今回、編集長のアッキーが気になったのは、甘めの味噌に辛ーい青唐辛子がたっぷり入った「青唐がらし味噌」。辛いもの好きな人も「けっこう辛い!」という味ながら、なぜかやめられないと大人気です。ご飯に合うのはもちろん、おかずの味付けやカレーの隠し味になる使い勝手の良さも魅力。大光物産株式会社 代表取締役社長の藤田秀喜氏にこだわりやおすすめの食べ方を取材陣が伺いました。
辛い!で辛い!でもやめられない!ご飯が進む青唐辛子たっぷりのおかず味噌「青唐がらし味噌」もやめられない!ご飯が進む青唐辛子たっぷりのおかず味噌「青唐がらし味噌」
2024/08/09
大光物産株式会社 代表取締役社長の藤田秀喜氏
―御社の沿革をお聞かせください。
藤田 弊社は祖父がおもちゃなどの観光物産の卸業をしておりました。私は高校まで野球に明け暮れたのち一度は大企業に就職しましたが、お客様の楽しんでいる反応を見るのが仕事のやりがいと感じられる弊社に入社することにしました。
しかし、おもちゃや雑貨の売り場の縮小が続いたので、食品卸に業態を変えることにしたのです。当初は他の業者から妨害を受けたため、販売力をつけてメーカーや卸先の信頼を厚くするなど、苦労して販路を広げています。
―社長に就任された後、モットーにしていることは?
藤田 道の駅などがメインの卸先なので、スーパーなどでは見かけない商品や地元食材を使った商品を扱うようにしています。弊社が仕入れや開発をした商品が話のネタになり、楽しい食卓のお手伝いができれば嬉しいです。また、売り場の状況は自ら足を運んで把握するようにしています。
甘く味付けした味噌に細かく刻んだ青唐辛子がたっぷり!
ご飯に乗せたりおかずの味付けにしたりなど使い勝手が良く、辛さと甘さのバランスがクセになる。
―今回紹介する「青唐がらし味噌」も他にはないと大人気の商品です。
藤田 「青唐がらし味噌」は刻んだ青唐辛子と少し甘めの味噌を合わせた商品ですが、こんなに辛い味は万人受けしないので普通のお店では販売しないと思います(笑)。青唐辛子の辛みと味噌の甘みのコントラストが絶妙で、私も自分でよく買って食べるお気に入りの商品です。辛いものが好きな人でも「けっこう辛い!」という味で、それも話のネタになります。
実店舗の売り場ではあまり目立たなかったのですが、自分が好きな商品なのでとにかく1回食べてほしいと思い、ネット通販では気軽に買えるようメール便にしたところ人気No.1となりました。
輸送コストの低い「メール便」を採用しており、送料無料で気軽に購入できる。
2パック入りでたっぷり使えるのも嬉しい。
―「青唐がらし味噌」の人気の理由とおすすめの食べ方は?
藤田 万能調味料のように、いろいろなものに使える点が人気です。そのままご飯のお供にするだけでなく、乗せる、混ぜる、塗るなど使い方がどんどん広がります。例えばカレーの隠し味に使うと、カレーの辛さに違う辛さが混ざり奥深いコクになります。
また、焼き肉のタレの代わりに「青唐がらし味噌」を使っている焼き肉屋さんもあり、私も実際に食べてこれはおいしいと思いました。「焼いた魚の上に乗せてもおいしい」などのレビューもあり、ぜひいろいろ試していただきたいと思います。
焼き肉のタレの代わりに「青唐がらし味噌」を使うと、
青唐辛子の辛みと味噌のコクが肉のうまみを引き立てて止まらなくなりそう。
白身魚など、あっさりした魚に「青唐がらし味噌」を乗せるのもおすすめ。
味にパンチが加わってご飯がどんどん進むおかずに。
―「青唐がらし味噌」には人気の姉妹品もあるとか?
藤田 青唐辛子の辛みに爽やかなゆずの香りが効いた「青唐がらしゆず味噌」も人気の商品です。こちらはゆず胡椒をイメージさせる味わいの味噌で、「青唐がらし味噌」と同じように焼きおにぎりやおでん、焼き肉など何にでも使えます。
また、さらなる「青唐がらし味噌」の姉妹品として、花椒(ホワジャオ)を使った痺れ系の赤い味噌を現在開発しているところです。「青唐がらし味噌」に黄色っぽい色の「青唐がらしゆず味噌」と開発中の赤い味噌を合わせて、信号機の色のイメージで販売したいと思っています(笑)。
青唐辛子の辛みとゆずの香りが絶妙なバランスの「青唐がらしゆず味噌」。
ご飯のおともの他、冷奴などシンプルな料理をランクアップさせる使い方もおすすめ。
―「青唐がらし味噌」から派生したおすすめ商品についても教えてください。
藤田 弊社の近隣である兵庫県朝来市の特産品に「岩津ねぎ」というブランドねぎがあります。「日本三大ねぎ」といわれるこちらを使った商品として、小さなきゅうりを岩津ねぎ入りの味噌に漬けた「焼ねぎちびっこ味噌」を作りました。ピリ辛の味噌と岩津ねぎの風味、ポリポリした食感のきゅうりが相性抜群でご飯にもお酒にもぴったりです。
また、食べるラー油に刻んだ岩津ねぎを合わせた「岩津ねぎラー油」は、岩津ねぎの食感とにんにくやごま油の香りがご飯に合うと大好評です。こういった、地元の農家との繋がりができるような商品を今後も作っていきたいと思います。
「最高においしい!」とのレビューも寄せられる「焼ねぎちびっこ味噌」。
小さなきゅうりのポリポリとした食感がクセになる。
食欲そそる味のラー油に岩津ねぎがたっぷり。
ラーメンや卵かけご飯にトッピングしたり、そばつゆに加えて「ラー油そば」にしたりと使い勝手が抜群。
―お客様からいただくご意見で印象的だったものは?
藤田 「青唐がらし味噌」をきっかけに弊社を知ったお客様が、他の商品もいろいろ召し上がり「どれを食べてもおいしいのでどんどん試していきたい」などのレビューをくださいます。そういったお声を見ると嬉しく、新しい商品を加えていくモチベーションになります。
―御社の今後の展望についてお聞かせください。
藤田 地元食材を使った商品を積極的に展開し、地元の農家や商品を売りたい人のお手伝いをしたいと思っています。冬の時期は4tほどの岩津ねぎを自ら運び、荷造りしてメーカーに送る作業に励みました。地元食材の商品を販売することで皆さんに名産品を知ってもらい、足を運んでもらって旅行需要に繋げていきたいです。そして、道の駅などにある弊社の商品で新たな発見をしていただき、お客様のコミュニケーションツールになればと願っています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。
「青唐がらし味噌」(250g×2個)
価格:¥1,280(税込、送料込)
店名:黒豆とご飯のお供 八庵-はちあん
電話:0795-75-1098(平日9:00~16:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/hachian/4990855055026-2-cc/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/hachian/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
藤田秀喜(大光物産株式会社 代表取締役社長)
1974年生まれ。小学校より高校にかけ熱心に野球に取り組む生活を送る。高校卒業後、大手電力会社勤務を経て家業である大光物産株式会社へ入社。雑貨などの観光物産卸中心であった業態を食品卸に転換し、売り場を自ら精査するなど販売力を強化して販路拡大を実現する。2013年より現職。
<文・撮影/ふるとりあやめ MC/菊地美咲 画像協力/大光物産>