急須でいれたような本格緑茶が味わえる!老舗茶舗こだわりのティーバッグ2選
2025/01/14
ご自宅に急須、ありますか?
ペットボトルで緑茶を飲む機会は多くても、急須に茶葉を入れてお湯を注ぎ、お茶碗に丁寧についで飲む習慣のある日本人は、年々減少傾向にあるのだとか。
今回、アッキーこと坂口明子編集長が気になったのは、創業300年を超える老舗中の老舗が、お茶離れを防いでおいしい緑茶に親しんでもらうためにできることを、と独自開発した、ティーバッグです。江戸時代から伝統的な本物のお茶一筋に営み続けるお茶屋さん、福岡県福岡市博多区の株式会社光安青霞園(みつやすせいかえん)茶舗がティーバッグに込めた思いとは。当代社長のご子息である営業部長の光安伸之氏にスタッフが取材しました。
株式会社光安青霞園茶舗 営業部長の光安伸之氏
―喫茶室が併設された、趣のある店舗ですね。
光安 商人の町博多の大動脈と言われる官内筋に、享保元年(1716年)の創業以来ずっとこの地で店を構え、今も本店として営業しております。現在は、福岡県産の八女(やめ)茶を中心に常時約100種ほどのお茶と、茶道具なども販売。約100種のなかの20種ほどを喫茶でお出ししていますので、そこから選んでお茶菓子2種とともに飲んでいただき、お気に入りがあればご自宅や贈答用としてお買い求めいただけます。
老舗ならではの和風の落ち着いた店舗。
お茶を飲みながらゆったりとお買い物が楽しめる。
―こちらは以前、JALのCMのロケ地にも使われたとか。
光安 JALの機内CM「行こうぜ!ニッポン」九州編の撮影で、タレントさんがいらっしゃいました。昔の店舗は裏が自宅になっていて土間で繋がっていたんですよ。自宅の方は空襲で焼けたときに建て直したそうですが、店は10年くらい前まで戦前の古い建物をそのまま使っていました。喫茶併設として建て替える際に、梁など古い建材をできる限り利用したので当時の趣が残っていて、撮影にも映えるのかもしれませんね。
貴重な昭和の時代(昭和42年4月)の店舗写真。
―ご自宅…ということは、実際に住んでいらっしゃるのですか?
光安 はい。ここで育って、ずっと住んでいます。物心ついた頃から店舗と家が一緒で、学校から「ただいま」と帰ってくるのはお店でした。12代目にあたる現当主の父も住み込みの従業員もいつも一緒にいる、職場兼自宅です。従業員のなかには他のお茶屋さんの跡継ぎの人などもいて、2~3年修行して巣立っていったり。食事もお茶の時間も一緒、夕食後も皆でお茶仕事、そんな家庭でした。先代の祖父も隣に住んでいたので、子どもの頃はよく遊びにいって、一緒にお茶を飲ませてもらっていました。
―跡を継ぐべくして継がれる、という感じなのですね。
光安 さあ、継ぐぞ!という意識もあんまりないのですが、幼稚園の頃から将来の夢を聞かれると、当時流行りの警察官や消防士などではなく、「お茶屋さん」と答えていました。父は「継がなくても、好きなことをやればいい」と言っていましたが、お茶屋になるのが自然な流れだったんだと思います。現在は仕入れから合組(ごうぐみ)=ブレンド、商品開発、販売、店舗責任者までこなす、営業部長です。
―お茶の生産もされているのですか。
光安 お茶の生産は、お茶の葉を育てて摘んで、蒸して揉んで、荒茶(あらちゃ)をつくるところまでが農家の仕事になります。うちは基本的に問屋と小売業主体のお茶屋なので、入札でこの荒茶を仕入れて、火入れや合組をするなどして商品として整えます。それがお茶屋の大事な仕事のひとつ、商品づくりなのです。
日本茶の原料となる、生葉。
一枚一枚、丁寧に茶木から葉を摘んでいく。
―荒茶とは何ですか?
