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毎日飲みたいまろやかな口当たり。ほんのり甘く、風味豊かな黒豆麦茶。

2024/10/31

今回、編集長アッキ―こと坂口明子が気になったのは、遠赤炭火焙煎の黒豆麦茶。口当たりはまろやかで、優しい味わいが魅力的なお茶です。ノンカフェインでホットでもアイスでも飲むことができる黒豆麦茶は20年以上のロングセラー商品。長く愛される秘密を株式会社梶商店 代表取締役の梶清則氏に取材スタッフが伺いました。

株式会社梶商店 代表取締役の梶清則氏
株式会社梶商店 代表取締役の梶清則氏

―御社の沿革を教えてください。

 創業は、私の父、父のおじ2名の3名だったと聞いています。元々、そうめんなどの乾麺を扱う商売をしていましたが、商売替えをしてお茶を扱うようになりました。

乾麺も、米や小麦粉といったように原材料は穀物。例えば玄米茶にお米が入っているように、お茶と乾麺では、原料そのものが遠すぎません。原料が手に入りやすかったこともあり「麦茶や玄米茶などのお茶類を扱ってみないか」という話になったそうです。

創業後は、宇治や滋賀にある業者さんやメーカーさんに卸すことが主軸でした。その後、インターネットが普及し、製品のPRも兼ねて自社のECサイトをオープン。皆様にも販売するようになって、現在に至ります。

―その過程で健茶館というブランドが登場しました。

 健茶館は梶商店が培ってきた長年の経験をもとに、健康に特化したお茶を作っていこうと立ち上げた新しいスタイルのお茶ブランドです。日本や世界にあるおいしいお茶の中から、「選ぶ楽しさ」「飲む楽しさ」をお届けしています。いつも飲むお茶とはひと味違った雰囲気を味わえるブランドです。

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すっきりとした飲み口の黒豆茶麦。
ホットでもアイスでも飲みやすいので季節を問わずに楽しめる。

―ブランドの主力製品は?

 黒豆茶は、そのひとつです。2002年くらいに商品化をしたのですが、全国的にヒットして、一気に広がりました。その黒豆茶とベースが同じである黒豆麦茶も人気があります。遠赤炭火焙煎で仕上げた国内産大麦と、丹念に焙煎した北海道産黒大豆をブレンドしていて、ほんのり甘くまったりとした味わいです。

―黒豆茶麦の特徴は?

 まろやかな香りと甘みです。万人受けするような風味にも仕上がっています。麦と黒豆は、元々相性がいいものです。麦は香りが強いのですが、黒豆とブレンドすると香りが少し柔らかくなる。加えて甘みが増して、まろやかになります。

さらに焙煎することによって、このまろやかさがもっと際立つ。黒豆麦茶は、生の黒豆を焙煎する方法と炭焼き焙煎の大麦を用いて作っています。これにより風味、深みが強くなる。飲み口が変わりますし、おいしいです。

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水出しの場合は抽出がよくわかる。
ただし10分以上つけておくと、色が濃くなるのでティーバックは取り出して。

―煮出す方がよりおいしいですか?

 煮出しでも、水出しでも飲むことができるので、お好みで味わっていただけたらと思います。抽出時間はとても早いです。特殊な焙煎方法を使っているため、抽出性が非常に良くなっています。なので、水出しはだいたい1リットルのお水に1パックで10分。その後、ティーバッグを取り出して、冷蔵庫で約1〜2時間冷やし、飲む前に軽く振ってください。

煮出しの場合は、1.5リットルに1パックで5分弱です。お好みの色が出たら火を止め、ティーバッグを取り出してください。煮出した後は、そのまま飲んでもいいですし、冷やしてもお飲みいただけます。

その際の注意点としては、煮出し時間。水出しでも30分ほど入れておくと、色が真っ黒になるので驚かれる方もいます。苦みなどが出ることのはないので普通にお飲みいただけますが、黒くなってしまうので取り出すことをおすすめします。

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ノンカフェインで体にも優しい黒豆茶麦。
コクがあっておいしく白米などにもぴったり。
食事のシーンでは欠かせなくなりそう。

―おすすめの飲み方や食べ物との相性を教えてください。

 ホットでもアイスでも飲めますし、お食事などは何でも合うと思います。麦の香りは抑えられていて、風味がよく出るタイプです。口当たりの最後には、黒豆の甘さがぐっときます。でも他の料理の味を邪魔しないので、合わせるメニューは選びません。

麦茶の代わりに黒豆麦茶をお飲みいただくお客様も多いのも特徴ですし、20年以上のロングセラーでもあります。ノンカフェインなので、お子様でもご年配の方にもおすすめできる優しい商品です。

―今後の展望を教えてください。

 当社はメーカーなので、新しい商品も出していかないといけません。社内にマーケティング部門を立ち上げ、試行錯誤をしながら皆様においしいお茶をお届けしていきたいと思います。

近年は、体に優しいノンカフェインであったり、袋にチャックが付いていたりするような利便性の高いタイプが好まれる傾向にあります。そんなふうにお客様のニーズを聞いて、商品化を進めていきたい。さまざまな新商品を拡充させていけるように、開発を続けていければと思います。

―貴重なお話をありがとうございました。

国内産黒豆麦茶

「国内産黒豆麦茶」(8g×27袋)
価格:¥400(税込)
店名:株式会社梶商店
電話:0120-410-303(9:00~16:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://kajishouten.jp/products/detail.php?product_id=62
オンラインショップ:https://kajishouten.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
梶清則(株式会社梶商店 代表取締役)

1960年1月『モノづくりの街』東大阪に生を受ける。1990年に梶商店入社、常務取締役として営業に従事し、健康茶の取り扱いラインナップを増加させる。2014年社長就任。社長業の傍ら現在も営業活動に努める。社長就任中、淡路工場を新設する等、企業の事業拡大に貢献している。

<文・撮影/青柳舞子 MC/三好彩子 画像協力/梶商店>

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