オルカ・インターナショナル_top

和食・中華、肉料理…どんな食事とも相性抜群。おいしいワシントンワインを日常に。

2024/05/02

ぶどうの濃縮みをしっかりと感じられ、和食や中華、スパイシーフードなどにもぴったりだというワシントンワイン。一度見たら忘れられないおしゃれなラベルにも、編集長アッキーこと坂口明子も興味を惹かれます。おいしさ抜群ですが、日本ではまだまだ知られていないというワシントンワインの秘密に迫るため、オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役の後藤貴之氏、波田紀子氏のもとへ取材陣が尋ねました。

オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役 後藤貴之氏(画像右) オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役 波田紀子氏(画像左)
オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役の後藤貴之氏(画像右)
オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役の波田紀子氏(画像左)

―1999年に創業された御社の沿革を教えてください。

後藤 シアトル出身の現オーナー、ジェファーソン・レンショウが立ち上げた会社で、25期目になりました。創業当時、日本ではあまり知られていなかったワシントンワインを、オーナーが紹介したいという想いで輸入・販売を始めたのがはじまりです。その後、徐々に西海岸全体のワインを取り扱うようになり、現在はワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州の一流生産者がつくっているワインを日本総代理店として輸入し、主にレストランや専門店などに販売しています。

波田 現在、弊社は代表取締役2人体制です。後藤さんが営業。主に販売まわりを担当し、私はマーケティングを担当しています。ワイナリーさんとのやり取りがメインです。

―ワイン販売で大事にされていることは?

後藤 やはりいいワイン。ファインワインを国内トップのレストランや小売店に紹介して購入していただくこと。それは大事なことですし、目標としているものでもあります。

波田 弊社は生産者さん、ワイナリーさんとのつながりがとても深い会社です。創業当時からずっと関係が続いているワイナリーさんもたくさんあります。それは業界の中では意外と珍しいこと。人と人とのつながりや信頼関係がきちんとできていることは特長ですし、大事にしています。

オルカ・インターナショナル_1
オルカ・インターナショナル_2
「カンフーガール」という名を表しているおしゃれなラベル。
映画から着想を得たというのも頷ける。
ワイン初心者でも飲みやすく、
中華などとも相性抜群。

―その中で取り扱われているのが「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング」と「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン」です。

後藤 どちらもワシントンワインで、つくり手が同じチャールズ・スミス氏です。彼は、天才的なテイスティング能力やワインに対してのセンスを持っている人。ワシントンワインを有名にした功労者の一人といっても過言ではありません。そんな彼がつくった「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング」は、タイ料理を食べながら映画『キル・ビル』を見たときに、インスピレーションが浮かんで誕生したワイン。飲んだときの果実味と飲み終わった後の酸の残り方がほどよく、食事にとても合うワインです。ラベルもインパクトが大きく、一度見たら忘れられないと思います。

波田 「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング」は白ワイン。どちらかと言うとワインをあんまり飲んだことのない人や、飲みなれてない人でもすぐ飲めるタイプです。ちょっと甘いのも特長で、スパイシーな料理にもよく合います。

後藤 和食、中華、スパイシーフード。タイ料理もいいですし、好きな料理と合わせて、ゆっくり味わうと、このワインの良さを感じられると思います。

オルカ・インターナショナル_3
オルカ・インターナショナル_4
渋めの赤ワインだが、フルーティーな華やかさも口の中に広がる。
開封したときの深い香りも、ぜひ堪能して。

―「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン」の特長は?

波田 渋みや苦みを味わえる赤ワインなので、「ワインを飲んでいる」ことがしっかり感じられます。実は、「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン」は生産量が多く、世界でもとても売れているワインのひとつです。でも、完全手づくり。それがすごいところです。大規模販売が必要になっても品質を保ち続け、自然なワインのつくり方をしています。コストパフォーマンスも良く、これも、一度見ると忘れられないラベル。味もラベルもしっかりとインパクトが残るのは、どちらのワインにも共通しています。

後藤 「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン」は、お肉料理との相性が抜群。アメリカでも日本でもステーキハウスがすごく流行っていますが、熟成肉などと一緒に味わってもらうのもおすすめです。

―どちらもワシントン州のワインです。

波田 ワシントン州はカリフォルニア州に次いでアメリカ第2のワインの生産地です。でも、まだまだワシントンワインは知られていません。先ほど紹介した二つのワインの生産者でもあるチャールズは「おいしいワインを手軽に飲めるように」というコンセプトでつくっています。コストパフォーマンスも圧倒的に優れていますし、なにより、とてもおいしい。ぶどうの濃縮感を感じられる、深い味わいが特長です。

―チャールズ氏がつくるワインのこだわりは?