光安 お茶農家は、新茶の時季に生葉を摘んで、24時間以内に蒸して揉みます。今は機械で揉むところも多いですが、昔は下から炭で熱して乾燥させながら、手揉みしていました。水分をとばして均等に乾燥させるため、熱いなかグリグリと揉むのです。その乾燥させた茶葉が、荒茶です。お米であれば精米する前のようなもので、まだ茎だとか粉だとかが一緒に混ざっている状態。この荒茶を買って、茶葉を選り分けるところから、お茶屋の仕事が始まります。
ちなみに茶葉以外の茎は雁金(かりがね)または白折(しらおれ)などと呼ばれ茎茶として、もっと細かい部分はふるいにかけて選別し、粉茶として販売します。
生葉は摘んだら24時間以内に蒸して揉まないと、発酵が進んで緑茶ではなく茶色いウーロン茶になってしまいます。農家は1日に作業ができる量に限度があるので、広大な畑から一気に摘むわけにいかず、摘まなかった新芽は日ごとに成長していきます。つまり、同じ茶畑や茶農家でも荒茶の出来具合は毎日違うということ。蒸し方、揉み方によっても差が出ますし、天候や木の樹齢にも左右されます。荒茶の品質を見極めて仕入れる技術は、お茶屋の腕の見せどころです。
―荒茶は、どうやって仕入れるのですか?
光安 昔は京都などの生産農家から直接買いつけていましたが、昭和初期くらいに福岡県の内でも八女茶がおいしいと評判になり、八女の生産農家から少しずつ仕入れるようになりました。当時は他に契約農家があったのですが、八女の農家さんとは共にこだわって、おいしい茶葉を研究する間柄に。次第に、八女茶を軸に据えつつ、他地方に良いお茶があればそれも仕入れるといった、あえて契約を固定せず自ら産地に出向き、見極めて仕入れる方法をとるようになってきました。
昭和40年代に入ると、入札という制度がスタートして、仕入れ先が集約されることになりました。八女の各地の農家が農協の茶取引センターというところに荒茶を持ち込み、茶商が入札するのです。多い時は400点ものお茶が並び、1キロいくら、などと札を入れて、いちばん高値をつけた茶商が落札し買い取る仕組みです。そのため、よく吟味して仕入れなければなりません。お茶屋の経験と力量が試されます。八女は、玉露など高級緑茶の国内有数の産地となりましたが、今も当店では八女の入札に出向き、納得のいくまで荒茶を吟味して、仕入れております。
―どのように吟味するのですか?
光安 熱湯でお茶をいれ、試飲します。お茶は40度の低温から旨味と甘味の成分が感じられるようになり、80度から苦味と渋味が出てきます。良いお茶は旨味・甘味だけでなく適度な苦味や渋味も必要ですから、熱湯でいれて見極めるのです。入札に出向いての仕入れは手間と時間がかかりますが、荒茶の出来を生で感じ取ることができるという点で、こだわりたい作業です。
お茶は、味・香り・色の3つ揃って評価されます。でもじつは、全てのお茶が荒茶の段階でこの3拍子揃ってすばらしいということはありません。そこで大切なのが、合組です。
例えば、味が抜群に良いお茶と、色と香りは良いけれど味が少し落ちるお茶を、いい塩梅の配合でブレンドすることによって、質の良いお茶として仕上げるなどします。年間通して安定した味の商品を提供するには、合組は必須。当店ならではの伝統のお茶の味をつくり出すため、合組することを見越して吟味しますから、長い経験による見極めの腕が必要とされる、お茶屋としての大事な技術なのです。
合組によって、それぞれのお茶の最大限の魅力が引き出される。
―とても繊細な作業を重ねて、お茶の味が決まるんですね。
光安 最後は好みかもしれません。でもこれこそが、私自身が幼少期から飲んでいる、うちの店の味、私の好みのお茶をつくる行程です。先代には、「この目・この鼻・この口をすべて駆使してお茶を見抜け」と教えられてきました。五感を使って選りすぐりの荒茶のみを仕入れ、1種類ごと丁寧に選り分け、火入れをし、合組したうえでお届けする。そのことにこだわり続けたいと思っています。
―そうなると、今回ティーバッグでのご紹介というのは意外な気がします。
光安 「プレミアムティーバッグ」は、お客さまの声から生まれた商品です。「旅先の旅館などで飲むリーフのお茶やティーバッグのお茶がおいしくない所があるから、持ち歩けるおいしいティーバッグの日本茶をつくってほしい」と言われて開発したものです。
