人生100年時代、健やかに歳を重ねたいと願いつつも、体のために食や習慣を変えることはなかなかできないもの…。そんなときに頼りになるのが、健康食品です。今回、編集長アッキーが注目したのは、野菜不足を補ってくれる、濃厚な野菜ジュース。100年前から健康にたずさわってきたという「白寿生科学研究所」に、開発秘話を伺いました。健康情報も盛りだくさんのインタビューです。
100年前から健康寿命に取り組む「白寿」が開発!緑黄色野菜だけをぎゅっと濃縮した野菜ジュース
2023/05/11
白寿生科学研究所 代表取締役社長 原浩之氏
―電位治療器「ヘルストロン」が、御社の主力商品ですね?
原 はい。電気工学の知識に長けていた、祖父の医学博士・原敏之が、1925年(大正14年)にレントゲン管球を作り出し「帝国レントゲン株式会社」を創業、1928年(昭和3年)に「ヘルストロン」を発明しました。その後、1963年(昭和38年)に、日本ではじめて厚生省(現・厚生労働省)の製造承認を得ています。 再来年で創業100年になります。
―「ヘルストロン」が誕生した経緯は?
原 祖父は、病気がちだった母親を助けたい一心で研究をはじめました。ある時、ドイツの理学療法雑誌に「調査によると、高電圧の電界環境下では、人間は健康状態も極めて良好である」と書かれていたのにヒントを得て、「電界をかけるだけで体がよくなるのではないか」と考えました。
研究を重ねた結果、100万ボルト出力の治療器を作ることに成功し、母親に使ってもらったところ、肩こりや不眠が緩和されたのです。それが、「ヘルストロン」の始まりです。
頭痛、肩こり、不眠、慢性便秘を緩解する電位治療器で、人工的につくり出した高圧電界で身体をやさしく包み込み、健やかな身体へと導きます。
「ヘルストロン JZ12000M」
(https://www.hakuju.net/SHOP/01957.html)
出力数や椅子の形態などにより数種類の展開がある。
病院やクリニック、整骨院などに設置されているものもある。
―治療器ですが、予防的な考えもあるとか?
原 祖父は最初から「予防」という考え方を持っていて、「ヘルストロン」のことも「保健装置」と呼んでいました。「適度な運動、バランスの取れた食事、ゆとりのある精神、それにヘルストロンがあれば、人は病気にならないだろう」と言っていました。
だから、実は、不調になる前に使っていただけたら、と思うんですね。すでに不調のあるご高齢の方の助けにももちろんなりますが、若い世代の方にも使ってみてほしいです。
例えば、女性の場合だと生理痛が改善したり、子どもだとおねしょが治ったりという事例もあります。
―とはいえ、いきなり購入するのはハードルが高いですね。
原 そうですね。ヘルストロンは使ってみないとわからないですし、座ったからといってすぐに何か感じるわけでもありません。ですので、体験できる場所として、「ハクジュプラザ」が43都道府県に500カ所ほどあります。
売り込まれるのでは?と警戒されるかもしれませんが(笑)、「ハクジュプラザ」には販売ノルマはありません。安心して健康相談に来ていただけたらと思います。
「ハクジュプラザ」での体験の様子。
20分間「ヘルストロン」に座って、健康情報なども得ることができる。
―「ハクジュプラザ」で、食育もされているとか?
原 健康寿命のことを考えたら、やはり生活習慣、食習慣を変えないといけません。薬を飲むにしても、大前提として腸内環境をよくしないと、効くものも効かないですから。まずは健康習慣についてお話をさせていただいています。
私がよくお伝えしているのは、体水分率が低い方が多いということ。本来は60%くらいほしいのですが、足りていない人が多いですね。足が攣ったりする人は要注意です。水を飲んだ方がいいです。私自身、1日1~3リットルは水を飲みます。
社長になって2年半になりますが、コロナ禍には控えつつも、60店舗くらいは回っていて、そういった健康習慣の大切さを一歩一歩、地道に啓蒙しています。
―今回ご紹介いただいたのは「白寿の緑黄色野菜」。ジュースですね。
原 食育をする中で、健康的な食生活を送ってもらうために一番大事なのは、ストレスなく取り入れてもらえることだと感じました。
以前、たんぱく質が手軽に取れる商品をと考え、粉末を水で溶かしてからレンジで温めてスープにする、というものを発売したことがあるのですが、「面倒だ」ということで販売中止にしたことがあります。
そういう意味で、野菜ジュースであれば飲み慣れている方が多いですし、説明の必要もなく、みなさんに受け入れていただける商品かと思います。
缶のイラストも洗練されている。
デザインは、「山形代表」のヒットで知られる
東北芸術工科大学・中山ダイスケ氏。
原社長との運命的な出会いから実現したそう。
―製造は、カゴメ那須工場ですか?
