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うまみをギュギュッと。シャキシャキ食感の「みそ汁の具」にとろみもおいしい「こんぶのぽん酢」

2024/09/04

今回、編集長アッキ―こと坂口明子が注目したのは、富山県で誕生したみそ汁の具とこんぶのぽん酢。汁ものに入れるだけで野菜のシャキシャキ食感を楽しめる「国産野菜と海藻を味わうみそ汁の具」に昆布の旨味がギュッとつまった「こんぶのぽん酢」は、一度食べるとおいしさの虜になる逸品です。取材スタッフが開発の裏側を株式会社マツオ 代表取締役社長の小林幸太氏にお話を伺いました。

株式会社マツオ 代表取締役社長 小林幸太氏
株式会社マツオ 代表取締役社長の小林幸太氏

―1993年創業。御社の沿革を教えてください。

小林 創業当初はご葬儀関係の篭盛屋(フルーツ専門店)。いわゆるお菓子や果物などを取り扱う事業からスタートしました。以降、ご葬儀に関する食品のお供え物やギフトに至るまで、少しずつ商材を広げながら富山県全域と石川県の会社様などに納品させていただいています。
時代が流れ、近年は葬儀自体が縮小傾向です。そこで当社独自の商品や他社と差別化できる商品をつくるようになりました。最初につくったのは「昆布うどん」。昆布の粉末を練り込んだうどんですが、これは食品メーカーさんとコラボレーションをするなど、完全オリジナル商品になったものです。
そのほかにも小売店さんや百貨店さん。セレクトショップさんなどに納品させていただいている様々な商品を生産する事業を3年前ぐらいからスタートしました。

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籠盛屋として創業。
徐々に富山の食文化に欠かせない「白えび」や「昆布」を使った珍しい商品を開発。

―御社の強みは?

小林 素材の味を生かしていることです。添加物が入っていない商品は世の中でも主流になってきていますが、その形も含めて、素材を生かす商品づくりをしています。その上で商品自体が営業につながるような、ほかにはないモノを意識しながらつくっていることはこだわりです。
原料は国産。さらに、素材の味を生かすことは最優先事項です。それなので、当社の商品を口にしていただければ、必ず「おいしい」と言っていただける商品になっていると思います。実際にお客様からも、そうした声があるのはうれしいことです。

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富山県の食文化である「昆布」を大切に使った
「こんぶのぽん酢」と「国産野菜と海藻を味わう味噌汁の具」。簡単に使える逸品。

―素材の味を生かした商品が「こんぶのぽん酢」です。

小林 富山県は、昔から昆布の食文化がすごく強い地域です。世の中にはたくさんの「昆布ぽん酢」があります。その中でも当社の「こんぶのぽん酢」は、昆布の旨味をそのまま味わえる1本です。
もともと、この商品は「ぽん酢」を「昆布そのもので味付けしたらおいしいのでは」という発想がきっかけでした。そこで、昆布を粉末にしたものをそのまま配合しています。そのため、少しどろっととろみがついているのも特徴です。世の中にありそうで、ない商品に仕上がりました。

―とろみはどのようにつけているのですか?

小林 昆布そのもののとろみです。原料にしている根昆布はとろみが強い。その上、根っこの部分に旨味が凝縮されています。それを粉末にしているので、とろみと旨味がついています。
加えて富山県の醤油メーカー「トナミ醤油」とコラボレーションをして開発しており、醤油のおいしさも感じられる「ぽん酢」になりました。富山県産の丸大豆を使った醤油をベースに、富山の食文化である昆布を合体させたおいしい「ぽん酢」です。

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とろみも特徴の「こんぶのぽん酢」。
さっぱりとしたサラダやしゃぶしゃぶと好相性。
濃厚なおいしさがふわっと口の中に広がる。

―おすすめの使い方は?