波田 一番のこだわりは「原材料がぶどうだけ」ということです。あまり知られていないのですが、ワインをつくるときは添加物など、味を修正するものを足すことができます。でも、チャールズのワインは、そういうことを全くしていません。それがこだわりです。

オルカ・インターナショナル_5
おいしさも見た目も印象に残るワシントンワイン。
料理に合わせて赤か白かを選ぶ楽しみも広がる。

―どのような方に手に取ってほしいですか?

波田 ワインが好きな方。ファンの方にはぜひ手に取っていただきたいです。実は、「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング」も「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン」も弊社の中で販売量が多いワインです。ですが、最初はワシントン州のワインと知らずに飲まれていることがほとんど。でも一度手に取って飲んでみたら「おいしい」と感じるワインなので、おいしいワイン=ワシントンワインだと認識してもらえたら。まずは気軽に味わっていただき、ファンになってくれたらうれしいです。

―今後の展望も教えてください。

後藤 弊社で扱っているワインの中でも、特にワシントン州とオレゴン州のファインワインを、もっともっとたくさんの人に知っていただきたい。販路も大きくしていきたいですし、その結果、皆様に「ワシントンワインはおいしいね」「オレゴン州のワインっておいしいね」と言っていただける活動をしていきたいと考えています。

波田 私も同じ気持ちです。ワシントン州やオレゴン州のワインがおいしいということを、たくさんの方に知っていただけたらと思っています。加えて、ワシントン州・オレゴン州ワインのインポーターとして、トップであり続けたい。ワシントン・オレゴンワインと言えばオルカ・インターナショナルと浮かぶ存在でありたいですし、皆さんにとってもワシントン州やオレゴン州のワインが特別なものではなくなったらうれしいです。

日本でワインを購入されるときは、意外とスーパーやコンビニが多いのですが、手軽に買えるようなワインになったらとも思います。語学留学をしていたとき、ホストファミリーの食卓には毎日、夕食と一緒にワインが出てきました。それがすごく素敵で。日本ではまだワインは特別なときにという感覚が強い時代でしたから、その文化に初めて触れて「楽しいな」と感じました。そんなふうに、ワインが日常に溶け込んでくれたらと思いますし、その毎日にワシントンワインがあればうれしいです。弊社で取り扱っているワインは「一番おいしい」と自信を持って薦めることができるので、ぜひ一度、飲んでみてほしいと思います。

―本日は、貴重なお話をありがとうございました。

「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング2021」(750ml)

「チャールズ・スミス・ワインズ、カンフーガール リースリング2022」(750ml)
価格:¥2,860(税込)
店名:オルカ・インターナショナル株式会社
電話:03-3803-1635 (9:00~17:30 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.orca-international.com/wines/product_detail.cfm?pdtID=15951
オンラインショップ:https://www.orca-international.com/

「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン2021」(750ml)

「サブスタンス、カベルネ ソーヴィニヨン2022」(750ml)
価格:¥3,300(税込)
店名:オルカ・インターナショナル株式会社
電話:03-3803-1635 (9:00~17:30 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.orca-international.com/wines/product_detail.cfm?pdtID=15030
オンラインショップ:https://www.orca-international.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
後藤貴之(オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役)

1998年に酒類卸で働き始める。2002年、スペインワイン輸入業に従事し2006年にオルカ・インターナショナル株式会社に入社した。2020年、共同代表取締役となり、営業を担当。現在に至る。

波田紀子(オルカ・インターナショナル株式会社 代表取締役)

語学留学中にワインに出会い、酒類卸の道へ。1999年、大阪のワイン専門店立ち上げに参加後、2001~2007年ニュージーランドでぶどう栽培に携わる。帰国後、同ショップの実店舗部門とオンライン部門統括に就任。2011年には再度NZへ渡り国立高等教育機関で醸造コース修了した。2016年にオルカ・インターナショナル株式会社に入社し、2020年、共同代表取締就任に就任。マーケティング・ブランドマネージメント担当をしている。

<文・撮影/青柳舞子 MC/高橋知 画像協力/オルカ・インターナショナル>

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter