヨ棒の揃い踏み!
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棒天は「揚げたてのアツアツは、串に刺さっていたほうが食べやすいのでは」
と生まれたのだそう。狙いは当たり、大ヒット商品に。

―おすすめの食べ方はありますか?

丸田 今の季節なら、おでんに入れていただくと抜群においしくなります。そのほか、個人的にはマヨネーズをつけて食べるのが好きです。練りものはお酒との相性がいいようで、多くの方が「ビールが飲みたくなる」とおっしゃいますが、おかげさまで老若男女すべての層のお客様にご支持いただいています。

弊社では伊勢志摩の観光スポットのほか、高速道路のサービスエリアにも出店しているのですが、そこでご購入くださった方から「家族みんなで食べて、おいしかった」「おいしくて栄養価があり、子どもにも安心して食べさせられる」といった感想をいただけるのがうれしいですね。また、大切な方へのギフトとして弊社の磯揚げを贈ってくださり、「先方にとても喜ばれた」というお声を頂戴することも多いのです。

弊社は、長く観光地をメインで販売してきたので、オンライン販売をしていることをご存知ない方もまだまだ多いのですが、ご自宅でも弊社の磯揚げを召し上がっていただき、家族団らんのひとときを楽しんでいただけたらと思っています。

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磯揚げから美味なる出汁が出て、いつものおでんがグレードアップ。
煮ても磯揚げの旨みとふんわりした食感は損なわれず、
油っこくないから出汁が濁らずに最後まできれい。
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ビールに、本当によく合う!醤油をつけていただいても美味しいですが、
マヨネーズをつけると磯揚げの甘みを存分に味わえます。
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チーズ棒、海老マヨ棒をフライパンで、
少し焼き目がつくくらいに焼くと、揚げたてのよう。
表面はアツアツ、ひとくち齧るとホクホク!

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

丸田 先にもお話ししましたように、弊社はおもに観光地で商売をしてきましたが、コロナ禍によって観光地が甚大なダメージを受け、サービスエリアなどでの営業を自粛した時期もありました。商品が冷蔵庫に山積みになり、コロナ禍初年度の4~6月は会社の売り上げが8~9割減した月もあって、非常に強い危機感がありました。

どうすればいいものかと途方にくれていた時、地元の方たちが支えてくださいました。たとえば伊勢市の産業支援の一環で、市役所の職員のみなさんや漁港の職員の方たちなどが弊社の商品を買ってくださるなど本当に助けていただきました。その恩をお返ししたい。これまでは、全国の方たちに弊社の磯揚げを知っていただきたい、召し上がっていただきたいと、外へ外へと販路を広げてきました。もちろん、その思いは変わりませんが、今後は地元の地域社会にももっともっと貢献していかなければと考えています。その第1弾として、地元のみなさんに喜んでいただけるように、今年の秋頃、工場に隣接した直売店をオープンするべく準備中です。

―新たな展開、楽しみですね!素晴らしいお話をありがとうございました。

翠(すい)磯揚げ(8種9個入)

「翠(すい)磯揚げ」(8種9個入)
価格:¥3,480(税込)
店名:磯揚げ まる天
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://marutengroup-shop.jp/item-detail/1233644
オンラインショップ:https://marutengroup-shop.jp/

【通販限定】棒天3種セット(3種6本入)

「【通販限定】棒天3種セット」(3種6本入)
価格:¥2,500(税込)
店名:磯揚げ まる天
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://marutengroup-shop.jp/item-detail/1129302
オンラインショップ:https://marutengroup-shop.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
丸田祐作(株式会社まる天 代表取締役社長)

1984年生まれ。2010年7月入社。グループ会社の珍味の真珠漬本舗、和菓子部門を経て2018年にグループの取締役に就任。2023年1月1日にまる天・真珠漬本舗グループの代表取締役社長に就任。

<文・撮影/鈴木裕子 MC/鯨井綾乃 画像協力/まる天>

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