今回、編集長のアッキーが気になったのは、和歌山産の梅を使用したこだわりの「味わい6種-千年の知恵梅干」と、元気が欲しいときにおすすめの「はたらくムクナ豆【お茶】」です。はちみつ味など6種が揃った梅干と、気分がシャキッとする珍しいお茶は健やかな毎日をサポートしてくれそう。株式会社紀州ほそ川 代表取締役CFOの細川陽介氏に、取材陣が商品へのこだわりを伺いました。
6種の梅干を1度に楽しめる!「味わい6種-千年の知恵梅干」と、元気をサポートする「はたらくムクナ豆【お茶】」
2024/10/02
株式会社紀州ほそ川 代表取締役CFOの細川陽介氏
―御社の創業からの歩みや、代表に就任された経緯をお聞かせください。
細川 弊社はもともと和歌山県のみなべ町で梅を栽培し、梅干を作って販売する農家でした。会社として創業したのは1951年ですが、1813年には3代目が既に農業を始めていた記録が残っています。現在は梅干に加え、梅の有用成分を活用した妊活サポート食品や、今回紹介する「ムクナ豆」を使った商品などを扱っています。
1813年には既に梅の栽培を始めていた老舗企業。
現在は梅干のほか伝統食品の有用成分を活用した商品も扱う。
細川 私は長男だったので、経営スキルを培うため外資系や政府系の投資銀行に就職しました。しかし、そこで大きい案件を扱うようになると、父は私を呼び戻さないほうが良いと思い弟に家業を継ぐよう勧めたのです。一方、弟は社長に就任した後も私のサポートを望んでくれたため、3年前に故郷に戻って代表取締役CFOに就任し、現在は弟と共同代表として会社を運営しています。
―今回紹介する「味わい6種-千年の知恵梅干」の特徴を教えてください。
細川 「味わい6種-千年の知恵梅干」は、和歌山県産南高梅のなかで大きさや柔らかさ、傷のなさの基準が最も高い、A級の梅を使用した梅干6種類のセットです。弊社の梅干の主なラインナップが揃っており、いろいろな味を一度に楽しめると人気があります。このセットで好きな味を見つけて、その味をリピートされるお客様がとても多いです。
「紀州ほそ川」の人気梅干6種を1度に楽しめる人気のセット。
「旨みはちみつ漬」「はちみつ漬」「こんぶ漬」
「昔づくり」「甘しそ味」「うす塩味」。
―6種のうち「旨みはちみつ漬」と「はちみつ漬」、「こんぶ漬」、「昔づくり」の特徴は?
細川 「旨みはちみつ漬」は弊社の人気No.1の商品で、うまみと酸味のバランスが非常に良く、私も1番好きな味です。塩分約8%なので適度な塩気がありつつ、食べやすいと好評をいただいています。それに対し「はちみつ漬」は塩分約5%でデザートのように甘く、梅干が苦手な方にもおすすめです。
ふっくらとして食べやすい、人気のはちみつ漬け。
細川 「こんぶ漬」は梅干を国産昆布と漬け込み、大きく薄い昆布で巻いて刻み昆布も乗せました。昆布のうまみが染みており、山と海の恵みが重なり合うおいしさです。「昔づくり」は塩分が約15%と高めでしっかり酸っぱく、昔ながらの梅干を食べやすくしたイメージの商品です。コアな梅干好きの方は「これが1番梅の味がする」とおっしゃいます。
左から、甘酸っぱくコク深い「旨みはちみつ漬」、
スイーツのような「はちみつ漬」、塩味とうまみのバランスが絶妙な「こんぶ漬」、
パンチのある酸味が懐かしい「昔づくり」。
――「甘しそ味」、「うす塩味」についても教えてください。
しその爽やかさが特徴の「甘しそ味」。
細川 「甘しそ味」は梅干の甘酸っぱさにしそのアクセントが効いた、スタンダードな味わいです。「うす塩味」は「昔づくり」に近いのですが、塩分が約8%なので、15%の「昔づくり」では塩分が高すぎて気になるという方におすすめです。
「はちみつ漬」や「こんぶ漬」が蜂蜜や昆布で味を調えるぶん果実の味が控えめになるのに対し、「昔づくり」や「うす塩味」は塩で漬けるので梅本来の味を楽しめます。
左から、爽やかで優しい酸味の「甘しそ味」、
シンプルな塩味でいろいろな料理に合いそうな「うす塩味」。
―「味わい6種-千年の知恵梅干」のおすすめの食べ方は?
