海と自然に囲まれ、歴史を感じる古い街並みが残る古都鎌倉。休日には、家族や友人と、遊びに行く人も多いのでは? そんな鎌倉の定番のお土産の1つといえば、「かまくらカスター」です。
1982年に生まれてから30年以上、鎌倉を代表するお菓子として愛されてきたこの商品の誕生秘話と魅力を紹介します。
駅前に立地のお店。ふらりと立ち寄る観光客も
地元住民や国籍も様々な観光客でにぎわう鎌倉駅前。駅の向かい側にお店を構えるのが、かまくらカスターを始めとした洋菓子を製造・販売する鎌倉ニュージャーマンの鎌倉駅前本館です。
お店の評判を聞いた観光客が入れ替わり立ち代りお店を訪れ、客の足が途切れることはありません。手頃なお値段の焼き菓子から職人が作る生のケーキまで、様々なお菓子が並びますが、多くのお客が目当てにしているのはショーウィンドウに並んだ「かまくらカスター」です。季節ごとに種類が多少変わりますが、1年を通して作られるカスタード味やチョコレート味が人気。これからの秋の時期は、紅茶、渋皮マロン、パンプキンといった季節限定の味が楽しめます。
連休は特に販売数が多くなり、鎌倉駅前本館だけでGWの期間では、10,000個を売り上げるほどの商品です。
地元の方もかまくらカスターを買いに来るそうですが、やはり多いのは観光客。それも少々年齢を重ねたご婦人が多いとのこと。お友だちへのおみやげにはやはり間違いのないものを贈りたいからでしょう。
また、2階はカフェになっており、鎌倉観光で散策した後、休憩に立ち寄る方が多いです。ここでは、鎌倉ニュージャーマンの生菓子を楽しむ事もできます。