一般的に、よくあるティーバッグには荒茶を仕上げたときに出る粉(出物)や、さらに細かく粉砕した泥粉と呼ばれるような安い粉のお茶を使うことが多いのですが、この「プレミアムティーバッグ」は合組した八女の本茶葉を使ってつくっています。なにせプレミアムですから(笑)、急須でいれたのと同じような本格的な日本茶が、手軽なティーバッグで楽しめるようにこだわってつくったものなのです。
素早くいれられるナイロンの三角ティーバッグは、
慌ただしい毎日のお茶いれにも便利。
光安 煎茶、玉露、かぶせ茶、和紅茶、抹茶入り玄米茶、ほうじ茶と6種類開発したなかから、今回は飲みやすく、旨味のある、かぶせ茶をご紹介いたします。かぶせ茶は、新芽の育成期間中に覆いをして日光を遮ることで、旨味成分を多くしたもので、煎茶より甘味があり玉露よりすっきりした味わいです。渋味が少ないので飲みやすく、爽やかな甘味を楽しめると思います。もちろん、急須でいれてもおいしいですし、少し熱めのお湯を注げば2煎目も同様にお楽しみいただけます。
湯呑茶碗がなくても、まるでコーヒーを飲むように
マグカップで手軽に本格緑茶が楽しめる!
―水出し煎茶「冷香(ひやか)ばい」の方は?
光安 こちらは、水で出やすい品種の本茶葉を使って、香りも色も本格緑茶に近づけるように開発したティーバッグです。お茶は湯でいれると湯気が立つのでいい香りがするのですが、水だとなかなか香りが立ちません。そこで、乾燥を強くして香ばしくしているのですが、そうすると茶色く変色しやすいのです。変色を防ぎつつ香りも保つため、火入れの調整を4段階くらい変える独自の製法で、深みのあるグリーンと豊かな香りに仕上げました。
粉茶を使った、えぐみのある香りのないよくある水出し煎茶とは一線を画す、清涼感あふれる味わいです。
爽やかで香り高い冷製煎茶が飲め、
保管も便利なチャックつきのアルミ袋入り。
―楽天ショップでの人気ナンバー1だそうですね!
光安 自宅の水道水(一度沸騰させて冷やしたもの)で、暑い夏でも気軽にすっきりとおいしい水出し煎茶が飲めるということで、ティーバッグ商品で不動の人気ナンバー1となっております。
ミネラルウォーターなどではなく、どこにでもある普通の水道水(一度沸騰させて冷やしたもの)でおいしくなるようつくっている、というところもこだわりポイントで、実店舗でもあえて水道水(一度沸騰させて冷やしたもの)でいれた「冷香ばい」を提供して実感していただいています。
冷水はもちろん、熱い湯でいれてもおいしく飲めるところも
人気が高い理由のひとつだとか。
光安 「冷香ばい」は、夏にすっきりと飲めるような味と口当たりに仕上げ夏期限定商品にしていたところ、年じゅう飲みたいとのお客さまからのご要望が多く、通年商品になりました。
―水道水をそのまま注いでよいのでしょうか。
光安 本茶葉の水出しをおいしく飲むポイントは、冷たい水でつくって水の温度をできるだけ変えないことです。お湯でつくってそのまま飲むならいいのですが、それを冷蔵庫で冷やすと、色が悪くなってしまいます。温度変化がお茶の品質を変えてしまうのです。ですから、一度沸騰させた水道水を飲みたい温度に冷やしてからつくることをおすすめしています。空のペットボトルか冷水ポットに一度沸騰させて冷ました水道水を入れて冷蔵庫で冷やしておき、そこにティーバッグを入れるとラクですよ。
冷水ポットまたはペットボトルに
一度沸騰させて冷ました水道水を入れて冷蔵庫で冷やし、
ティーバッグを入れる。
飲む前に冷蔵庫から取り出し、よく振るかかき混ぜて…。
グラスに注げばでき上がり。
ティーバッグはポットに入れっぱなしで大丈夫。
光安 ちなみに、熱いお茶を冷やして飲みたいときは、たっぷりの氷を入れたグラスに、濃い目につくって一気に注ぐと、色が変わりにくくなります。うちではこれをロック茶と呼んで、熱いものが苦手なお子さまなどにお出しします。
―茶葉の扱い方、奥が深そうですね。
光安 とにかくお茶は、できるだけ温度変化を少なくしてあげることを覚えていただければと思います。例えば茶葉を購入した際、未開封ならパッケージのまま冷蔵庫や冷凍庫で保存してもOKなんです。ただし、開封するときは冷蔵庫から出し立てをすぐ開けるのではなく、できれば1~2日おいてください。すぐ開けるとせっかく乾燥させた茶葉に結露がついて、水分を吸ってしまうからです。開けたあとは高温・多湿を避けて常温保存。再び冷蔵庫に入れると茶葉が傷んでしまう可能性がありますし、移り香のもとにもなりかねません。
急須でお茶をいれるときも、湯を残さず最後まで注ぎきることがおいしく飲むコツです。急須の中で浸しっぱなしにすると、温度が下がって渋くなってしまいます。
―急須でお茶をいれる場合の、おいしいいれ方はありますか?
