海辺のロケーションとともに特別な時間を演出。味わいの異なる2つのクラフトビール
クラフトビールとは、小規模な醸造所がつくる個性豊かなビール。ビアスタイルも豊富で、シチュエーションで飲みわけたり、料理とペアリングしたり、ビールの楽しみ方の幅が広がるのも人気の理由です。
「HARBOR’S W」のオリジナルビールを手がけたのは、鎌倉ビール醸造株式会社。厳選した素材を使用し、個性的でフルーティーでありながら料理を引き立てるビールに定評がある醸造所です。
「『日常的に飲むビールではない、このレストランならではのビールを』とのコンセプトの元、鎌倉ビールさんと当社とで一から新しいビールをつくりあげました。海辺のロケーションに合うビール、スパのあとに飲む1杯、などシチュエーションの議論からともに取り組み、スタッフが何度も確かめながら生み出した、理想の味です」と語るのは、株式会社東京ドーム・リゾートオペレーションズ・熱海後楽園ホテルの江連悠太さん。
そうしてできあがったのが「カモメ」と「クジラ」の2種類のビール。「カモメ」は、リゾートのメインターゲットである20代~30代の女性をイメージしたそうで、アルコール度数は4.5%。「アロマホップの香りが印象的で、後味すっきり。初めの1杯としても、スパの後の1杯としてもおすすめです」(江連さん)。一方の「クジラ」は、日頃からビールを楽しんでいる男性を主にイメージし、しっかりとしたボディが特徴。アルコール度数も高めの6.0%ながら、口の中にいやな苦みが残らないよう工夫もしたそう。
クリアな黄金色の「カモメ」を口に含むと、柑橘のような香りとさわやかな味わいにほのかな苦みが感じられます。すっと喉をとおりながらもコクを楽しめ、フレッシュサラダや魚介とよく合います。赤褐色の色味の「クジラ」は、芳醇な香りと深い味わいで、ビール通には堪らない味。どっしりとした肉料理にも負けない存在感で、調和も楽しめます。また、バータイムにチョコレートなどといっしょにゆっくり味わうのもおすすめだそう。