小林 焼肉のタレやドレッシングとして使うのもおすすめです。濃厚ですが、サラダにかけると野菜の水分と混ざって、ちょうどいい味わいになります。
夏ならば、冷しゃぶなどのしゃぶしゃぶ系も合う。油の多い肉料理も、昆布の旨味が包み込んでくれるため、あっさりとした舌触りになります。通年で味わっていただけるようなイメージで完成させましたから、鍋にもおすすめです。
実際に食していただければ、昆布の旨味が凝縮された「ぽん酢」そのもののおいしさも感じていただけると思います。

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野菜のシャキシャキ食感も楽しめる「国産野菜と海藻を味わう味噌汁の具」。
サッと入れるだけでいつものおみそ汁も豪華に。

―富山らしさを感じるオリジナル商品としては「国産野菜と海藻を味わう味噌汁の具」もあります。

小林 昨年の秋に販売を開始した「国産野菜と海藻を味わう味噌汁の具」。これは富山県のメーカーでつくっていただいています。
この商品は、石川県の海女さんが手採りした天然ワカメを使用。そこに、北海道産のがごめ昆布やこだわりの国産野菜を一緒に使いました。特徴は、シャキシャキとした食感と素材の甘み。昆布のとろみも楽しんでいただけます。
やはり、年明けの震災で大変な状況となっている石川県で採っている材料を使っているので、応援するためにも生産を続けていきたい。皆様に手に取っていただけたらと思っています。

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パッケージを開けると野菜やわかめ、昆布がぎっしり。
汁物などに入れるだけの簡単さも魅力。

―使い方は?

小林 汁物などのトッピングのように使っていただけます。お味噌汁などにサッと入れるだけ。本当に数十秒で戻ります。
逆にあまり(汁などに)つけすぎてしまうとドロっとしてしまうかもしれません。それもおいしいのですが、食べる前がいいかなと思います。手軽で簡単。さっと調理できるので、カップラーメンなどに入れるのもおすすめです。
何でも使っていただけますし、昆布のうまみもたっぷり含まれています。加えて野菜。玉ねぎなども入っていますが、本当にシャキシャキ、コリコリっとした食感ですごく甘い。野菜の持つおいしさがじわじわと出てきます。
この食感を楽しめると、お客様やバイヤーさんからも好評をいただいています。

―こだわりのポイントは?

小林 昆布やわかめと野菜の配合です。最終的に野菜の味はすごく出せましたが、わかめだけだと海の味が弱い。そこで、昆布を入れることにしました。使用したのはがごめ昆布。旨味がぎゅっと出て、ベストでした。

―今後の展望をお願いします。

小林 日本だけではなく、海外も視野に入れた小売事業をもっともっと発展させていきたいと思います。マツオのマークを、もっといろいろなところで見れるような形にしたい。
大手さんとのコラボレーションやECサイトでのブランド構築。戦略を立てて、しっかりとやっていきたいと考えています。世の中の状況がどんどん変わる時代だからこそ、そこに合うような商品をご提案しながら、ブランドの価値をあげていく。そう思っています。

―貴重なお話をありがとうございました。

「こんぶのぽん酢」(200ml)

「こんぶのぽん酢」(200ml)
価格:¥669(税込)
店名:マツオ COREZO店
電話:076-428-8633
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:
https://shopping.corezo.co.jp/matsuotoyama/products/detail.php?product_id=13093
オンラインショップ:https://shopping.corezo.co.jp/matsuotoyama/

「国産野菜と海藻を味わうみそ汁の具 2袋」(1袋30g)

「国産野菜と海藻を味わうみそ汁の具 2袋」(1袋30g)
価格:¥1,400(税込)
店名:マツオ COREZO店
電話:076-428-8633
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:
https://shopping.corezo.co.jp/matsuotoyama/products/detail.php?product_id=13145
オンラインショップ:https://shopping.corezo.co.jp/matsuotoyama/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
小林幸太(株式会社マツオ 代表取締役社長)

1979年富山県生まれ。2004年に入社。2019年10月同社代表取締役社長に就任。グループ会社3社を束ねながら、現在、食品メーカーとのオリジナル商品の開発し、全国の百貨店やセレクトショップ、スーパーマーケットへの提案に自らも注力をしている。

<文・撮影/青柳舞子 MC/石井みなみ 画像協力/マツオ>

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