光安 まず急須に満タンにお湯を入れないでください。隙間をつくらないと茶葉が動きません。急須のサイズにもよりますが、半分から多くても8分目くらいまで湯を入れて、煎茶であれば20~30秒ほど蒸らします。蒸らしたら茶葉が泳ぐように少し急須を回し、人数分の湯呑に手首を返しながら順にちょこちょこついでいきます。
茶葉を動かして味や色を出すようにいれ、最後の一滴まで出しきります。浸している時間が長いと、温度が下がって茶葉も開ききって渋味が出てしまうからです。いれる際の適正温度は60度です。電気ポットなどで80度設定にして湯を沸かし、いったん湯呑に注ぎ茶碗を温めておきます。それから茶葉を急須に入れると、ちょうど用意している間に10度ほど下がり、茶碗から急須に入れるとまた10度下がり、だいたい60度くらいになっておいしいお茶をいれることができます。
―おいしいお茶の葉を選ぶコツも教えていただけますか。
光安 お茶は種類が豊富ですし、100g 1万円もする高級本玉露から、量販店で売っているような100g 300円くらいで買えるものまで、価格もいろいろあって本当に難しいですよね。煎茶であれば、私は80~100gで1,000円くらいが普段使いのお茶としてはちゃんとおいしいものが飲めて、妥当なのではないかなと思います。
日本を代表する一般的なお茶が、煎茶。
まろやかな旨味と甘味があり、すっきりとした渋味と爽やかな香りが特徴。
―少しお高いようにも感じますが…(笑)。
光安 買って得するお茶、損するお茶があることをぜひご説明させてください。
まず、新茶の時季は年に4回あって、立春から数えて88夜目、5月の初めが春の一番茶となります。これは葉がまるで赤ちゃんの手のようにやわらかく、旨味があっておいしい。「夏も近づく八十八夜♪」と歌にも歌われるように、いわゆる茶摘みの始まりのお茶です。
一番茶を摘んだ後、また新芽が出てきます。これが6月頃の二番茶。少し日差しが強くなって、葉は小中学生の子どもの手くらいのかたさになります。三番茶は7~8月、夏の日差しに当たって、中年のおじさんの手ですかね(笑)。最後の四番茶ともなると、ガサガサの手です。
この二番茶、三番茶でだいたい100g 500円くらいの値段のお茶です。もちろん農家さんが一生懸命揉んだり、お茶屋が合組したりするので、一概には言えないのですが、単純な考え方として、そういう値つけをします。そしてこのランクのお茶だと、だいたい2煎目の味はぐっと落ちます。
ところが、一番茶。これは3~4煎、先ほどお話ししたようにきちんといれていただければ、5煎目くらいまで、繰り返しおいしいのです。価格は100g 1,000円するかもしれませんが、何度も茶葉を取り換える必要もなく、おいしいお茶が飲み続けられるならば、結果としてお得なお茶だと言えるのではないでしょうか。
―スーパーの棚に新茶が並んでも、残念ながらそこまでは見抜けませんね(笑)。
光安 ぜひ、うちの店舗へいらしてください。詳しくご説明できると思います。喫茶室ももともとそういう「どうやって選べばいいの?」「3,000円の玉露と3,000円の煎茶、値段は一緒で違いは?値段が一緒ならどちらが好み?」といった店頭での疑問にきちんとお答えするために併設したんです。
店舗に併設の日本茶喫茶「茶愉 青霞」では、
店員さんとゆっくり話しながら、本物のお茶の味を愉しめる。
光安 毎月のように買ってくださるお客さまには、「次はこういうお茶もいかがですか?」とご提案したり、「こういうのない?」とご提案いただいたり。そんな対話のなかで「こちらのお茶を旅先でも飲みたい!」という声をお客さまからいただいて生まれたのが、先ほどお話ししたプレミアムティーバッグなのです。忙しくてなかなか急須でゆっくりお茶をいれて飲む時間がとれない方、茶殻の処理がおっくうな方、子育て中のママなどにも、重宝していただけると思います。
―最後に、今後の展望や未来のお茶文化について、お聞かせください。
