四国ライス_top

香川のブランド米を贈り物に「お米キューブ」スパイシーで食べやすい新しい香川名物「骨抜鶏」

2024/06/20

今回、編集長アッキーが気になったのは、「しこくる」が販売している四国のおいしいお米や骨抜鶏。同サイトを運営する株式会社四国ライス 代表取締役の石川聡一氏に商品の魅力を取材陣が伺いました。

株式会社四国ライス 代表取締役の石川聡一氏
株式会社四国ライス 代表取締役の石川聡一氏

―会社の沿革を教えてください。

石川 株式会社四国ライスは香川県の米の卸売を行ってきた会社で創業から74年となります。私で4代目になりますが家族経営ではありません。私は大学卒業後、住友商事株式会社に就職し、海外などで7年間働いて地元の香川県に戻りました。その後、祖父が起業した会社に入社したのですが、その会社が株式会社四国ライスと資本関係があったことから、引き継ぐ形になりました。現在はお米だけではなく、四国の名産品の販売も行っています。

四国ライス_2
四国ライス_3
今回ご紹介するのは香川県のブランド米を真空パックにした
「お米キューブ」と「骨抜鶏」。

―もともと地元に戻られるつもりだったのでしょうか。

石川 大学時代は英語の教師になってサッカー部の監督をするつもりでした。しかし留学を機に海外で仕事をすることに興味を持ち、商社に入社したのです。いずれは地元の香川県に戻るつもりでしたが、商社では社会人としての基礎的なスキルを高いレベルで学ぶことができ、商社で働いた経験は現在でも活かされています。

―社長になられてから改革されたことはございますか。

石川 これまではたとえば瓦など食品だけではない香川県にゆかりのある商品も販売していましたが、コンセプトを見直しました。現状維持のほうがラクで変えるのは大変でしたが、よりよい商品を紹介したいと思い、食品だけに絞ることにしました。また香川県だけでなく四国のおいしいものを選りすぐって販売するようにエリアを広げました。

地域の生産者の方たちの役に立ちたいという考えを明確にし、まだ知られていないおいしい商品を掘り起こすことにも力を入れています。

―会社として大切にしていることを教えてください。

石川 身近な人が幸せでないと遠くの人を幸せにはできないので、社員が苦しむような商売はしません。社員、お客様、取引先、地域社会のよろこびを追求し、求められ続ける存在になることが目標です。

―今回ご紹介する「お米キューブ」の特徴を教えてください。

石川 米は香川県オリジナルブランド米「おいでまい」で、10年前に開発されました。大きな特徴はまず見た目が真っ白なんです。やわらかいというより粒立ちがしっかりしている食感と米本来の甘みを味わっていただけるおいしい米です。

四国ライス_4
「おいでまい」は高い品質を守るため選ばれた生産者だけが作っています。

―お米の評価指標「食味ランキング」で6度、最高ランク特Aを受賞されています。

石川 香川県の米は地元での消費がほとんどで、あまり県外では知られていないのですが、じつは昔からおいしいお米を作ってきました。「おいでまい」はその中でも高い品質が評価されており、香川県としても普及促進に力を入れております。「お米キューブ」は香川の贈り物としてパッケージも香川らしさにこだわり、高級感を出しました。

四国ライス_5
「おいでまい」は瀬戸内の温暖な気候ときれいな水から作られ、
献上米にも選ばれています。

―キューブにされた理由を教えてください。

石川 キューブは見た目のかわいさもあり、贈り物に喜ばれるパッケージです。また、真空パックすることで賞味期限が1年と長くなっています。米を食べる人が減っていく中で、米を選んでもらい、食べていただくため、長い賞味期限で保存しやすくすることも大切だと思いました。

四国ライス_6
香川をもじったゴールドのロゴが中央に。
四国ライス_7
「おいでまい」は弾力のある食感で冷めてもおいしく、
おにぎりにもぴったり。

―次に「骨抜鶏」はどういった商品でしょうか。

石川 香川県の骨付鶏は丸亀で発祥し、認知度が全国的にも高まって、今では讃岐うどんに次ぐほどになっています。でも人気が出て競合店も増えたので、他社との差別化を考えるようになりました。

当社の骨付鶏は、子どもでもお年寄りの方でもおいしくいただける、辛すぎない万人受けするスパイスがウリとなっています。特に弊社の骨付鳥わかは他社よりジューシーでボリュームもあるため、多くの方にご愛好いただいております。一方、骨付鳥を日常的に食べている方からは、骨が付いていると食べづらい、という声があり、味付けは骨付鳥のまま、切って一口サイズにして食べられるような形の商品を作りたいと思い、骨付鶏の逆で「骨抜鶏」を開発しました。

四国ライス_8
香川県内最大の食鳥処理加工センターで、処理された新鮮な鶏もも肉を使用。

―おいしい食べ方を教えてください。

石川 焼き方が大切で商品パンフレットにも詳しく説明していますが、十分解凍してフライパンで蓋をして焼くことがポイントです。蓋をするのは、鳥の中心部分まで十分に火を通す目的もありますが、焼けば焼くほど鶏油が増えるので、それを肉の中に閉じ込めたり、フライパンの外に飛び散らないようにするのが目的です。
また、最後の仕上げに蓋を開けて、フライパンにあふれ出てきた鶏油をスプーン等でかけながら焼くことで皮をパリパリに焼くことができ、中はジューシー、外はパリパリの本格骨付鳥をお楽しみいただくことができます。

地元香川県では、キャベツやごはんをこの鶏油につけて食べるのが本場の食べ方とされており、鶏から鶏油まで余すことなくお楽しみいただくことができます。鶏油でチャーハンを作ってもおいしいです。

四国ライス_9
肉汁がたっぷりでジューシー。

―最後に今後のビジョンをお聞かせください。

石川 まだまだ四国には知られていないおいしいものがあるので、商品を我々が発掘して発信し、より多く人に知ってもらいたいという思いがあります。また、骨抜鳥やおいでまいキューブのように、美味特産品を活用した自社商品も増やし、地域の美味しいものの認知度アップに貢献したいと思っています。
そして最終的には、商品を見たり買ってくださったお客様が、実際にその場所に行って食べてみたいと旅行のきっかけになったり、おいしいからプレゼントしようと思ってもらえるとうれしいです。

―貴重なお話をありがとうございました。

おいでまい無洗米キューブ12個

「おいでまい無洗米キューブ12個」(300g×12)
価格:¥6,480(税込)
店名:しこくる
電話:087-802-1515(10:00~17:00 土日祝除く / 電話注文は受け付けておりませんので、オンラインショップからお買い求めください)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shikokuru.shop/i/ricegift_oidemai_cube_12
オンラインショップ:https://shikokuru.shop/

骨抜鳥

「骨抜鳥」
価格:¥4,860(税込)
店名:しこくる
電話:087-802-1515(10:00~17:00 土日祝除く / 電話注文は受け付けておりませんので、オンラインショップからお買い求めください)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shikokuru.shop/i/honenuki-waka3
オンラインショップ:https://shikokuru.shop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
石川聡一(株式会社四国ライス 代表取締役)

1991年香川県生まれ。海外で働きたいとの思いから住友商事に入社。日系企業の事業管理や東南アジア向けトレード、インドネシア駐在等の様々な業務を経験。元々自身が生まれ育った香川県に貢献したい、という思いをもっていたことから、商社での修業期間を経て香川に帰郷。2021年に同社代表取締役に就任。地域の食を支えるお米事業のみならず、地域の銘品を発掘し普及させる食品EC事業にも注力している。

<文/垣内栄 MC/伊藤マヤ 画像協力/四国ライス>

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter