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うま酸っぱい、がヤミツキに!何にでも合うにんにく好きの調味料「ガリスコ」

2024/08/08

にんにくのすりおろしをたっぷりと使ったにんにく好きのための調味料「ガリスコ」。酸味と辛味、にんにくの旨味がぎゅっと詰まった1本で、唐揚げや餃子、カレーライスなどにも相性抜群です。今回、編集長アッキ―こと坂口明子も、そんな「ガリスコ」に注目。取材スタッフが開発秘話を株式会社自然共生 取締役社長の宮﨑幸子氏に伺いました。

株式会社自然共生 取締役社長 宮﨑幸子氏
株式会社自然共生 取締役社長の宮﨑幸子氏

―沿革を教えてください。

宮﨑 当社の前身である株式会社ベンクーガーは1975年に、岡山県倉敷市児島で創業しました。児島は繊維の街。現在もデニム生産などで有名ですが、元々当社も学生服を扱っていました。主には男子の学ランなどです。

その後、時代の変化にともなって、徐々に「世のために役に立つ事業」を展開。制服から健康事業と美容事業への展開に変化していきました。その中で2002年、株式会社自然共生を設立。2015年にホールディングス体制に移行し、現在に至ります。

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白にんにくを熟成させて作る黒にんにく。
黒にんにくファクトリー(自社工場)で発酵熟成して製造。

―メインで取り扱っているものは?

宮﨑 黒にんにく・胡麻・プロポリスなどを使った健康食品です。社名でもある「自然共生」とは、自然の力を生かしてともに生きていく。そして、それが健やかな身体づくり、健康になるということにつながっています。

当社がある岡山県は、温暖な気候に恵まれた地域。その地で様々な商品を開発し、通信販売や卸販売を行っています。

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手軽に使える「ガリスコ」。
どんな料理にもマッチするので食卓に欠かせなくなりそう。

―人気の「ガリスコ」も原料はにんにくです。

宮﨑 実は、にんにくは当社がずっと扱ってきた商材です。にんにくの歴史は古く、日本に伝わってから約1,000年以上経っているとも言われています。当時から身体にいいとされていましたし、がんの抑制効果があることも研究・発表されている健康食品。すごく力を持った食材ですが、どうしても香りなどの面から敬遠されがちでもあります。

そこで当社は、香りが残りにくく、胃への負担も少ない黒にんにくを取り扱うようになりました。ただ、ガリスコに関しては、白にんにくを使用しています。

にんにくのおいしさも、食欲をそそる香りもダイレクトに広がる。黒にんにくにはない良さも手軽に感じてもらいたいと、スパイスタイプの「ガリスコ」を開発しました。

―こだわりは?

宮﨑 まず、当社で使用するにんにくは国産です。特に青森県産のもの。栄養価も高いので、そこはこだわりです。

さらに「ガリスコ」では、その国産白にんにくをフレッシュな状態で使えるようにしています。一般的にチューブなどで販売されているにんにくは、より食べやすくなるように乾燥させてから加工していることが多いものです。

でも、「ガリスコ」は生のすりおろしを使用しています。特に新物はりんごのように甘くておいしい。このおいしさを出すことも、開発時にこだわり抜いた点です。

にんにくのすりおろしは、そのままだと辛いので酸味と辛味がちょうどよくなる配合でブレンドし「うま酸っぱい」味に行き着きました。唐揚げにレモンをかけるようなイメージで、「ガリスコ」をさまざまな料理にかけていただくとさっぱりしますし、旨味も出ます。

―にんにく以外の原料は?

宮﨑 酸味はりんご酢です。にんにくが青森県産のものだからか、りんごによく合いました。それから、青唐辛子も使用しています。

ただ、辛味が強くなりすぎると、にんにくの良さが消えてしまう。「ガリスコ」は辛味を感じにくくし、にんにくのパンチを強めたタイプに仕上げていますが、両方を生かすバランスを探すのはとても難しかったです。

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うなぎやかつおのたたきとも好相性。
途中でかけて味変するのもおすすめの使い方。

―おすすめの食べ方は?

宮﨑 カレーライス、唐揚げ、餃子。かつおのたたきにかけてもおいしいです。変わり種ですと、うなぎとも相性は抜群。甘じょっぱいタレなどによく合うので、お好み焼きにかけてもおいしいです。

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から揚げやピザ、パスタにも合う。

宮﨑 当社のスタッフもいろいろなものにかけていますし、味変するために途中で使うようなこともしています。個人的によく使うのは、焼き肉のタン。塩とレモンの変わりにかけています。

ただ、やはりにんにくの香りは残るので、食べるタイミングなどには気を付けていただいた方がいいかなと思います。

―調味料として使うのがいいですか?

宮﨑 はい。「目指せ、マヨネーズ」と位置づけています。「ガリスコ」は、老若男女に味わっていただける商品。各ご家庭の冷蔵庫に必ず入っているのが理想です。ぜひ一度、いろいろなものに合わせて味わっていただけたらと思います。

当社の中でも、「ガリスコ」は思い入れが深い商品になりました。自分たちのアイデアから商品化したものなので、子どものような存在。みんなが愛情を持って育てています。そんな思いも詰まっている「ガリスコ」を販売した2020年はコロナ禍。キャンプで使用していただける場面も多く、多くの皆さんに興味を持っていただけました。

奇をてらうようなネーミングであり、原料でもありますが、ずっと続けていきたい商品です。日常使いをしていただけるので、「ガリスコ」をより愛されるものに育てていきたいと思っています。

―今後の展望をお願いします。

宮﨑 「ガリスコ」のように皆さんの生活に密着して、お役に立てる商品を開発していきたいと思います。

にんにくは、決して食事のメインにはなりません。でも、縁の下の力持ちであり、食事に彩りを与えてくれたりします。キラッと輝く存在としての可能性を深めていって、魅力を感じていただけるような商品作りを続けたい。

同時に、日本の農業は、後継者不足や肥料などの価格高騰が続き、農家さんが生産を続けるのが厳しい現状もあります。青森県のにんにくも同様で、決して例外ではありません。

当社としては、にんにくに関わってくださる皆さんのお役に立ちたいというビジョンも持っています。形が崩れてしまって市場に出せないのであれば「ガリスコ」に使うなど、農家さんが作ってくださったものを無駄にしない。しっかりと商品化していくことも、にんにくを使わせてもらってる以上は使命だと感じています。

だからこそ、農家さん。青果さん。お客様。皆さんが笑顔になるために、世の中のお役に立てる企業に成長させていきたいと思います。

―貴重なお話をありがとうございました。

「ガリスコ」(約65g)

「ガリスコ」(約65g)
価格:¥702(税込)
店名:ガリプロ(にんにく専門店)
電話:086-224-6667(9:00~18:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://garlipro.base.ec/items/38942997
オンラインショップ:https://garlipro.base.ec/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
宮﨑幸子(株式会社自然共生 取締役社長)

1976年島根県生まれ。1998年に入社し店舗責任者等を経て、2022年に取締役社長に就任。「にんにくで世界を笑顔にする」というビジョンを掲げ、ガーリックのプロ「ガリプロ」ブランドを立ち上げる。新商品のリリースやYouTubeなどSNSでの情報発信にも力を入れている。

<文/青柳舞子 MC/三好彩子 画像協力/自然共生>

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