細川 「昔づくり」など塩分が高めの梅干は、昔ながらの食べ方でおにぎりにするとか、白いご飯と一緒に食べるのがおいしいです。甘みの強い「はちみつ漬」はそのまま、デザートのように食べるといいと思います。「旨みはちみつ漬」や「こんぶ漬」は塩梅がちょうど良く、そのまま食べてもご飯と合わせてもおいしいバランス型の梅干といえます。
酸味や塩味のしっかりした「昔づくり」はぜひおにぎりに。
甘い「はちみつ漬」はおやつ代わりに食べるのもおすすめ。
―御社の梅干の製法である「濃い減塩製法」についても伺えますか?
細川 「濃い減塩製法」とは、塩漬けの梅から塩分を抜いて梅干にするとき、梅の果汁に浸ける製法のことです。普通は水に浸けて塩抜きをするのですが、その方法では塩と一緒に梅の果汁なども抜けてしまいます。しかし「濃い減塩製法」では塩が抜けたぶん梅の果汁が梅干の中に入るので、梅本来の成分が濃く残るのです。これは20年以上の研究により開発された、弊社独自の製法です。
―今回紹介するもう一つの商品「はたらくムクナ豆【お茶】」の特徴について教えてください。
細川 「はたらくムクナ豆【お茶】」は、ドーパミンの元である「L-ドーパ」を多く含むムクナ豆に丹波黒豆をブレンドして焙煎し、お茶に加工した商品です。ドーパミンは、運動機能の調節や意欲、学習など多くの体内の働きに関与しています。ムクナ豆はL-ドーパを補うことで、心身ともにはつらつとした毎日を送るサポートをします。
L-ドーパは普通に焙煎すると壊れてしまうのですが、弊社の「はたらくムクナ豆【お茶】」は独自の焙煎加工を行っており、L-ドーパがしっかり残っていることが大阪河﨑リハビリテーション大学との共同研究で証明されています。
株式会社紀州ほそ川は、一度は廃れた
国産ムクナ豆(八升豆)の復興栽培を手掛けている。
―「はたらくムクナ豆【お茶】」は、どんな人がどんなときに飲むのがおすすめですか?
細川 自然の植物由来のお茶ですので、どんな方でも、少しシャキッとしたいときにコーヒーやエナジードリンクの代わりとして気軽に飲んでいただけます。ティーバッグなのでお湯を注ぐのはもちろん、水筒に水と一緒に入れて持ち運ぶこともできます。味は豆の甘みや香ばしさのある、普通にお茶として楽しめる味わいです。
口コミでも「気持ちがラクになった気がする」
「クセがなく飲みやすい」と大人気。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
細川 弊社では梅やムクナ豆など、昔から日本人が活用してきたのに忘れられそうな素材を再発見し、皆様にお届けしています。今後も、生活に彩りを与える自然由来の商品をもっと普及させたいです。
科学的データに基づいた商品づくりがこだわりですので、大学など第三者機関の出したデータをもとに商品開発を行っています。梅の研究をずっと行ってきた父の意志を継ぎ、真面目に商品を作っていますので、ぜひ他社と比べていただきたいです。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。
「味わい6種-千年の知恵梅干」(200g×6)
価格:¥5,780(税込、送料込)
店名:紀州ほそ川オンラインショップ
電話:0120-933-600(9:00~17:00 年末年始・弊社指定休日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.kishu-u.me/products/detail/75
オンラインショップ:https://shop.kishu-u.me/
「はたらくムクナ豆【お茶】」(3.3g×20袋)
価格:¥1,650(税込、送料込)
店名:【公式】国産ムクナ豆100%はたらくムクナ豆は国内シェアNo.1
電話:073-488-6600(9:00~13:00 土日祝日・弊社指定休日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://mucuna-ma.me/shop/tea/
オンラインショップ:https://mucuna-ma.me/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
細川陽介(株式会社紀州ほそ川 代表取締役CFO)
慶應義塾大学理工学部卒、慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。メリルリンチ日本証券(株)、(株)日本政策投資銀行を経て2021年株式会社紀州ほそ川に入社。投資銀行では主にM&Aアドバイザリー業務と投資業務に従事する。DBJではPE/VCファンドの投資案件の審査を担当。また、シンクタンクにてODA開発業務、水道民営化にかかる調査担当の経験を有する。現在は、事業承継やベンチャー投資分野の経験を生かし株式会社紀州ほそ川の代表取締役CFOを務める。
<文・撮影/ふるとりあやめ MC/三好彩子 画像協力/紀州ほそ川>