1日に3回やってくる食事作りの負担を少しでも減らしたいと、料亭向け加工食品の製造会社が新開発。家庭ではなかなか難しい切り身魚の西京焼きが、わずか1分で完成します。骨取り加工済み(銀だらは除く)なので手軽で食べやすく、そしておいしいと良いことづくめ。子どもから年配者まで幅広い世代におすすめの、冷凍庫に常備しておきたい商品です。
食事作りの時間と負担を軽減。手間なし本格焼き魚「西京漬 極」
2023/06/23
冷蔵庫で解凍後、耐熱皿に移し替えて電子レンジで約1分加熱。たったそれだけで出来上がる魚の西京焼きです。こんがり焼かれた皮目に、照りのある肉厚の身。口にすると、ふっくら柔らかな食感を感じます。ふんわり広がる味噌の香りと程よい甘さは、白いごはんが進む味。手軽さとは裏腹に本格的な仕上がりに驚きます。
料亭やホテルの味が手軽に家庭で味わえる。写真は銀だら。
それもそのはず、商品製造には、一流ホテルや料亭向け商品の製造で培ってきた経験と技が生かされているのです。開発のきっかけは、新型コロナウイルスの流行に戦争と、次々に起こる世界の危機。生活を支えるべく、仕事をしながら家事もこなさなくてはならない人の負担を少しでも減らしたいとの思いでした。食品加工会社として家事負担軽減にできることといえば、やはり食事作りのサポートです。
株式会社ツーエイトは、1996年の創業以来、割烹料理向けの加工食品や冷凍惣菜を主に製造。創業者が水産加工に従事していた経験から、西京焼きや幽庵焼きなどの焼き魚を得意とし、お節料理用商品の実績もありました。食事づくりに費やしていた時間を少しでも節約できれば、休息や子どもと触れ合う時間が増やせると考え、一般向け商品の開発に着手。切り身の大きさ、調味料、漬け込み時間、焼き加減など、工夫に工夫を重ねること8か月、2023年5月に完成しました。
メイン料理はレンジで1分、常備菜や簡単な炒め物で夕食が完成。
大きな特徴は、朝食や夕食にはもちろん、お弁当作りにも役立つよう、冷めても硬くならない工夫です。西京焼きの基本調味料は味噌と酒とみりん。しかしこのみりんが、甘みや照りツヤを出す一方で、身を硬くしてしまうのです。試行錯誤を繰り返す中で、ある地方の地酒に置き換えることで解消できることを発見。焼き時間や温度も細かく管理し、「冷めても柔らかい」を実現させました。
身が硬くなりがちなさわらもふっくら柔らか。
魚料理のプロとしてのこだわりは、見た目にも表れています。原料となる魚を、冷凍のまま機械でカットするのではなく、熟練スタッフが1切れずつ丁寧に切ることで、皮目の見え方や身とのバランスがぐっと良くなり、皿に乗せるだけで、料亭で出てくるような品の良い盛り付けになるのです。
皮目の見え方にプロの技あり。
1切れあたり90gと食べやすい大きさで、子どもから高齢者まで幅広い世代に好まれそうな、ほんのり甘めで優しい味付け。骨取り処理がされている(身崩れしやすい銀だらは除く)のもポイントです。
1切れずつ真空冷凍されているので冷蔵庫で解凍。角の開け口からパッケージをはがして切り身を取り出し、耐熱皿に移し替えます。ラップをして1切あたり50秒を目安に電子レンジにかければ完成です。
パッケージの右上が開け口になっておりハサミいらず。
「極」は、さわら・銀鮭・カレイ・金目鯛・銀だらが2切ずつのセット。魚の種類による味わいや食感の違いが楽しめます。1切ずつの「お試しセット」(¥3,680・税込)や金目鯛と真鯛が5切ずつセットになった「鯛づくし」(¥7,180・税込)などもあり、お好みで選べます。
とろけるように柔らかいカレイ。
外食や中食など、家庭の食卓を支えるサービスが増えてはいますが、揚げ物や肉料理が多い傾向にあり、魚を使った和のおいしいおかずが手軽に出せるのは、台所を預かる身にはありがたい限り。
ヘルシーな金目鯛の西京焼き弁当も、朝の忙しい時間にささっと完成。
解凍後3日以内が消費期限なので、仕事の予定や家族のイベントに合わせ余裕をもって冷蔵庫に移動しておけます。目まぐるしい毎日を生きる家族の、食の楽しみと健康を守る救世主となるのではないでしょうか。
「西京漬 極」
(冷凍/さわら・銀鮭・カレイ・金目鯛・銀だら各2切れ)
価格:¥6,780(税込)
店名:惣菜専門店 ごちみ~る
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/gochimeal/28-0002/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/gochimeal/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<取材・文・撮影/植松由紀子 画像協力/ツーエイト>