ふんわりソフトなものから、しっかり、もっちりタイプまで、今やバウムクーヘンの個性はさまざま。今回ご紹介するのは、なんと北海道米粉100%、小麦粉を一切使わずにしっとりやわらかく焼き上げた「ringring」(リングリング)の「米粉のバウムクーヘン」です。
北海道産米粉と最北の酒蔵がコラボ。しっとりとして口どけやさしい、グルテンフリー「バウムクーヘン」
2023/10/31
北海道産の米粉を100%使ったグルテンフリーのバウムクーヘン。
ringringは、50年以上にわたって北海道の「食」に携わり、米穀のエキスパートともいえる卸売商社が、2021年に開いたバウムクーヘンの専門店。おいしいお米を取り扱う企業として、炊きたてご飯以外にももっとお米の魅力や可能性を知ってもらえたらと、スイーツブランドを立ち上げました。
北海道岩見沢市にある工場で丁寧に精米。
湿式気流粉砕という希少な技術を用いて、使う分だけを店舗にて専用の機械で挽きます。
北海道産「きらら397」を自社工場で精米し、その日使う分だけを製粉しているので、口に入れるとしっとりとして、とにかくフレッシュ。バウムクーヘン好きの人はもちろん、味の違いがわかりにくいという人も、この新鮮さに驚くはずです。ふわっとやさしい口どけも、くせになる心地よさです。
米粉以外の素材も北海道産にこだわり、卵は栗山町にある「酒井農場」の新鮮な卵、砂糖はまろやかな甘さのビート糖(甜菜糖)を使用。コク深い風味が楽しめ、なおかつグルテンフリーだから健康やダイエット効果にも期待大。工場は小麦の持ち込みを禁止しているので、小麦アレルギーの人も安心して味わうことができます。
「プレミアムバウム国稀」は、米粉のバウムクーヘンのなかでも珍しい組み合わせ。
貴重なコラボレーションが生んだ、ほかにはないおいしさ。
そんな「米粉のバウムクーヘン」のラインナップのうち、特にレアなコラボレーションとして商品化されたのが「プレミアムバウム国稀(くにまれ)」。米粉生地に、北海道増毛町、北海道最北の酒蔵・国稀酒造の銘酒「国稀」のしぼりたての酒粕を練りこんだ大人のバウムクーヘンです。すっきりとまろやかなお酒の香りが米粉生地と調和し、コクがありつつさわやかで品のある味わい。酒粕をちぎって混ぜているので、酒粕のつぶつぶの食感も感じられます。
酒蔵の国稀酒造は、もともと他社とのコラボレーションを行なっていなかったそうですが、ringring代表の熱意に応えて共同開発を決意したとか。ringringでは、発酵食品である酒粕、しかも上質で香りのよい国稀の酒粕とバウムクーヘンを組み合わせて、体によいスイーツを作りたいという考えがあったそうです。思いが通じるように、米粉とお酒、お米の力が見事に重なり合って、ここにしかない逸品に仕上がっています。
やわらかくてお酒の香りがすっきりと立つバウムクーヘン。
この袋を開けた瞬間から幸せな気持ちに。
しっとりしているのに、しつこい甘さはなく、あと口もさわやか。
ついついもう1カットとなりそう。。。
お酒好き、スイーツ好き、どちらにも喜ばれ、ギフトや手土産にぴったり。バウムクーヘンの自転車に乗って女の子が旅するイラストのパッケージや、円周率をデザインしたショッパーも小粋です。日持ちは常温で約35日。おもてなしやおやつにもぜひ。
「プレミアムバウム国稀」
価格:¥1,800(税込)
店名:ringring
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://ring-ring.jp/products/premiumbaum-kunimare
オンラインショップ:https://ring-ring.jp
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<文・撮影/大喜多明子 画像協力/ringring>