身近にあるスーパーフードとして人気の「はちみつ」。今回編集長のアッキーが気になったのは、固まりにくくクセも少ないと評判のアカシアはちみつ「花の露」と、煮物・揚げ物・肉料理などに使えて便利な「はちみつ醤油 だし入り」です。製造元の株式会社武州養蜂園 代表取締役の栗原正典氏と商品開発担当の吉田氏に、商品の魅力やおすすめの使い方などを伺いました。

株式会社武州養蜂園 代表取締役の栗原正典氏

―御社の創業からの歩みや、栗原社長のご入社の経緯をお聞かせください。

栗原　弊社は1967年に私の父親が創業し、通信販売を中心にはちみつ関係の商品を販売していました。当時通信販売ではちみつを扱う企業がほぼなかったことと、業界の先駆けとして扱ったローヤルゼリーの商品がヒットし、会社は大きく成長していきました。

私は大学卒業後、他の企業に3年間勤めたのですが、労働環境が厳しく続けるか悩んでいたタイミングで父親からの要望があり、弊社に入社することになったのです。弊社の社是でもある「ありがとう」の言葉を原点とし、お客様やスタッフだけでなく、振り返れば糧と思えるような大変な経験にも感謝することを理念としています。

―今回紹介する「純粋アカシア蜂蜜 花の露（はなのつゆ）」の特徴は？

栗原　「花の露」は40年前から販売している人気No.1のはちみつです。砂糖の代わりに料理に使えるよう開発した商品で、手をベトつかせず、スプーンなどがいらない専用容器「キッチンボトル」を採用しています。

はちみつは、他のはちみつより独特の香りやクセが少なく、お子さんでも食べやすいアカシアの花の蜜です。アカシアはちみつは結晶しにくいので、お客様からは「とても使いやすい」と好評をいただいています。

はちみつが手に触れず、
ボトルを押すだけでサッと使える「キッチンボトル」。

クセが少なく容器の中で固まりにくい、
アカシアの花のはちみつを使用している。

―「冷たいものにも溶けやすい」という口コミもあります。

栗原　「花の露」は普通のはちみつよりも採蜜のタイミングを早くしているので、水分量が少し多く、サラッとしています。そのため、冷たい水などに加えてもサッと溶けるのです。

―「花の露」のおすすめの使い方を教えて下さい。

栗原　煮物の甘み付けに使っても良いですし、肉料理に使うと食感が柔らかくなります。唐揚げの下味に小さじ1杯ほどのはちみつを使うと、本当においしくなるのでおすすめです。また、ご飯を炊くときに、お米2合に対して小さじ1杯ほどのはちみつを入れると、ご飯の味わいを変えずにとてもふっくら炊きあがるので、ぜひ試してほしいです。

ホットケーキやフレンチトーストはもちろん、
おかずの味付けや炊飯にもおすすめ！

―砂糖の代わりに「花の露」を使うときはどのくらいの量を？

栗原　同じ強さの甘みにするなら、倍くらいの量を使うのがおすすめです。ただ、砂糖の甘さとはちみつの甘さは種類が違いますので、はちみつならではの甘みを楽しんでいただきたいと思います。

―吉田さん、今回紹介するもう一つの商品「はちみつ醤油 だし入り」の開発エピソードをお聞かせ下さい。

吉田　パンやヨーグルトに使う機会が多い一般的なはちみつを、日本独自の調味料と融合させたいと思い開発したのが「はちみつ醤油 だし入り」です。はちみつと醤油だけではただの甘い醤油になってしまうので、甘さ・塩味に旨味を足して味を整えたのがこだわりです。何度も配合比を変えて試作を重ね、構想から1年半かけて商品化にこぎつけました。
（はちみつの配合比は23％使用しております。）
材料は国産丸大豆醤油にアカシアはちみつ「花の露」を合わせ、焼津産の鰹のだしや日高産昆布のだしでうまみを加えています。催事などでおすすめレシピを付けて販売すると、お客様から私へダイレクトメールで「おいしかった」とお声をいただくこともあり、嬉しく思っています。

まろやかな醤油の塩気とあっさりしたはちみつの甘みに、
だしのうまみも効いた絶妙なおいしさ。

―「はちみつ醤油 だし入り」のおすすめの使い方を教えて下さい。

吉田　一番おすすめなのは、卵かけご飯にお使いいただくことです。まろやかでコクがあるので、最高の卵かけご飯になります。また、お刺身に付けると魚の臭みを和らげて味が引き立ちますし、ソースの代わりに揚げ物にかけてもおいしいです。はちみつがみりんの代わりになるので、煮物やおひたしにも使えます。さらに、焼きそばの味付けに使うのも人気です。

甘さとうまみが卵のコクを引き立てて、
シンプルな卵かけご飯がごちそうに！

お刺身や煮物の味付けに使うと、
普通の醤油とはひと味違う奥深い味に仕上がる。

―栗原社長、効能の点ではちみつを使うメリットを教えて下さい。

栗原　はちみつは吸収が早く、すぐにエネルギーに変わる特徴があります。そのため、スポーツをする方ははちみつを携帯したり、スポーツドリンクに入れたりするそうです。また、体力が弱っている方の滋養強壮や、喉のケアにも良いとされています。ただし糖分ですので摂り過ぎに注意し、スプーン1杯程度の量にすると良いともいわれます。

―「武州養蜂園」実店舗限定の人気スイーツもあるとか？

栗原　現在、宮城県の「仙台愛宕橋店」と栃木県の「宇都宮店」、埼玉県熊谷市の「宮町店」と「久保島店」で「はちみつソフト」を限定販売しています。はちみつを8％加えた特製のソフトクリームで「濃厚でコクがある！」と大人気なので、ぜひ食べていただきたいです。

はちみつの豊かな風味と濃厚なコク、
上品な甘みが人気の「はちみつソフト」。

―御社のこれからの展望についてお聞かせ下さい。

栗原　これからも「はちみつ醤油 だし入り」のような、他社で販売していない、付加価値のある商品を開発していきたいと思っています。また現在、埼玉県を中心に各地で13店舗を運営しているので、地域に密着した販売を続けることで、少しずつ「武州養蜂園」のファンが増えていくことも願っています。

―貴重なお話をありがとうございました。

「純粋アカシア蜂蜜 花の露キッチンボトル」（500g）
価格：¥1,134（税込）
店名：武州養蜂園
電話：0120-25-0038（9:00～18:00）
定休日：インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL：https://bushu38.com/SHOP/4261.html
オンラインショップ：https://bushu38.com/

「はちみつ醤油 だし入り」（360g）
価格：¥918（税込）
店名：武州養蜂園
電話：0120-25-0038（9:00～18:00）
定休日：インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL：https://bushu38.com/SHOP/8861.html
オンラインショップ：https://bushu38.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

＜Guest’s profile＞
栗原正典（株式会社武州養蜂園 代表取締役）

1970年埼玉県生まれ。音楽鑑賞を趣味とする。幼少より「武州養蜂園」創業者である父と母が働く姿を見て育つ。北海道 札幌の大学に進学し工学部経営学科を卒業後、お茶を扱う企業に3年間勤め、株式会社武州養蜂園に入社。2010年、2代目として代表取締役に就任。「ミツバチを通じて美しい自然環境と人の健康づくりを日々考える」を理念に独自の商品開発や店舗展開に努め、全国でファンを増やしている。

＜文／ふるとりあやめ　MC／伊藤マヤ　画像協力／武州養蜂園＞