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米どころ新潟が誇る5種類のお米を食べ比べ!パッケージもおしゃれな「新潟米ライフ<5Colors>

2024/10/17

日本人の主食であるお米は、多くの人が毎日のように口にするものです。食卓に炊きたてホカホカのお米があるだけで、幸せな気持ちになりますよね。

今回、編集長アッキーが気になったのが、カラフルな5種類のパッケージにそれぞれ違う品種の新潟米が入った「新潟米ライフ<5Colors>」です。米どころとして知られる新潟県のおいしいお米を手軽に楽しめるとあって、おみやげや贈り物にぴったり。商品の特徴や魅力について、株式会社保苅米穀の代表取締役社長を務める保苅晃規氏に取材陣が伺いました。

株式会社保苅米穀 代表取締役社長 保苅晃規氏
株式会社保苅米穀 代表取締役社長の保苅晃規氏

―まずは社長ご自身と会社のことについて教えてください。

保苅 私は3代目で、会社は2023年に創業100年を迎えました。事業のベースは飲食店さんや施設などへのお米の納入で、私もそれを継承しつつ、プラスアルファでおみやげやギフト向けの商品を展開していきたいと考え、力を入れています。

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お米のおいしさを引き出すための精米設備。

―今回ご紹介する「新潟米ライフ<5Colors>」も、ギフト向け商品のひとつということですね。

保苅 従来はキロ単位で袋入りの、いかにもお米といった商品を販売していましたが、時代の移り変わりとともに2合、3合の商品も求められるようになり、当社も割と早くから新潟駅の売店に置かせていただいていました。今回の「新潟米ライフ<5Colors>」は、それとはまた別に「お米らしくなくていい」という考えから開発した商品で、2024年1月に販売を開始しています。

―「お米らしくない」というのはどういう意味なのでしょうか?

保苅 見た目からしてお米らしいものではなく、開封したお客様が「お米だったんだ!」とびっくりするような、それでいて新潟らしさを感じていただけるような商品というコンセプトで企画しました。

―確かにパッケージがカラフルでおしゃれです。

保苅 デザインに関しては、「お米もかわいくていいんじゃないか」という妻に任せた形です。新潟県が米どころというのはすでに全国の方に知っていただいていますので、安定した品質のお米を提供することを大前提にしつつ、パッケージを開発しました。

―デザインのコンセプトを教えてください。

保苅 華やかで新潟県のイメージから大きく外れないデザインということで、それぞれの箱にイラストをあしらっています。たとえば佐渡産コシヒカリが入っているピンクの箱には県鳥の「トキ」、魚沼産コシヒカリの水色の箱には雪の中を歩く「かんじき」が描かれています。岩船産コシヒカリが入った青の箱は「鳥居」で、新潟県は神社の数が全国トップクラスで多いということをデザイナーさんが調べてくださったことから、このデザインになりました。新潟県特別栽培認証米の箱は田んぼのイメージで、新潟県のシルエットが入っています。新之助の赤い箱のイラストは、県の花である「ユキツバキ」です。

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パッケージにはそれぞれ新潟県らしいモチーフが描かれている。

―5種類のお米はどういった理由で選ばれたのでしょうか?

保苅 まず「新之助」は、今新潟県が一番プッシュしているお米で、コシヒカリに並ぶブランド米に育てようとしているというのが大きな理由です。また、新潟県は面積が広く、同じ銘柄のお米でも産地によって食味が違ってきます。そこで県内の「上越」「中越」「下越」「佐渡」という4地域のうち、上越をのぞく3地域のコシヒカリを取り揃えました。中越が魚沼産、下越が岩船産、あとひとつが佐渡産です。新潟県特別栽培認証米のコシヒカリは県の特別栽培基準をクリアしたお米で、生産者がいろいろと苦労しながら育てていることを打ち出したいと考えて選びました。

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各地の生産者と連携しておいしいお米を提供し続けている。

―それぞれの味の違いを教えてください。

保苅 魚沼産コシヒカリは、粘り気が強くふっくらとしています。佐渡産コシヒカリもふっくらとしてやわらかく、魚沼産と似ています。岩船産コシヒカリは、魚沼産よりも少しあっさりめでコシが強いのが特徴です。新之助はコシヒカリとはまったく違い、粒が大きく、パスタでいうとアルデンテのような食べごたえがあります。

―おすすめの食べ方は?

保苅 魚沼産コシヒカリと佐渡産コシヒカリに関しては、ぜひ白いご飯で食べてください。白ご飯以外では、粘り気のある食感を生かした炊き込みご飯にも合います。岩船産コシヒカリは、新之助ほどではないもののコシがあるので、お寿司や釜飯、コシを残したい炊き込みご飯などにお使いいただけます。新之助はオールマイティに使えるお米です。粒がしっかりしているので、おにぎりにするとコシがあり口の中でほろっとほどけて、おいしく食べていただけると思います。

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味や食感が違う5種類の新潟米を楽しめる。

―お米も奥深いのですね。

保苅 はい、「新潟米ライフ」をきっかけに、お米に興味持ってもらえれば幸せです。「新潟米ライフ」という商品名は、もともとオンラインショップの店名で、そこには「新潟米を中心にした生活を送ってほしい」という思いが込められています。「お米は何でもいい」「品種はこだわらない」という方や、海外の方にも興味を持ってもらえるような商品になればいいなと思っています。

―御社は新しいことに精力的に取り組まれていますが、老舗として昔から変わらず大切にしていることはありますか?

保苅 私が経営に携わるようになってから、「食べてくれたお客様に満足いただけるような商品を作りましょう」という経営理念を設けました。お米を飲食店さんやおみやげ屋さんに納めればよいというだけでなく、買っていただいた方、食べていただいた方に満足してもらえることが大切であり、大前提です。この部分はずっと変わらずに続けています。

―最後に今後の展望についてお聞かせください。

保苅 現在は新潟駅のお店にギフト向け商品を置かせていただいていますが、今後はデパートなどにも提案をして、もう少し露出を増やしていければいいなと考えています。一般の方向けの商品の売上は、比率でいうとまだ2割ほどですが、3割程度には伸ばしていきたいと思います。

―新潟米のファンが増えそうですね。本日はありがとうございました。

「新潟米ライフ<5Colors><令和5年産米>」(300g×5個)

「新潟米ライフ<5Colors><令和5年産米>」(300g×5個)
価格:¥4,050(税込)
店名:新潟米ライフ
電話:0120-341-585(8:30~17:30)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://store.niigatamai-life.com/products/detail/3
オンラインショップ:https://store.niigatamai-life.com/products/list

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
保苅晃規(ホカリアキノリ)(株式会社保苅米穀 代表取締役社長)

1972年新潟県新潟市生まれ。事務機器の営業を経て、1997年に有限会社保苅米穀へ入社。2004年に株式会社保苅米穀代表取締役に就任。それまでの営業基盤である業務用に加えて贈答需要にも力を注いでいる。「五ツ星お米マイスター」「新潟県農産物検査員」の資格を持つ。

<文/坂見亜文子 MC/髙橋美羽 画像協力/保苅米穀>

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