原 カゴメさんとは大学の同窓生からの紹介があったりとご縁がありました。とても真面目な会社で、トマトと人参は契約農場からのみ仕入れ、濃縮還元は熱を通さずに処理、それを冷凍して1年間使用するという徹底した品質へのこだわりがあります。
トマトの品種は「凛々子」というカゴメ独自開発のもので、ヘタが取れやすいので、野菜へのストレスが軽減されています。また、濃縮還元時に熱を通さないということは、熱に弱い成分が流出しないということです。
―かなり濃厚で、どろっとしていますね?
原 一般に流通しているものよりもエッジを効かせました。一番濃いと言ってもいいかと思います。葉物は入れずに緑黄色野菜のみ、1缶につき350gを濃縮還元しています。160ccで野菜分が約80gになる計算です。
「健康日本21(厚生労働省による国民健康づくり運動)」で推奨している野菜の摂取量は1日350gですが、実際の摂取量は1日平均270g(令和元年国民健康栄養調査)となっていて、約80gが不足していると言われています。「白寿の緑黄色野菜」で、その不足分が補えます。
野菜だけがぎゅっと詰まった色と味。
冷静スープといってもいいような、まったりとした濃厚さがある。
酸っぱいということもなく、自然の甘みがあり、飲みやすい。
―香料・塩分なども不使用なのですね。
原 はい。味を整えるために果物を入れている野菜ジュースも多いのですが、それだと果糖が入ってしまいます。「白寿の緑黄色野菜」には、砂糖はもちろん果物も入っていません。香料も入っていないですし、トマトジュースによく入っている塩分も入れていません。
余計なものは入っていないので、1日に何本までとかそう言った制限もなく、安心してお飲みいただけます。
―どんな飲み方がおすすめですか?
原 朝ごはんに飲んでももちろん良いのですが、私は、知り合いの忙しい人たちに「丼ものを食べる前に飲んで」と言っています。お昼に牛丼やカレーを食べる前に飲む。そうするとベジファーストになりますから、いきなり血糖値が上がるのを防いでくれます。野菜不足も補えます。
―手軽に始められる健康習慣ですね。他にも、人気商品があれば教えてください。
原 「ファミカル」は、カルシウムとマグネシウムが同時に取れます。マグネシウムも一緒に取れる商品は少ないと思いますが、筋肉の弛緩と収縮に作用して血圧の調整をすると言われています。料理やご飯を炊く時にスプーンで数杯加えるだけと手軽なので、私自身、愛用しています。
ファミカル(小)
(https://www.hakuju.net/SHOP/79137.html)
10粒がさっと取れるスプーン付きが。
料理にプラスするだけで、手軽に家族の健康サポートができるのが嬉しい。
「エルイオンカルシウム」は、体内の水分量が減っていたり、血流が悪くなったりしている人におすすめです。「足が攣らなくなった」とおっしゃってリピートされている方も多いです。
エルイオンカルシウム8910(小瓶200ml)
(https://www.hakuju.net/SHOP/50239.html)
「ゴルフをする日の前日に飲むと調子が良い」という愛用者もいるとか。
お子さんや若い方には、「カルロン」がヒットしています。コロナ前には1,000万本を売り上げました。東福岡高校ラグビー部でも採用されていて、そのおかげだけではないと思いますが、選手たちに怪我人が出ず、コンディションもよかった、ということもありました。
カルロン
(https://www.hakuju.net/SHOP/50239.html)
育ち盛りの子どもやスポーツマンの栄養サポートにも。1日1~2本が目安。
―本社にある、クラシックのコンサートホールも有名です。
原 私が、学生時代に所属していたオーケストラの運営に携わっていたこともあって、クラシックに特化したホールを渋谷で運営しています。「クラシック音楽を通じてゆとりある精神を」ということで、やはりこれも健康事業と関連しています。
私が調べた限り、世界初のリクライニングできるホールです。年間50本ほどの弊社主催公演と220本ほどの貸出公演もあります。公演の中には2,200円からというリーズナブルな価格もありますので、ぜひ足を運んでください。
クラシックのための音響施設「Hakuju Hall」。
映画「マチネの終わりに」のロケ地にもなった美しいホール。
―ホール運営も、「健康寿命を伸ばす社会づくり」の一環なんですね。元気に生きるためのヒントをたくさんいただき、ありがとうございました!
【極上】白寿の緑黄色野菜ジュース 160グラム缶×10本入りお試しセット
価格:¥1,080(税込)【数量限定販売】
※通常価格¥2,200のところ、初回のお客様に限り1注文2セットまで
店名:ハクジュネットプラザ本店
定休日:24時間365日受付
商品URL:https://www.hakuju.net/SHOP/46087.html
オンラインショップ:https://www.hakuju.net/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
原浩之(白寿生科学研究所 代表取締役社長)
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学を卒業後、朝日銀行に入社し5年を経て98年に白寿生科学研究所へ入社。2000年同取締役、2003年営業本部長、2015年副社長から2020年に同社代表取締役社長に就任。渋谷区の本社ビル内に音楽ホールHakuju Hall支配人も務め、本業の健康産業とともに音楽支援活動にも注力している。
<撮影・文/尾崎真佐子 画像協力/白寿生科学研究所>