光安 うちも以前は、地元のスーパーなどの棚にたくさんお茶を並べていた時代もあったんです。100g 200円から始まって、300、400、500、800、1,000、1,200、1,500、2,000、5,000円くらいまでズラッと。スーパーにもバイヤーがいて、一緒にお茶の勉強をして商品開発をしたりしていました。
その頃一番よく売れたのは800円、次に1,000円のお茶です。真ん中を買うのが人間の心理ですからね。たまに1,500円、稀に2,000円、5,000円。ところが時代と共に機械(ポスレジ)でアイテムを絞って、売れる価格帯のみを置くようになりました。そうなるとまず、2,000円のお茶は売れなくなります。たまに売れていた1,500円が棚からなくなったからです。そうすると、もはや高価格帯のお茶はつくれなくなります。いいお茶、おいしいお茶がつくれない。飲み手がいなければ、消費しなければ、生産者がいなくなります。危機感を感じて、スーパーに卸すのはほとんどやめてしまいました。
核家族化もお茶文化に大きく影響を与えています。昔はおじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んで、こたつを囲んで急須を置いて、お茶のいい香りがしてきて…。まさに私の幼少期の風景です。祖父の飲むちょっといいお茶を、熱くて飲めないときはロック茶にして飲ませてもらいました。今はどうでしょう。ペットボトルが急速に普及して、急須のない家庭もどんどん増え、お茶との関係性は希薄になってしまっています。お茶離れも甚だしい、そこへの改革は急務だと考えています。
そのために、新しくECサイトを立ち上げました。まずはティーバッグのお取り寄せを通じてお茶にもっと親しんでいただきたいのです。そしておいしいな、と思ったら、次は最高級と言われる玉露の1回分のパッケージなどもありますから、ちょっといいお茶の葉を使って、急須でいれることもぜひ試してみてください。生産者と「もっとこうして」「旨味が足りない」「色が悪い」「他にない?」などとやり合って吟味に吟味を重ねたお茶は、品質には自信があります。お茶屋のお茶の味が広まることが、お茶文化の未来につながると、信じています。
―お茶屋さんならではの、お茶愛たっぷりのインタビューとなりました。長時間いろいろと教えていただき、ありがとうございました!
「プレミアムティーバッグかぶせ茶」(44g《4g×11p》)
価格:¥1,966(税込)
店名:光安青霞園茶舗
電話:0922-91-0365(土日祝日除く9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/m-seikaen/tk19120140/
オンラインショップ:https://www.mitsuyasu-tea.com/
「水出し煎茶 冷香ばい」(90g《5g×18p》)
価格:¥1,404(税込)
店名:光安青霞園茶舗
電話:0922-91-0365(土日祝日除く9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/m-seikaen/th19120054/?l-id=shoptop_widget_in_shop_ranking&s-id=shoptop_in_shop_ranking
オンラインショップ:https://www.mitsuyasu-tea.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
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光安伸之(株式会社光安青霞園茶舗 営業本部長)
1971年3月18日、博多区生まれ、博多区育ち。大学卒業後、1年半のアメリカ語学留学ののち、県内の量販店に就職。水産関連3年間、食品関連5年間の就労を経て、静岡のお茶問屋にて修行を経験し、入社。現在は営業本部長として店舗責任者も務める。
<文・撮影/亀田由美子 MC/菊地美咲 画像協力/光安青霞園茶舗>